http://www.asyura2.com/10/senkyo96/msg/319.html
Tweet |
http://takashin110show.blog119.fc2.com/blog-entry-1046.html
VTR編集によってほとんどのニュースの骨子が展開されるニュースショー。
場面がスタジオに下りてくると、スタジオにいるキャストたちはVTRの内容をネタにして談義する。
やはりニュースショーのキモ、重要なのはVTR。
そのVTR、ほとんどがスタッフによるオンエア前のギリギリまで行われている編集作業の賜である。
現場から揚がってきたVTRから必要な画を選び、時間を整え、音楽を挿入し、ナレーション原稿を書き、演出をし、ナレーションを録音し(または生で)最終作品に仕上げる。ザックリこんな感じだろうか……
必要な画を選ぶとはいえ、たとえば1時間分インタビューを撮ってきたすると、その1時間は一度再生して見て、その中から、これは!というものを選定していかなかればならない。
コツはあるだろうけど、やはり大変だ。普通に考えれば1時間はつかうことになるからだ。時間が勝負の編集作業では重い作業になるだろう。
こんな事を毎日やってのけているというだけでも驚異的だ。
いったいどれだけの労働量とストレスだろうと思う。
さらに、社に戻ってきての作業ですらこうだとすると、現場で言葉を、画を、拾ってくる命を帯びた取材スタッフへのプレッシャー足るや想像だにできない。
いきなり大海原の真ん中に放り出され「何かとってこい」といわれているようなものだ。
シロウトにはただただ、おののくばかりの世界に感じる。
そこはジャの道はヘビ、なにかノウハウがあったりするのかもしれないが、それでも現場100遍が基本だと思う。
大変な仕事だ。
オンエアは待ったなし、拾えなかったじゃ済まない、というのもわかる。故に尊い仕事だ。ホントに尊いのだ。
事実はひとつでも真実は国民の数だけある……だったっけな?こんなことばを拾った。
まさに、芥川龍之介の「藪の中」だ。
そのニュースショーの画面の先にいる国民は「事実」を知りたいはずだ。
いろいろなジャーナリストが、いろいろな角度から、出来うる限り冷静に、自分の感覚で切り取って国民に発表する。 だから、ジャーナリストの数だけニュースがある、というのが健全な姿に近いのだと思う。
「玉石混淆」「あーでもない、こーでもない」が本当のところだろう。
それが
テンポ良く事の筋道が明かされていく。
予想を立て今後の事の成り行きを煽る。
気持ちよく、スカッと、するように、読み解く。
やがてそれは、一方向に。
そこは疑ったほうが良い。
植草一秀の『知られざる真実』
NHKと検察が共謀して証拠隠滅事件を隠滅へ
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/nhk-cb8b.html
“NHKはニュースソースについて「検察関係者からの取材でわかりました」としているが、これは、横行している公務員の守秘義務違反という犯罪に基づくものである可能性が高い。公務員の守秘義務違反はれっきとした犯罪であり、行政は法の規定に従い、適正に犯罪を摘発するべきである。また、報道機関も犯罪のほう助にあたる行動を自制する必要があり、監督官庁は報道機関の犯罪ほう助に対して監督責任を果たす必要がある。”
確かに「関係者」の「顔色」から判断して記事を書くという岸井のような超能力を持たないと、間に合わないこともあるかもしれない。杓子定規にやっていると先のスタッフの皆さんの努力が無に帰す事もあるかもしれない。そんなことは出来ないと考えるのが情だ。情はわかる。(はたして情で行われているかどうかはさておく)
しかしこの「関係者情報」は、植草一秀さんの言葉が示すように……
「公務員の守秘義務違反」という「罪」を犯した末に出てきた情報かもしれないのだ。
罪を犯した末にその罪をかばいながらネタにするというのは、犯罪者を「幇助」することになるとの指摘だ。つまり、報道する側も「罪」を犯している、ということだ。
もしこれが「犯罪」であるならば、行政は当然「摘発」しなければならないのはもちろん
もしこれが「犯罪」であるならば、報道機関は「関係者からのリーク報道」を自主規制する必要がでてくる
もしこれが「犯罪」であるならば、監督官庁は、リーク情報を流した報道機関に対して「監督責任を果たす」必要がある。
当然のことです。
罪を犯してでも取ってきたスクープなんだ……は通用しないはず。それは本当なのか?どうか?その関係先……この場合は検察か?法務省か?どちらかが正式な記者会見をしてそのリーク情報について明らかにしなければならないリスクが伴う。
繰り返すが、正式な情報であるならば、検察が記者会見をして説明をしなければならない。
リーク情報を「私どもからの検察関係者への取材で明らかになりました」で、ひっくくって良しとしていること自体が、怪しいと思わないといけない。
もしやるとしたら「私どもからの検察関係者への取材で得た情報です。真偽は、明日○時からの記者会見で明らかになります」とやるか、「私どもからの検察関係者への取材で明らかになりました情報を○時からの検察の緊急記者会見を行い質問し、得られたものです。」っての発表するのが正しいだろう。
っと、そんなことをつぶやいても、もれ出てくる、もっともらしい「関係者によると……」という「犯罪者とその共犯者」が声高に宣う押しつけられることになる国民。
「お伝えします……」という、その立派そうなトーンを「疑う耳」と「疑う頭」をもって、ネット情報と照らしながらしっかり見ていくしか、身を守る手立てはなさそうだ。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK96掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。