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大林検事総長は何者か
http://www.asyura2.com/10/senkyo95/msg/796.html
投稿者 日光仮面 日時 2010 年 9 月 24 日 12:18:21: OoLe8DavfKStc
 

前田検事のFD改ざん事件の動きは、今までの検察からは考えられない動きとなっている。今までの特捜の常識からするとFDの改ざんなんて対して問題ではなく、如何にして筋書き通りに有罪にするかだけが重要だったはずである。だから改ざんの報告を受けても、特捜部長や検事正は「公判に影響しないので問題はない」で済ませたのだろう。k高検にも知らされているというが、恐らく最高検でも知っていた者はいただろうが不問にされて来たのだろう。

その常識が崩れたのが、朝日新聞で取り上げた「前田主任検事のFD改ざん」記事である。朝日で専門の業者に依頼して解析したとのことであるが、検察の『理解』なしに記事にすることは出来ないだろうから、やはり検察の方針に変更があったのだろう。“同僚検事に「FDに時限爆弾を仕掛けた」と話していたことがわかった”という記事は検察からのリーク基にしていると考えられるが、検察捜査の酷さをフレームアップするためとしか考えられない。前田検事に全責任を押し付けて逃げ切る算段だとの観測もあるが、わざわざこんなことリークする必要はなく、組織を守るためだとしても黙っていたほうがよい。大阪地検の幹部からも事情聴取して記事になっている所を見ると必ずしも組織的責任を隠蔽するためだとも考え難い。

そこで考えられるのが、大林検事総長の意志で行われているのではないかとの見方である。検事総長になる前は検察の陰謀体制に加担していたように見られたが、トップになる前にまともなことを言ったらたちまち左遷されるなどされて検事総長レースから引きずり降ろされるだろうからじっと機会を窺っていたのかも知れない。スターリン批判をしたフルシチョフもスターリンの下で忠実な部下として働いていた。

大林検事総長の経歴も興味深い。彼は一等書記官として中国大使館で勤務し、伊藤律を尋問した経験もある。何も中国で洗脳されたなどと言うつもりはない。しかし、中国勤務や伊藤律尋問といった経験はその後、情勢を多面的に考える土台となったのではないか。逆に米国大使館の勤務経験なら簡単にアメリカ一辺倒に簡単に洗脳されるだろう。検察に限らず、そのような日本人は沢山いる。

大林検事総長も今までの検事総長の延長だろうと見てきたが、今回のFD改ざんへ問題への検察の動きと言い、大林自身が「小沢氏を有罪とする証拠はない」と明確に述べたり一寸今までと違うものを感じている。極め付けは、仙石官房長官らの大林検事総長への引責発言である。明らかに大林検事総長の引きずり降ろし工作である。

目先の既得権益に目が眩んでいる者は小沢氏に脅威を感じているだろうが、もう少し高い立場で日本の利益あるいは既得権益を考えるものにとっても新左翼出身の仙石氏のメンタリティーの方に大きな危険性を感じるのではないか。これから、検察と仙石の凌ぎあいが始まるのかも知れない。  

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コメント
 
01. 2010年9月24日 12:37:04: bg0qnYTEr2
内閣官房長官とは、何にでも、自由自在に口出し出来る、便利な職位?

でも特定問題を連想させる、政局絡みと思われる発言が多いのは、「如何なものであろうか」?幾ら、弁護士上がりの政治家としても、違和感を感じさせられる。

自分達中心の政局問題より、「内閣官房長官」として、日本国をこの様にするとの政策を、国民の琴線に触れる様に、真摯に力強く発信して貰いたい。

今回の大阪の問題は、先ず、「特捜」の存在意義が問われるべきであり、最高責任者の責任云々は、次元が違うと思うが、如何なものであろうか?


