写真　ゲンダイ的考察日記より転載
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2010/09/25(土) 07:25:22

[ニュース　事件] 不良検事１人の逮捕では終わらない、検事総長のクビも飛ぶ！
検察崩壊前夜の様相

厚労省の村木厚子元局長の冤罪事件で明るみになった大阪地検特捜部の証拠改ざんは、一不良検事の逮捕で終わりそうにない。きのう（２３日）は捜査を指揮した前特捜部長が事情聴取されたが、騒動は中央にも飛び火し始めた。いよいよ“検察崩壊”の様相だ――。

幹部は大量処分必至、検察官の資格剥奪も

フロッピーディスクの日付を改ざんした前田恒彦主任検事（４３）をスピード逮捕した検察の狙いはハッキリしている。前田検事ひとりに罪をかぶせて、トカゲの尻尾切りをしようという腹だ。しかし、国民がそれで許すと思ったら甘すぎる。

警察官僚出身の亀井静香国民新党代表も「こんなことが警察で起きたら、現場の課長や署長が責任を取るだけでは終わらない」と語った。そして、「立派な検事総長であれば分かるだろう」と続けたのである。検察トップの大林宏検事総長のクビが飛ぶのは避けられない状況だ。

「今回のスキャンダルは、前田検事と不仲の同僚検事が新聞社にリークしたのが発端とみられています。マスコミを使った世論操作が“お家芸”の検察が、リークで自らのクビを絞めているのだから皮肉です。いまや霞ヶ関では大林検事総長の辞任はもちろん、ナンバー２の伊藤鉄男次長検事、証拠改ざんを把握していたとみられる大阪高検の梶原一夫刑事部長、大阪地検の小林敬検事正、そして事情聴取を受けた大坪弘道前特捜部長、佐賀元明前副部長らにまで責任問題が及ぶといわれています」（司法関係者）

しかも、小沢捜査では味方した検察審査会が、今度は検察に牙をむく可能性が出てきた。
前田検事が担当していた朝鮮総連本部の売却をめぐる緒方元公安調査庁長官の事件も、証拠に不備がありそうで、弁護側は前田検事を偽証容疑で最高検に告発する方針を固めている。たとえ不起訴になっても市民が告発し、検察審査会にかけられ、強制起訴の結論が出ればアウトだ。

この事件は、東京地検の次期特捜部長といわれる落合義和副部長（当時）が担当していたし、同じく前田検事が担当した福島県知事の汚職事件もヤバイとされる。こちらは小沢捜査を指揮した佐久間達哉前特捜部長が指揮していた。俎上に載せられるかもしれない検事たちは戦々恐々だ。

形骸化している「適格審査会」を生かす好機
いつもフンゾリ返っている検察上層部もオロオロしている。
「検事総長や東京高検検事長ら幹部は、１社５分間などと決めて個別にマスコミ取材に応じるのが通例です。ところが、それを次々にドタキャンしている。検察ベッタリの司法記者にまで『情けない連中だ』と失笑されています」（霞ヶ関事情通）
検察が左遷されたりクビになるだけでなく、資格を剥奪される前代未聞のケースになる可能性もある。

元社民党代議士の保坂展人氏が言う。
「あまり知られていないが、国民の申し立てで不適格な検事を罷免できる『検察官適格審査会』という組織が法務省に置かれています。国会議員など１１人の委員で構成されており、ここが資格剥奪の判断をする。これまでは自民党議員が検察とのなれ合いで委員に就いていたため、ほとんど形骸化していました。２年に１回しか審査が開かれず、過去に罷免されたケースは行方不明になった広島の副検事１人だけ。年間予算はわずか１６万円で、弁当代と交通費しか出ない。しかし、今回の事件でこの機関が改めて注目されています。法務大臣が決断すれば、すぐにでも審査会を開始できる。菅内閣はここでしっかり検察官をチェックしなければ、政権交代をした意味がありません」

すでに前田検事ら検察官４人対し、大阪市民が審査申し立てをしている。検察の「わが世の春」もオシマイだ。

（日刊ゲンダイ　2010/09/24 掲載）

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★ラ・ターシュに魅せられてより
＜ダメでエースも･･人生最大のピンチです｡ (笑)
連日の厳しい取調べに・・・
｢オレにも人権があるんだ！ キチンと取調べ時間を守れ！ 夜は眠らせろ！ 取調べ中に､机叩くな！ 大きな図体の取調官寄越すんじゃない！ 勝手に供述書作るな！ 早く､カツどん持ってこい！｣など､数々のわがままだけでなく､取調べの可視化まで要求しているそうです｡
流石は､大阪地検特捜部のダメでエースですね！(笑)＞
　（⇒記事全文）

検察の悪行について、ゲンダイは前から取り上げていました↓
★福島県前知事・佐藤栄佐久氏が語る〜“地獄”から生還できた（上）
　（⇒2010/01/27 当ブログ）

