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大阪地検特捜部の主任検事による証拠隠滅事件で特捜への信頼は崩壊。これが民主党の小沢一郎元幹事長に対する検察審査会(検審)の再議決に影響するとの見方が、党内で急速に広まっている。
小沢氏は24日、都内で自身の政治資金パーティーを開き、「天命が下るのを待つ。その時は命を懸けて、お国のために頑張る」と述べ、捲土重来をにおわせた。
その“天命”のひとつが、小沢氏の資金管理団体の政治資金規正法違反事件で、10月中にもある検審の2度目の議決であることは間違いない。
ここで「起訴相当」となれば小沢氏は強制起訴され、刑事被告人になる。この場合、民主党執行部は離党勧告や証人喚問要求などに応じることも検討する見込みで、小沢氏は完全失脚しかねない。逆にここを「不起訴不当」などで乗り切れば、復権の可能性を残せるためだ。
そこに降ってわいた今回の検察不信。
そもそも、小沢氏に近い議員には事件を「検察のでっち上げ」(森裕子参院議員)と見る向きがある。小沢氏本人は22日、都内の個人事務所を訪れた同党議員に、今回の事件について「ひどいな。検察は何でもやるんだな」と語り、同氏周辺は「小沢氏の事件の捜査でも大なり小なり、何かあったと思われる」と指摘した。
民主党中堅議員も「捜査そのものが無理筋だったという空気になりつつある。検審もそちらに傾くだろう」と希望的観測を述べるが、それらに呼応するように、逮捕・起訴された3人の元秘書は「供述を検事に誘導された」として無罪を主張している。
これに対し、司法ジャーナリストの鷲見一雄氏は、小沢氏にとって厳しい見立てをする。
「検察は人事権を持っている時の政権におもねる。むしろ、3人の秘書が起訴されているのに、小沢氏が不起訴になった不作為への不信が増し、結果はどうあれ起訴することが検審の使命という流れになるのでは」
とはいえ、ふってわいた検察不信。しかも、郵便不正事件に絡んで、証拠隠滅容疑で逮捕された前田恒彦容疑者(43)は今年1月、陸山会をめぐる収支報告書虚偽記入事件の捜査の応援に入っていた。
当時、東京の検察内部でも応援検事を取り調べに充てることを疑問視する声が上がっていた。小沢サイドとしては、検察不信で一気に流れを変えたいところだ。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20100925/plt1009251325000-n2.htm
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