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沖縄・尖閣諸島周辺の日本の領海内で、海上保安庁の巡視船に中国漁船が衝突した事件で、那覇地検は24日、公務執行妨害の疑いで逮捕、送検されていた中国人船長、●(=擔のつくり)其雄容疑者(41)を処分保留で釈放することを決めた。検察当局は当初、起訴する方針だったが、中国国内で日本人4人が“スパイ容疑”で身柄拘束され、ハイテク製品に不可欠な「レアアース」(希土類)輸出の停止を通告されたことなどから、日本政府が屈服した形だ。領土問題で弱腰に終始した、菅直人内閣への信頼が揺るぎそうだ。
「とっさに取った行為で、計画性は認められない」
那覇地検は24日、釈放理由についてこう語った。ただ、中国人船長は公務執行妨害を否認しており、今回の保釈決定の異常さは明確だ。
●(=擔のつくり)容疑者は今月7日、尖閣諸島の久場島から北西約15キロの日本領海内で漁船を操縦。海保の巡視船が停船を命じながら追跡してきた際、かじを左に急操作し、漁船の船体を巡視船に衝突させるなどして海上保安官の職務執行を妨害したとして、石垣海上保安部に逮捕された。
検察当局は、那覇地検本庁から石垣支部に応援検事を派遣し、海保と共同で集中的に捜査。海保が撮影した衝突時の映像やGPS(衛星利用測位システム)に基づく航行データの解析などを進め、漁船が故意に巡視船に衝突した疑いが濃厚との見方を強め、起訴方針を固めていた。
これに対し、中国側の挑発はエスカレートするばかり。温家宝首相は訪米中のニューヨークで「釣魚島(魚釣島の中国名)は中国の神聖な領土で、船長を拘束したことは完全な違法行為だ。日本が独断専行で(中国人船長への司法手続きを)進めるなら、中国は一層の行動をとる」などと、恫喝まがいの言動を披露した。
今回の保釈決定に際し、那覇地検は「わが国国民への影響や、今後の日中関係を考慮した」と述べており、菅内閣の政治的配慮を伺わせた。
政治評論家の屋山太郎氏は「なぜ、日本側は『この事件は、領土に絡む国際問題ではなく、すべて日本の領海内で起きたことだ』と大きな声で言わないのか。中国側からの圧力に屈し、何の説明もなく釈放する、こんな理不尽な話はない」と言い、こう加えた。
「結局、小沢一郎元幹事長が大訪中団を率いてペコペコしても何の意味もないし、民主党政権が掲げる東アジア共同体構想も日中で価値観を共有していないのに、できるわけがない。このままでは中国に骨の髄までしゃぶられてしまう」
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20100924/plt1009241631008-n2.htm
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- Re: 日本屈服 菅弱腰、中国人船長を釈放「計画性は認められない」(zakzak)今後の日中関係を考慮した 夏水仙 2010/9/24 18:41:03
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