★福島県前知事・佐藤栄佐久氏が語る〜検察の暴走と恐怖（下）
　（⇒2010/01/27 当ブログ）

★血だらけの紙オムツ一枚で取り調べを受けた屈辱は絶対忘れない
　（⇒2010/02/10　当ブログ）

コメント
01. 2010年9月25日 20:04:11: RbUUl2zGKI 国民の申し立てで不適格な検事を罷免できる『検察官適格審査会』という組織が法務省に置かれています。 国会議員など１１人の委員で構成されており、ここが資格剥奪の判断をする。 これまでは『自民党議員が検察とのなれ合い』で委員に就いていたため、 ほとんど形骸化していました。 『』ここ重要ですね
02. 2010年9月25日 20:53:14: 2kygrfHAsQ 仙石と検察のﾊﾞｰﾀｰ取引､何れにしても小沢問題には手を緩めない事を確認 ! 小沢離党勧告 1､ 数の穴は公明が埋める｡ 自民のﾊﾞｶも追随は信じられん?
03. 2010年9月25日 21:50:17: WABjt3xtMx 検察官適格審査会を支配しているのが、原田明夫元検事総長。三井環元検事によれば、検察の裏金問題を表ざたにしないよう小泉純一郎元総理に泣きついた、検察腐敗を象徴する人物だ（＝「検察けものみち事件」）。どいつもこいつも腐っていて、それはもう、たいへんなのである。
04. 2010年9月25日 22:12:06: h1gq4lYmaI おい、おい、当時の検事総長は樋渡利秋氏だろ。なんで大林宏氏がクビなんだ？いくらなんでも無理筋だろ。 悪徳ペンタゴンにとって、大林宏氏が検事総長のままだと都合が悪いってことか？
05. 2010年9月25日 22:24:15: vQUQNtBSgQ >>04 お手数ですが下記のコメント欄を下から読んでみてください。大林検事総長は責を負うべきです。 【怨み晴らさずに？アノ公安部長が検察官９人“便乗”告発（zakzak）三井環氏が検察官適格審査会に審査申し立て】 http://www.asyura2.com/10/senkyo95/msg/669.html
06. 2010年9月25日 22:40:41: h1gq4lYmaI >>05 読んだよ。で？ なんで今回の村木事件で大林氏が責を負う必要があるの？
07. 2010年9月25日 22:42:35: h78G77f1qa 前田一人ですむわけないでそ。民野健治さんもいってるでしょ。 「なに言っちゃってんの。そんなに人生、甘くないでしょ」
08. 2010年9月25日 23:05:13: b2yxnir3JE 前田氏一人ですむわけはないとして、 大林氏が責を負う必要があるとは読み取れませんね。
09. 2010年9月25日 23:07:13: vQUQNtBSgQ >>06 じゃ、見解の相違。
10. 2010年9月26日 01:56:47: 6kBD5UlDyg 検察はマスコミにガサ入れ情報をリークして目的地へ着く前に２列縦隊で行進しカーブを曲がるところを撮影・報道させる。このパフォーマンスで「正義の味方」と「威厳」を印象付けしてきたわけである。 しかし、これはガサ入れの情報を事前にマスコミに流し、べったりの関係であることを示す。この前田というおっさん一人だけで歩いていても全く権威がないが今までさんざん法の番人としてこの権威をかさに着て多くの人に虚偽の罪を着せてきたのだろう。 賄賂の受け渡しでその場にいなかった人を有罪にした日歯連の件、さんざん風を吹かせてから逮捕した鈴木宗男の件、賄賂を立件できないのに土地価格が安いから実質賄賂と認定した佐藤元福島県知事の件、ターゲットが明らかに松岡農水大臣であったにもかかわらす松岡議員の「自殺」で捜査を終了した件、フジサンケイＧの買収に走ったホリエモンの件、冷静に考えればその全ての特捜案件が納得できない。ほとんどこじつけかもという疑いが消えない。これらこそ「説明責任」が求められるのではないか。

11. 2010年9月26日 06:00:24: i37fD8kRRc 大林氏は検察の最高責任者として事件の真相とこれまでの冤罪事案を追求し、再発を徹底的に防止することこそ責任を全うすることだと思います。 辞任してお仕舞いというのでは、無責任の極み。 逆に、事件を徹底究明し再発を根絶するのであれば、それで責任は果たしたと考えるべきで、辞任する必要はないと考えますが、いかがでしょうか。
12. 2010年9月26日 08:18:19: 0ruzAX9hXM 　再度申し上げます。亀井さんは洞察力が鈍っている。 　小澤さん、小澤さんの秘秘書三人、石川ともひろ議員、村木さん事件はすべて、小澤一郎抹殺に動いた検察と官僚、自民党、与党仙石・菅一派の底知れぬ謀略・知略であって、これら事件は樋渡最高検事総長の在任期間に起こされている事件です。 　樋渡最高検事総長在任期間中に、伊藤最高検次席検事・佐久間前東京地検特捜部長、大鶴特捜部検事、大坪前大坂特捜部長、佐賀副部長らが取り扱った政治的冤罪事件が多いこと、しっかりと抑えておかないといけません。 　 　フロッピー改竄のこの事件を、公表せず押さえ込もうと思えばできたものを、あえて公表したことは、一重に大林検事総長の正義感と問題意識の表れであり、的確な判断によるものである。 　正義を主張する阿修羅投稿の皆さんは、大林検事総長をぜったいに応援するネット拡散を行う役割を担わなければなりません。 　 　 　間違ったコメントをする人のその背景を見つめて、同調することが無いようにお願いしたい。 　よって、責任を大林検事総長に発展させようとすることも、実は小澤失脚を狙う謀略です。ここで国民が本来の正義を貫こうとする総長を応援しないで何とする。
13. 2010年9月26日 17:42:33: koZ6wVOHhk 今回の件は、地検に「善」が残っていたものと解釈したい。 何故なら、「善」がなければ、経過から考えて摘発はありえなかった。 此の「善」を守ったのが大林総長だ！ これまでの米国隷属組の佐久間・樋渡・大鶴一派こそが悪の枢軸である。その背後にいる自民党清和会の国賊議員どもともども起訴しなくてはならない。
14. 2010年9月26日 23:18:26: HhU5z88Ih2 検察官適格審査会のメンバーの、適格審査が先ず必要。 はあ〜（嘆息）

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