02. 2010年9月24日 12:42:06: v0uAvHfmvE

前田が供述をひるがえして「裁判を有利に導くために改ざんした」と証拠隠滅を認めたようだ。
NHKが昼のニュースで伝えた。

大林検事総長が指揮する捜査チームは地検のなかから検事総長に忠誠を誓った優秀な検事を選抜している。
もちろん新聞記事のすっぱぬきがあったから急遽集めたのではなく、今年の2月からひそかに捜査チームの選考をなし、
動き出した場合の手はずもととのえていた。

つまりは満を侍しての電撃作戦だと想像する。
でなければ、ここまで迅速な逮捕、自白の引き出しにいたらない。
否認しようのない証拠を掴んでいたのだろう。

問題は、この先の展開だ。
特捜部長も逮捕されるのか。逮捕されたのち、背後の黒幕が暴かれるのか。
興味のつきない事件である。

                  .


03. 2010年9月24日 12:47:24: 4XpBrgl5jA
>今回の大阪の問題は、先ず、「特捜」の存在意義が問われるべきであり、最高責任者の責任云々は、次元が違うと思うが、如何なものであろうか?

それなら 最高責任者はいらないね?だれも責任をとらない「特捜」の組織こそ存在意義が無いのでないの?


04. 2010年9月24日 13:05:57: 49AhphpPQQ
小沢を不起訴といったからと言って大林を擁護する意見を散見するがどうかしていると思う。
無理スジをいつまで引っ張っても検察の利益になるはずもない。
すでに検察内部の人事は異動し小沢案件の中心人物は飛ばされており、蒸し返して何の徳があろう。
検審も何を勘違いしたか、不起訴不当などと注文をつけたばかりに逆にもう済んだこととしたい検察は厄介を抱え込んだも同然で頭が痛かろう。
そう思えば大林が組織防衛上この問題はすでに終わったというのは当然であり、騒いでいるのはマスコミと反小沢グループくらいだろう。
そんなくだらない嫉妬や政敵落としのためにいつまでも検察が付き合っても要られない。
内に外に内憂外患を抱える組織なのにと大林が思って小沢不起訴と言及したのだろうから、今回の一件こそ最大の危機であることはいうまでもない。
どこまで広がるかあるいはどこで止まるか、政治的判断と取引。
再びけものみちを検察が受け入れるならそれは検察の終わるときである。

05. taked4700 2010年9月24日 13:21:44: 9XFNe/BiX575U : A95BwvurYs
よく分からない展開ですね。村木さんの裁判自体が、言い方が問題かもしれませんが、有罪にできないこともなかったはずです。捜査段階の供述調書があるのですからそれを証拠採用し、それだけで判断すれば本人が否認でも有罪にできた。鈴木宗男氏の裁判が実際それと同じようなものでした。かなり長期的な動きがあったので、つまり、調書不採用などかなり前から村木氏の裁判が検察側不利に動いていたので、かなり大きなうねりが背後にはあるのでしょう。そうでないと、ここまで長期に運動が持続しないはずです。いろいろ考えてみると、日本社会のいろいろなところで、現状に対する危機感が高まり、その結果、現状の間違いを正そうという機運が高まっているように感じます。

実際、日本はこの数年で今後かなり長い間の社会情勢が決まってしまう恐れがあります。歴史の分岐点に立っていると言っていい。

財政破綻によって社会が混乱し、その混乱に乗じて植民地化が徹底して進む。言ってみれば今のフィリピンよりももっと悲惨な社会になる可能性が高い。プラスして、原発と地震の問題があります。原発の廃止は時間がかかります。10年程度は十分にかかるとみていい。ところが、たとえば東海地震は今後30年での発生確率が70%以上。現状のままで原発が大きな地震の直撃を受ける可能性はかなり高い。日本の原発政策は基本的にアメリカにより押し付けられたものですから、対米追従政策が続いている限り、この変更はかなり難しい様子です。

