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2010/9/23
「これが、検察組織がこれまでやってきた、組織ぐるみの犯罪だ:ムネオ日記」 その他
ムネオ日記より。
2010年9月22日(水) 鈴 木 宗 男
郵便不正事件で無罪判決を受けた村木元局長の押収資料を、主任検事が改ざんしていたことが明らかになり、前田恒彦主任検事が昨夜逮捕された。
「とんでもないことだ」と言う前に、「これが、検察組織がこれまでやってきた、組織ぐるみの犯罪だ」と言いたい。
元々密室で、検察のでっち上げのシナリオ、ストーリーに添った捜査がなされ、調書が作られるやり方に問題がある。
この前田検事は、小沢一郎先生の大久保秘書の取調べをしている。
強圧的にやったことは想像に難くない。
また、大阪のハンナン事件でも、自分達に都合の良い捜査のシナリオ・ストーリーに合った調書を、強引に認めさせたということである。
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検察は、前田検事が取調べた調書を、公正、公平の観点から、もう一度一から調べるべきである。
今回の様な不祥事にならないためにも、チェックする必要があるのではないか。
それが当然の手続きではないか。
私の事件でも、検察は自分達の都合の良い様に誘導し、シナリオ、ストーリーに添って調書を作っていった。
「違う」と言っても直してくれない。
前もって調書が作られていたこともあると、やまりん事件、島田事件の関係者は、異口同音(いくどうおん)に語っていた。
そのでたらめな調書を重視し、公判での証言は信用性が低いと、裁判官は一方的に調書に添った判決を下す。
なんともおかしな裁判だと、私は一審、二審を通じて思ったものである。
本当に真実を明らかにし、真実を追求するという裁判所の使命は、果たされていなかったのである。
読者の皆さんもよく考え、思い出して欲しい。
だから冤罪が起きるのである。
村木事件の弘中惇一郎弁護士、足利事件の佐藤博史弁護士は、私の事件を担当してくれた。
両弁護士は、「鈴木さんの事件も検察によって無理して作られた、スジ悪の事件です。
村木事件と同じく、作られた調書で一緒です」と言ってくれる。
元検察官の郷原信郎弁護士は、「私なら手をつけない。
事件にできない、ならない件だ」と、色んな場所で話している。
最初から「鈴木狙い」、「鈴木ありき」の国策捜査は、私の事件でやめて欲しいと願っていたが、検察の暴走はまだ止まらない。
今回の改ざん事件を機に、徹底的に検察組織を検証しなくてはならない。
検察の大きなミスを少しでも小さくしようと、一部報道機関にだけリークし、更にあっという間に逮捕し、口封じに走るという検察のこのやり方は、自己保身、組織防衛しか考えていない。
大阪地検は三井環元大阪高検公安部長を逮捕した時も、テレビ出演を前にしての口封じだった。
組織防衛のため、リークして逮捕し、世論に対し最小限のダメージで済む様、検察権力は国民への情報開示、情報の透明性確保よりも自己保身に走っていったのである。
このことをよくよく頭に入れて欲しい。
本日の産経新聞2面の「主張」に、「鈴木議員失職 民主党の起用責任は重い」という見出しの、一方的な記事がある。
───
鈴木議員失職 民主党の起用責任は重い
あっせん収賄罪などに問われ、最高裁に上告を退けられた衆院議員、鈴木宗男被告の異議申し立てが棄却され実刑が確定した。
近く収監される。
国会法などの規定により、議員も失職した。
現職の国会議員で実刑確定による失職は戦後4人目である。
鈴木元議員は北海道開発庁長官当時に地元業者が公共事業を受注できるよう取り計らうなどした。
支援者への利益誘導のため、政治力を使って行政に不正介入し、その見返りにわいろを受け取ったというのは言語道断だ。
実刑確定に対して元議員は「異議から5日間での門前払いに驚き、日本は法治国家かと自問自答している」とコメントした。
これまで検察との対決姿勢を鮮明にしてきた元議員だが、最終的な司法判断にまで異議を唱える姿勢は、国民からは理解されまい。
