尖閣諸島近海に大規模油田はあるのか？

　これがどうもはっきりしない。ガス田は小規模なものだと言う報道がある。油田はかなり大規模なものであると言う報道もあるがそれを確認するような報道がない。

　大規模油田があるなら、中国は何としても尖閣諸島を領土だと主張するだろう。ガス田の共同開発で話が付いていたことを中国側がチャラにしたのも、将来の油田開発をにらんでのことの可能性がある。

　今回の中国漁船の事件での日本側の対応のまずさは、この海底油田が実際にあったとしたら、日本へそれこそ計り知れないほどの経済的な被害を与えたものになる可能性がある。

　一般に公表するかどうかは別にして、政府レベルで尖閣諸島付近の海底油田についてその評価をきちんとしておくべきだろう。

＊6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは？」から一連番号を付しています。＜＜185＞＞ 　

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コメント
01. 2010年9月27日 06:52:29: DmCC9k6hHM 　海底油田開発は、メキシコ湾の油井からの原油流出事故で、巨大な環境破壊の元凶と証明されたばかりだ。今後の地球環境汚染をまったく考えない海底油田開発は取り止めるべきである。 例え、油田からの原油噴出を止めても、それまでに空気中に放出されたガスによる人体への悪影響は計り知れない。現実に、呼吸器や皮膚への障害が発表されている。 　中国人は、マナーやルールを無視する国民だから、国連決議でもしない限り、ぜったい、海底油田開発は止めないだろう。あたり前の常識さえ無視する教育程度の低すぎる点がもどかしい。
02. taked4700 2010年9月27日 13:27:24: 9XFNe/BiX575U : A95BwvurYs 尖閣沖の海底油田の規模がどうなのかはまだよく分かっていないので、それとは別に、海底油田の開発が可か否かということなら、自分としては、可ではないかと思います。 メキシコ湾での事故はひどいものでした。しかし、噴出防止装置（ＢＯＰ）のさらなる改良も今回の事件で行われるはずです。 メキシコ湾での最終的な漏れだし停止は、別の井戸を掘ってそこからセメントなどを流し込むことでやられた様子です。そうであれば、ＢＯＰとは別に最初からそういった別の井戸（噴出を止めるための井戸）を掘るようにすればいいのではと思います。コストがかさむのは目に見えていますが、コストが引き合うぐらいに原油が上がる可能性があります。 海底油田の位置がはっきりしないのですが、尖閣諸島に一時貯蔵所を作り、そこへ油田からパイプラインを引けば、設備費はそんなにかからないように思います。 ただ、どの程度の規模の油田かそれがはっきりしないので、何か地上から、または、海上から調査がもっと正確にできるのではと思ったのです。

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