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2010年09月25日
小泉の跡を追う菅
小泉の時代、日中関係は最悪であった。一方で、小泉は米国に対しては男妾のごとく媚に媚びていた。中国の感情を一切無視していて強気に見えた小泉であったが、実際は中国に対して引くべきでないところで弱気であった。2004年尖閣諸島に中国人活動家七人が上陸した事件では、小泉は送検を見送っている。不法入国者を裁かなかったことは、尖閣諸島の領有権を放棄したと見られかねなかった。普段は友好的でありながらも、言うべきときはきちんと言うというのが、理想的な関係であると思うのだが、普段は敵対的で、言うべきことはあやふやと言うのが、小泉の対中政策であった。
菅内閣は、外交努力により、尖閣諸島の漁船による領海侵犯がないように試みるべきであったが、船長逮捕に至った。不幸なことであるが、この事件が領海侵犯である以上は、法律に従って対処すべきであった。法律に則らない判断を検察が下すなど、外国からはバカにされるだけだし、尖閣諸島の領有権に自信がないことの証とも取られかねない判断だろう。この件に関しては、仙谷狸が政治介入を否定しているが、狸の発言であるから人を騙すための発言で、実際は狸自身の判断に違いない。
菅内閣の、米国に媚びる一方で、日中関係は最悪にし、尖閣諸島の所属は曖昧であるがごとき振舞うのは、小泉内閣の態度と瓜二つだ。
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