本来であれば、つまり、通常の国際関係なら、日本が原発事故で滅ぶよりも地熱開発で自前のエネルギー資源を得るほうがいいはずですから、そのことのメリットをいろいろと考えてアメリカなどに訴えていくべきだと思うのですが、そういったことさえ日本の政治家はやれない様子です。

今のうねり、つまり、日本社会正常化へ向けたうねりが今後広がりを続けて、原発廃止にまで行けばいいなと思っています。


06. 2010年9月24日 13:22:46: jQFNll6DzI
日光仮面さん 素敵な投稿です。
あの記者クラブの会見をみたら、大林検事総長のお人柄がよう出てます。
小僧っ子みたいなザコ記者たちや、仙谷ごときとは比べ物にもなりません。
代表選挙の前に、
「小沢氏を有罪にする実質的な証拠は無く、不起訴の方針に変わりは無い。」
と明言されてましたが、眉ひとつ動かさず丁寧に仰ってました。
あんだけご大層な会見を主催して、報道は皆無。  腐りきったやつらです。

検事総長には定年退官まで検察を刷新し続けて欲しいのが素直な気持ちです。


07. 2010年9月24日 13:28:08: RZCm1JN5SU
行き過ぎた【政治と金】問題の収束を図ったのではないかという気がしてならない。
そうなることを心から願っている。

08. 2010年9月24日 13:33:47: 27QjfURmFs
問題は大林検事総長よりも、もっとCIA寄りの検事総長が選ばれたりしないかということだ。

さらに、特捜部の解散をせずにかわりに検事総長以下の辞職でガス抜きし、お茶を濁し、特捜部を延命させようとするこんたんがないかだ。


09. 2010年9月24日 13:53:30: Gudwc1b4iQ
法と証拠に則って捜査する検察だ、、、大林検事総長は中立的人材であろう。

10. 2010年9月24日 14:17:16: NQENVE5AsM
仮に現検事総長が辞任するとして、検察No.2は東京高検検事長だから、順当ならば、これが次の検事総長ということになるが。現在の東京高検検事長は次の人。

笠間治雄氏(かさま・はるお)中大卒。昭和49年検事。最高検次長検事など経て平成21年1月から広島高検検事長。62歳。愛知県出身。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/100612/trl1006120104000-n1.htm


11. 2010年9月24日 14:28:07: aTrvLhtCFE
最高検での、前田検事とのやりとり
「執行猶予つけるからな。失職後の面倒みるから、ここはお前一人で罪をかぶってくれ」
「念書を書いてくれ」
「念書だと、ふざけるな」
「口先だけでは、信用できん」
「ほらよ、念書だ」
「弘中弁護士を呼んでくれ。直接わたす」

12. 2010年9月24日 14:39:07: CRer5rROIE
大所高所から言えば、現在の成り行きは検察最高上層部の小沢切りの可能性もある。

検察は、この9月の民主党の代表選で菅が選ばれるまでは、最後まで小沢総理を確信していた風である。
そしてそのための布石を次々と打っていた。
今回の小沢の収支報告書不実記載における“不起訴相当”の判断の前にも、西松建設の偽装献金事件での逮捕も見送っている。

そしてこの偽装献金事件を担当したのが、今回証拠改ざんで逮捕された前田主任検事なのである。
もし、前田と小沢との間で何らかの裏取引がなされているとするなら、検察最高上層部は、小沢切りのミソギの証として前田をその線からも取り調べ、今一度、偽装献金事件を蒸し返す可能性もある。


13. 2010年9月24日 14:47:15: HejJwkupBk
10さん、仙谷さんと産経新聞の蜜月状態、よく分りました。ご希望には、添いかねます。仙石さんのHP見て御覧なさいな。政策理念で、すでに、堂々と嘘を謳いあげています。仲間の背中から、鉄砲を打っておいて、そりゃ、ないでしょう。政治家は、信用第一。信頼される人間になってから、出直してほしいものです。

