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尖閣諸島・中国漁船衝突事件の真相は奈辺にあるや
尖閣諸島付近での漁船衝突事故問題が深刻化してきた。深刻化してきたというと、偶然の日中間の不幸な成り行きであるとの見方が出来る一方、またぞろ陰謀説の出やすい土壌を作ってしまったということでもある。このため事件は日中両政府のチキンレースになり、だんだん互いに辛い立場になっていくしかなくなってきたようだ。
それはとりもなおさず、中国の加熱と日本のポピュリズムを煽りすぎたため、両政府とも自国民を制御できなくなってきたための悲劇であろう。とくにネットとマスメディアは対立しているようでリンクしており相乗効果になってハウリングしている。つまりマスコミの宣伝を唯一の情報源として、それに過激に反応しているのがネットというだけであって、もともとの情報源がともに政府発であることだ。したがって賛否両論も、結局は政府の宣伝工作に端を発している以上、じつに浅薄な情報が飛び交うだけになっている。両国とも抑制気味ではあるがナショナリズムをそこそこ刺激するしか、いままでの偽情報との整合性を取り繕う手段はないのである。
翻って尖閣諸島(魚釣島)の領有権がそもそも、そんなに大事であり血を流してまで拘る根拠が果たしてあるのだろうか、、、といえばネット右翼だけでなく一般の国民から石つぶてが飛んできそうだが、実はこのことこそ政府発表にというか、他国に乗せられた両国政府が自国民を互いの非難合戦に誘導してきた過ちであるといえよう。しかし過ちだと気がついた時にはもう制御が出来ないのである。なぜなら両国とも浅薄な世論に乗っかった政府でしかないからであり、いまさら嘘でしたというわけにもいかず、困り果てているのが実態であるからなのだ。
もっと分りやすくいえば、尖閣諸島はアメリカが沖縄返還の「ついでに」返してもらったものであって、もともと敗戦国・日本がおおっぴらに領土だと主張するシロモノではない。それをいうなら北は樺太、西は朝鮮・満州、南は台湾南西諸島は、もとは日本であると主張すればいい。どうせ右翼を標榜するなら尖閣や竹島や北方四島などと「みみっちい」ことをいわないで、もっと稀有壮大なことをいえばいいのにと思う。八紘一宇なんだろう?そういったらアメリカが怖いというなら明日から右翼を辞めることだ。
豊富な海底の資源を争奪されているってか。何を根拠に言っているのかしらないが、とりあえず二つのことを言っておこう。ひとつは尖閣に資源はあっても採掘は未だに採算ベースになっていないし、もうひとつはあの資源に目ざといアメリカが無関心であることだ。
以上、おわり。
だからアメリカが日中の火種をワザと残し、これを煽って漁夫の利をえるためだとか、沖縄を正当化するための「抑止力」の必要性を惹起させるためとか、、、という陰謀説など当ブログではあえて言及しないのである。
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