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菅直人首相が無能ぶりを全世界にさらしている。沖縄・尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件をめぐり、中国人船長を釈放しても、中国は「謝罪と賠償」を要求するなど強硬姿勢を変えないのだ。中国によるゼネコン「フジタ」の社員4人の身柄拘束は続き、ハイテク製品に不可欠な「レアアース」の輸入も止まったまま。事実上の責任者とされる「影の宰相」こと仙谷由人官房長官も合わせて、猛烈な批判の嵐が吹き荒れている。
「売国奴!」「辞めちまえ!」
大相撲秋場所の千秋楽だった26日夕、菅首相が優勝した横綱白鵬に総理大臣杯を手渡すために東京・両国国技館の土俵に上がると、客席からすさまじいヤジが飛んだ。その場に居合わせた宮崎県の東国原英夫知事は「公衆の面前でのこういう野次はちょっと辛い」と、自身のブログに記した。
菅首相は中国側が謝罪と賠償を求めていることに対し、「尖閣諸島は日本固有の領土だ。応じるつもりは全くない」と記者団に語ったが、その表情に輝きはなく言葉に力強さもなかった。
ライブドアの「国民は、菅政権の中国船長釈放の対応で怒っていると思う?」とのアンケートでは、80・9%(27日午後1時45分現在)という圧倒的多数が「怒って、直ちに政権返上要求」と答えている。
日本は中国にナメられている。恫喝外交に負け、「検察の判断」として中国人船長の釈放を決めた24日、官邸は「これで中国の反発は収まる」と楽観視していた。ところが、事前調整せずに一方的に譲歩したため「日本に100%の理があるのに、100対0で中国の完勝」(みんなの党の江田憲司幹事長)という屈辱的結果に。
外交では「相手が引けば押す」が常識のため、中国はさらに攻勢を強めている。建設石材や半導体といった製品でも中国から日本への輸出手続きが停滞してきたのだ。
菅首相は26日夜、仙谷氏らと今後の対応を協議したが、事態好転の妙案は浮かんでいない。
こうした中、与野党から批判が噴出している。
自民党の石原伸晃幹事長は「外交音痴で、歴史に残る大失態だ」と批判し、民主党の鳩山由紀夫前首相も「私なら事件直後、中国の温家宝首相と腹を割って話し合えた」と突き放した。民主党の有志議員72人は27日、中国人船長釈放に抗議する緊急声明を発表した。
前代未聞の弱腰外交について、永田町では仙谷氏主導で行われたとの見方が有力だ。その仙谷氏は27日の記者会見で、衝突事故で損傷を受けた海上保安庁の巡視船について「(中国側に)原状回復を請求する」と修理代を請求する強気の姿勢を見せたが、その時期については「現時点で行うか、(日中関係が)クールダウンしてから行うかは別だ」と言葉を濁した。どこまで、卑屈になれば気がすむのか。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20100927/plt1009271601003-n1.htm
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