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http://www.pjnews.net/news/490/20100922_10
PJ: 高橋 清隆.亀井代表が片山総務相に郵政法案の原案通りの提出促す
2010年09月23日 08:53 JST
党の定例会見中、片山総務相と通話する亀井代表。左は亀井亜紀子政調会長、右は田中康夫新党日本代表(撮影:高橋清隆、2010年9月22日)
【PJニュース 2010年9月23日】国民新党の亀井静香代表は22日の党会見中、片山善博総務相に電話で郵政改革法案の総務委員会での速やかな提出を訴えた。民主党の鉢呂吉雄国対委員長の修正発言については、岡田幹事長克也幹事長に注意したことを明かした。
郵政改革法案をめぐっては鉢呂氏が20日のテレビ番組で、「直すところがあれば、ねじれ(国会)では現実論として修正する必要がある」と発言している。自民党への譲歩とみられるが、亀井氏は「野党に対し最初から『修正します、修正します、何かご意見はありませんか』みたいな国会運営をやる必要はない」と述べ、参議院で否決された場合には衆議院での再可決によって成立させる考えをあらためて示した。
亀井氏は「総理大臣が3回にわたって国民新党との間で文書にまできっちり『やります』と協定しているにもかかわらず、その実現をしていく責任者である国対委員長がああいう発言をしている」と批判。岡田幹事長が国民新党を訪れた際、「どうなっているんだ」と強く抗議したことを報告した。
岡田氏は「誤解を生ずるような発言をしたことは誠に申し訳ない」と答えたという。
亀井氏は「幹事長と国対委員長との間で何らかこの問題についてきちっと対応してくれるだろうと思っている。国民新党を人身御供にして野党に対しパーシャル連合をやろうとか連立を模索するみたいなことをやってもうまくいくわけない。そんなことをやったら最後、ただちに地獄が待ち受けている」とけん制した。
亀井氏が記者の質問に答えている途中、片山総務相から携帯に電話があった。亀井氏はあいさつに続き、郵政法案の処理について「総務委員会でこの法案を真っ先に出すような方向でご尽力を賜れればありがたい」と依頼。特別委員会での審議を見送るよう促した。
併せて、総務省顧問に就いている党顧問の亀井久興前衆議院議員を引き続き起用するよう求めた。
国民新党と民主党の間では連立政権発足の昨年9月、社民党とともに郵政改革法案の速やかな成立を文書で約束するとともに、今年6月の菅内閣発足時と同法案の審議未了・廃案決定時に両代表との間などで同様の確認書を取り交わしている。
現在、衆議院は欠員2名で議長を除けば318議席で3分の2を確保。民主党306議席と国民新党・新党日本の4議席に社民党6議席と無所属の2議席を加えれば、参議院で否決されても憲法59条に定める再可決で法案成立が可能だ。【了】
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