http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100926-OYT1T00567.htm

【北京＝佐伯聡士、香港＝槙野健】沖縄・尖閣諸島（中国名・釣魚島）沖で起きた中国漁船衝突事件で、菅首相が２６日、「謝罪と賠償」要求を拒否したのを受け、中国の胡錦濤政権は、訪日観光の自粛や閣僚級以上の交流停止などの報復措置を当面継続しながら、日本側の出方を見極める構えだ。

日本が再び強硬姿勢を示せば、一層の報復措置を発動する可能性もある。

　中国側は、「謝罪・賠償」要求を「当然の権利」（姜瑜(きょうゆ)・外務省副報道局長）として、一歩も譲らぬ姿勢を示している。すでに船長釈放で「譲歩」（外交筋）し、事態の沈静化を望む菅政権がさらに歩み寄ってくるのを待っている模様だ。

　事態打開に向け日本側が探るハイレベル会談は、「謝罪と賠償」協議の場にしたい考えとみられる。

　一方、尖閣周辺での中国漁船の動きがさらに大胆になるとの懸念は、ますます高まっている。日本側に釈放され、「英雄」扱いされる中国漁船の●其雄(せんきゆう)船長は２５日、香港メディアなどに「釣魚島に行き、漁がしたい。機会があれば、また行く」と語った。（●は「擔」のつくりの部分）

（2010年9月26日22時01分 読売新聞）
　

コメント
01. 2010年9月26日 22:34:25: EszHBBNJY2 今度は、護衛艦連れて数千隻の漁船で来るってさ。英雄だな！
02. 2010年9月26日 22:36:06: EszHBBNJY2 外交は引いたら終わりなのさ！ 引くにも引き方や負けるにも負け方がある！ 無条件降伏は外交では、死ぬのと同じ！
03. 2010年9月27日 00:10:36: mqHTuxbFVE 今朝、内田樹氏が今回の中国漁船衝突問題について、ブログで貴重な指摘をしていたが、夕方再度アクセスしようとしたら、アクセス困難になっていた。ネトウヨからか中国の反体制派からかわからないが、サイトが攻撃にあっている模様。 http://blog.tatsuru.com/ 内田氏の指摘というのは、次のようなこと。 中国はなぜ強硬姿勢にでるのか？ 中国の歴史を考えれば、自ずとわかる。先進国の中で、中国ほど、外国からの侵略で悲惨な目にあった歴史を持つ国はない。そのため、トラウマが非常に強い。このトラウマの強さは日本人の想像を超えるものである。その上、現在でも多数の少数民族を束ねて、国境を保っていかなくてはならない。一つでもミスをしようものなら、少数民族が独立したり、体制の崩壊に直結するという、綱渡りの緊張感で外交をしている中国のような国と、日本のように、どんなアホな政権でも暴動になったり体制が崩壊したりするおそれがない民度の高い国（笑）とでは、所詮、緊張感が違う。『負けしろ』に余裕があるのだから、日本は断然優位に立っている。 中国を理解すれば、自ずと大人の外交ができるものを・・・ といった要旨（だったと思う）。 右も左も中国になめられるな！の一辺倒で喧しいこの一週間、 内田氏の指摘は、さすがに知識人といわれる人だけあって、見識が一段も二段も上手だと感じた。中国の事情ってものをまるで理解せずに闇雲な策に打って出た日本政府（官僚も政治家も）はやはり、外交音痴といわれても仕方がない。 それにしても、内田氏のサイト、復活できるかな・・・。
04. 2010年9月27日 00:37:24: D2A3UO63t6 >>03 内田のどこがさすがなんだ？ あれだけユダヤ人の定義を研究しているのに６００万確定に使われたユダヤ人の定義を出す事をさえできていない。
05. 2010年9月27日 07:26:01: sgbIBD1c3U >「釣魚島に行き、漁がしたい。機会があれば、また行く」と語った。 Ｖサイン出してたよね。 やっぱり、孫の逮捕で祖母が悲しんで死んだというのは、大嘘か。
06. 2010年9月27日 09:49:04: CRer5rROIE ＞尖閣に「また行く」 またお来し下さいw 今度は、接待の途中でお引取り願う無作法なマネは致しませんからw

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