http://www.asyura2.com/10/senkyo96/msg/300.html
Tweet |
http://sun.ap.teacup.com/souun/3381.html
2010/9/28
「戦略・戦術なき外交では、日本が追い込まれる:ムネオ日記」 憲法・軍備・安全保障
ムネオ日記より。
2010年9月27日(月) 鈴 木 宗 男
仙谷官房長官が午前の記者会見で、中国人船長の釈放について、「結果として検察当局の判断によって、のどに刺さったトゲは抜けた」と話しているが、本当に検察だけの判断かと言いたい。
24日、那覇地検の鈴木享次席検事は「我が国国民への影響と今後の日中関係を考慮すると、これ以上身柄の拘束を継続して捜査を続けることは相当でないと判断した」と述べている。
検察が日中外交を心配するかのごとき話をするのは、越権行為である。
あわせて、北京の丹羽日本大使はどの様な考えだったのか。
経済人を通じ、前原外相に働きかけがあったとの情報もある。
人気blogランキング <-- クリックしていただくと、より多くの方に読んでいただけます。応援よろしくお願いします。http://blog.with2.net/rank1510-0.html
検察だけの判断で釈放を決めたとしたら、官僚主導、官僚政治である。
政治主導があって当然なのに、触れないのはどういう訳か。
何よりも、国益を毀損(きそん)することは言語道断である。
国会が始まれば、この点、国益の観点からしっかり議論してほしいものである。
中国を訪問しているロシアのメドベージェフ大統領は、26日に大連市旅順で「いかなる歴史の歪曲も許さない」と演説している。
ロシア、中国両首脳も、対日戦勝の歴史観について同一歩調を取ってくる。
日本は袋小路に陥(おちい)り、孤立化の道を歩まされるのか。
また、今日の北海道新聞夕刊は、メドベージェフ大統領が29日にも国後島、択捉島を訪問する計画を立てていると報じている。
これはまさに「国後、択捉については日本に引き渡さない、歯舞、色丹の2島のみだ。それで嫌ならば、もう結構だ」というロシア側の考えではないか。
鳩山由紀夫総理の時は、ロシアにも日本に対する期待感があった。
しかし菅総理になってから、日ロ関係は再び冷え込んでしまった。
その証左の一つが、9月2日を「第二次世界大戦終了の日」の記念日とする法律がロシアで可決されたことである。
この記念日は、名称に日本は出ていないものの、事実上、対日戦勝を記念するものである。
戦略・戦術なき外交では、日本が追い込まれる。
その意味で、前原外相、仙谷官房長官の一連の船長釈放に対する発言は、国民の理解を得られていない。
きちんと国民に説明責任を果たし、国民の支持、支援を得ずして、日本外交はないのである。
意識改革、頭づくりをしっかりやって戴きたい。
人気blogランキング <-- クリックしていただくと、より多くの方に読んでいただけます。応援よろしくお願いします。http://blog.with2.net/rank1510-0.html
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK96掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。