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菅・仙谷内閣は総辞職に値する
外出していた私は、今回の船長釈放のニュースを週刊誌からの携帯電話連絡で知った。
なぜ船長が突然釈放されることになったのか、日本政府の対応をどう思うか、と。
私は耳を疑った。
首相か官房長が記者会見でも開いて発表したのか、と質したら、那覇地検がそう言っていたという。日中関係の悪化を考慮して釈放したという。
それを聞いてさらに驚いた。
その後のニュースを聞きながらこのブログを書いている。
菅首相、仙谷官房長官、岡田幹事長、前原外相らの説明は説明になっていない。
そもそも、今回の中国漁船の領海侵犯から始まった一連の事態は、ひとえに菅・仙谷民主党政権の外交力の欠如から来た混乱であった。
その事を私は一貫してこのブログで書き続けてきた。
それは右翼、左翼の立場を超えた日本を思うゆえの批判である。
外交力で筋を通す事は決してナショナリズムを煽る事ではない。
外交力で毅然とした態度を内外に示す事は軍事的危機を招く事ではない。むしろ逆だ。つまらない軍事的対立を避けるためにも、毅然とした外交力が不可欠だった。
事件が起きて真っ先に日本が取るべきは総理や外相がみずから動いて政治的に事態を封じ込めるべきだったのだ。
菅、仙谷、岡田、前原の対応はあまりにも無策だ。それが中国を増長させた。
そして、菅政権の無策振りが頂点に達したのは、突然の船長釈放である。
那覇地検がここまでの高度な政治的判断をすることはありえない。それはとんでもない越権行為だ。
もし本当にそれを菅政権が許したとすれば、それはもっとありえない事だ。政権の責任放棄である。
ここまで急展開しなければならなかった理由があったとすれば米国に命令されたとさえ勘ぐりたくなるほどだ。
繰り返して言う。
これはイデオロギーを超えた問題である。ナショナリズムを煽る事でもない。中国撃つべしといきり立っているのではない。
私は今でも冷静である。冷静に考えれば考えるほど、あまりにも日本の国益を失う間違った外交的対応だと言わざるをえないから言っているのだ。
菅・仙谷政権は国民に真実を説明する責任がある。説明如何では総辞職に値する。
果たしてこの問題はどう発展していくのだろうか。
野党は菅政権を追い込む事ができるのか。
メディアは菅政権を批判するのか。
国民は首相がコロコロ替わるのはよくないと言ってそれでも菅政権を許すのか。
日本全体が問われている。
了
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