鈴木元議員を衆院外務委員長という要職に就けた民主党の責任も重い。
実刑判決となる事態は想定できたはずだ。
国民を愚弄(ぐろう)した判断だと言わざるを得ない。
背景には、昨夏の衆院選で元議員が代表の新党大地が民主党と協力関係を結んだことへの配慮があったという。
「刑事被告人の委員長指名は前例がない」と野党が強く反対したにもかかわらず、当時の小沢一郎民主党幹事長らが押し切ったとされる。
「論功行賞」で、いつ職務停止となるか分からない人物を委員長に起用するのは、倫理観の欠如を物語る。
政局第一という民主党の姿勢を反映したものといえよう。
政治への信頼を失墜させる行為である。
横路孝弘衆院議長の指名責任も問われねばなるまい。
鈴木元議員の委員長起用は、国政の停滞をもたらす要因ともなっている。
沖縄・尖閣諸島付近の領海を侵犯した中国漁船の衝突事件をめぐり、野党側が外務委員会の閉会中審査を求めた。
参院では開催の動きもあるが、衆院では民主党側が結論を出さないまま、「政治空白」を招いている。
中国側は閣僚級以上の交流停止や日本への団体旅行の中止、日本の大学生らの招待延期などの措置をエスカレートさせている。
政府が国会で対中交渉状況などを説明し、この問題で党派を超えた対応を取ることは必要である。
国の「非常事態」に国会が機能不全に陥っていることを菅政権は自覚し、早急に是正すべきだ。
(9月20日付東京新聞朝刊23面)
書いた人に言いたい。
産経新聞を読んでいる人の中でも、多くの人が「鈴木さん、権力に負けないで頑張って下さい」と言ってくれる人がいるのだ。
私は一審で実刑判決を受けたが、民主主義の手続きによって国民に選ばれた。
更に二審で実刑判決を受けても、同じく国権の最高機関である国会に、国会議員として選ばれたのである。
立法府の一員として、国民に対し仕事で応える、仕事で評価を戴くのは当然ではないのか。
国会議員になっても何もしていない議員がいいのか。
私は外務委員長として、国会で沖縄・核密約について国民にしっかりと情報を開示し、透明性の確保を率先してやってきた。
最高裁により上告棄却の決定が出されたが、今回の大阪地検のやり方を見てもわかる通り、でっち上げの、作られた調書による、私の事件である。
だから私は堂々と自分の考えを主張しているのだ。
私の処には「鈴木さん、気にしなくて良い。
産経新聞はこの程度のことしか書けない、狭い価値観の新聞です。
だから部数も伸びないのです。
時間の問題で産経新聞も気がつくでしょうが、もう沈んでいます」と、何人もの人から伝言が入る。
こじつけ、一方的な押しつけ、独り善がりの身勝手な正義感。
検察組織とよく似ているなと思いながら、私を信じてくれる人のためにも、産経新聞の「主張」に対し、私は一人で私の主張をしていく。
正直者が馬鹿を見る社会にしないためにも、私は闘っていく。
元参議院議員の村上正邦先生が、日本の現状を憂い、この度「躍進日本!春風の会」という新たな政治団体を立ち上げられた。
その発足記念の会に私もご案内を戴いたものの、現在の自分の立場を考え、一度は出席をお断りしたのだが、村上先生から「是非とも来て欲しい」との温かいお言葉を戴いたので、村上先生に感謝しながら、出席させて戴くこととした。
下記に会の詳細を記すので、興味、関心のある方は、是非とも足を運んで戴きたい。
「躍進日本!春風の会」
・ 日時:9月28日(火) 17時〜
・ 場所:明治記念館
・ 会費:一万円
・ 記念講演:中曽根康弘先生、米長邦雄先生
※ 詳細については村上先生の事務所にお問い合わせ下さい。
TEL:03-3500-2200 FAX:03-3500-2206
18時から苫小牧市で、日高管内、胆振管内の新党大地・鈴木宗男後援会の会合。
大勢の人が集まって下さり、心温まる激励を戴く。
この地区の方々の人情を感じ、意を強くして私は立ち向かっていく。
明日は12時半から函館市で、18時から札幌市で会合を行う。
これで北海道を一回りすることになる。
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