http://www.asyura2.com/10/senkyo96/msg/297.html
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http://31634308.at.webry.info/201009/article_32.html
まだ、国会で何も仕事をしていないのに、次々と菅内閣の実力のなさを露呈してきている。マスコミも代表選挙で小沢氏をコケ落とし、菅氏を持ち上げた手前何故か菅氏を批判しない。摩訶不思議である。余程菅内閣が続いてほしいらしい。国内問題も無能ぶりを発揮しているが、外交に至っては本当にズブの素人が政治を行っているようだ。
鳩山前首相から中国問題で自分ならもっとうまく処理していただろうと言われては菅首相もおしまいである。いつも偉そうに自分は何でも出来るというような顔をして話している前原大臣も全くの役立たずであることがわかってしまった。
日本も外国から完全に政府の足元を見られなめられてしまった。日本と政争をした中国とロシアが「第2次大戦終結65周年に関する共同声明」を出した。以下がその記事であるが、まさに日本と領土問題を抱えている中国とロシアに完全に包囲網を敷かれた形になった。
中露、共同声明に署名…領土巡る新たな対日圧力http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100927-OYT1T01102.htm?from=main5
尖閣
【北京=大木聖馬】中国の胡錦濤国家主席とロシアのメドベージェフ大統領は27日、北京で首脳会談を行い、「第2次大戦終結65周年に関する共同声明」に署名した。露大統領府によると、声明は、中露が「大戦の歴史を捏造(ねつぞう)し、ナチス・ドイツやその同盟者を英雄視する試みを非難する」内容になっている。尖閣諸島を巡る日中対立が深まる中、領土を巡る対日摩擦を抱える中露が日本への圧力をかけた形だ。声明はまた、中露両国が「大戦の結果と教訓について非常に近い立場である」ことを明示した。大戦を終結に導いた両国の貢献を評価し、同時に、中露の歴史認識の「正しさ」を主張する狙いがある。新華社通信によると、胡主席は会談で、「両国がそれぞれの核心的利益に関する問題で互いに協力し合う」ことを提案した。中国は領土保全など主権に絡む問題を「核心的利益」と位置づけており、胡主席の発言には、尖閣諸島を巡る日本との対立を念頭に、ロシアの協力を取り付ける狙いがあるのは確実だ。メドベージェフ大統領は、地域問題で中国と密接に協調していくと言明した****
これは明らかに日本が米国一辺倒に傾斜した管政府への強い不満の表明と揺さぶりである。小沢氏が代表になっていたら明らかに全く違った景色になっていただろう。また鳩山氏もロシアと強いパイプを持っている。中国とロシアは日本に対する共通の領土問題を抱えており、小沢氏などと格が違う菅氏の足元を見て今が一番の攻め時と考えているのであろう。したたかである。
菅執行部は誰が見ても世論を気にしてこざかしく動き回るものばかりである。どんなに批判があろうと自分の政治生命、命を掛けて信念を貫く覚悟のものはいないようだ。挙党体制を拒否した菅内閣の崩壊が始まったと考える。小沢氏グループ、鳩山氏、輿石氏を入れた体制にしていれば外国も無視は出来なかっただろう。
日本の国民も本当に情けない。今頃いくら菅氏を怒ってもそれは国民の責任である。それこそマスコミの口車に乗っかりどこへ行くかも分からず流されていく責めは結局菅氏を選んだ国民である。菅政権はただでも国会は大変というのに沖縄問題に加えて中国問題まで背負ってしまった。小沢氏は雌伏の時と言っているが、菅氏も安倍総理の時のように、いつ何時政権を投げ出すか分からない。小沢氏の出番も近い。
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