14. 2010年9月24日 15:36:24: NQENVE5AsM
10だが、13さんのコメントが意味不明だが。

もし現検事総長が今回の証拠ねつ造事件で辞任ということになれば、いまの体制では、そのNo.2が次の検事総長になる確率が高く、それは誰かと思い調べたら、その産経新聞の2010.6.12の記事からわかったというだけだが。

その東京高検検事長がどんな考えを持っているか、政権からの影響を受けやすい人物か、などによってかなり状況が変わる可能性がある。これも仮にだが、政権(仙谷)が検事総長にしたくない人物とすると、これ以外の人にする可能性があり、その場合は、要注意ということだ。


15. 2010年9月24日 16:08:25: DhtGT4Wu4U
 検事総長をコロコロ変えるのはよくない。カン総理より短い。直径の指揮系統が全て引責するならカンも引責辞任や。何より、仙谷が嫌いな奴なら民俗派かもしれない。もう少しやらせてみたらいい。

16. 2010年9月24日 16:54:39: ud8JMr2Hkg

三井環事件以後検察は政府の走狗となり国策捜査をやり腐敗も頂点に達した。

自浄作用が起こっても不思議ではない。 


17. 2010年9月25日 01:48:00: RMrK0XLt4I
仙石が息せき切って、間髪いれず大林検事総長への引責発言をしたことが、大林検事総長の正当性を証明している事になります。逆に。今までの経過から考えると。

百歩譲っても引責するのは前の 

樋渡利秋

でしょう。

大林さんじゃないよね。


18. 2010年9月25日 06:13:16: 9XZxRH6hNs
大林氏が「メス」を入れたわけで、これは事実。

佐久間・樋渡・大鶴が暴走したのも事実。その当事者が前田であったのも事実。

裁かれる優先順位として、目の前にある冤罪事件の直接関係者が優先されるべき。

その裁きを大林氏が牽引しているわけなので完結されるべき。


19. 2010年9月25日 08:41:30: FZiPNdUwT6
そもそもこの事件、一部関与を言われていた小沢氏の盟友(?)石井氏が、よりによって代表戦で菅側の選挙対策に立つということ自体からして 匂っていた。
そこがすっきりしない。(個人の勝手といへば勝ってだが)


20. 熱烈な自民党支持者 2010年9月25日 22:19:51: V/uzXpXm4m5LQ : 1Nl8ajJQmo
<小沢氏の検察擁護の謎?>

検察が小沢氏を不起訴と決定する段階で、検察現場(佐久間、大鶴)と検察最高幹部(樋渡、大林)の間で起訴の可否を巡って大論争があったことが報じられていた。

検察現場は功名を挙げたいという気持ちもあって、何としてでも起訴したかったようだが、検察現場での無理な証拠集め(今回の証拠捏造も噂として流れていた)を危惧した幹部達は不起訴を主張したようだ。

結局、幹部の意向に沿って小沢氏は不起訴となり、鳩山政権も大林氏の検事総長就任を認めた。検事総長に就いた大林氏は、検察現場での証拠捏造の習慣を一掃すべく特捜検事の大幅な人事異動に取り組むとともに、前田検事の疑惑も調査していたようだ。

この前田疑惑が明らかになった段階で大林はマスコミにも情報を流し、検察の徹底改革に取り組む決意を固めたようだ。小沢氏が不起訴となった段階で検察批判を止め、むしろ検察は公明正大だと発言したことはこの辺の事情を知っていたからかもしれない。


21. 2010年9月29日 21:28:52: 43PT2w1y8E
>14さん

確か郷原先生が、この笠間氏が東京にいたら、西松建設事件も、陸山会事件も起らなかっただろうと、ツイッタ−で言っているのを、見た事が有ります。ものすごい前だったので、探し出すことが出来なかったのですが・・・・・・

郷原先生が検察の中でも、もっとも信頼されている方見たいです。広島に今(当時)行っていると言っていましたから、たぶんそうだと思います。


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