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旧来の利権にしがみつく勢力と、アメリカ奴隷の「改革」勢力の野合である菅政権。共通項は「反小沢」。しかし、それ以外は水と油である。その野合政権が、二つの国からマウンティングをされている。旧利権勢力はアメリカから、アメリカ奴隷は中国から。
F15戦闘機も普天間使用へ 2010年 09月 21日 ロイター
この重大ニュースを沖縄2紙と共同以外の国内メディアでは報じていない。
米軍F15戦闘機も普天間使用へ 嘉手納改修、地元は反発 2010.9.21 共同
(略)発表を受け、伊波洋一宜野湾市長は「『世界一危険』と言われる飛行場で、慣れない航空機を運用することは危険や爆音被害をさらに増やす」と反発し、同時に「政府は黙認せず、使うべきではないと米側に毅然と伝えるべきだ」と強調した。県側も、嘉手納基地所属機の普天間飛行場使用は認められないとの立場を示している。(引用以上)
辺野古新基地の利権にしがみつく勢力は、なんで今こんなことを・・・ と涙ながらに屈辱感を噛みしめているだろう。こんな仕打ちをされて、抗議もできない菅内閣の実態が、沖縄県知事選を前にして赤裸々になるからだ。
一方、中国からは、言わずと知れた尖閣(釣魚台)。体よく国交相をゲットした馬淵澄夫お大臣が、「諸般の事情で」などとさっそく「官僚そっくりさん」ぶりを発揮しているが、何のことはない中国から袖にされたのである。
日中首脳会談「適切でない」=ビデオ証拠能力を疑問視−中国 2010.9.21 時事
菅直人を筆頭に、仙谷、前原、馬淵、どの面も中国に頭が上がらない。前原は元右翼として、当初は突っ張ろうとしたが、ご主人様に押さえ込まれた。もとより、私は反中右翼ではない。尖閣諸島がどうやこうやという議論にも積極的な興味はない。が、原則論は、佐藤優氏や天木直人氏の言うとおり、中国は中国の言いたいことをいい、日本は日本の言いたいことを言う、ということだろう。
そして、粛々と落ち着くところに落ち着くかと思われた。だが、現実はそんなものではない。マウンティングを試みる中国に対し、菅政権は背中を丸めて尻を差し出している。長年のご主人様であるアメリカのみならず、覇権の「試用期間」である中国に対しても早々に従属を示唆している。その裏にあるのは、もちろん大旦那様のご意向だ。
日中は対話通じて関係改善を〜米政府高官 2010年9月21日 日テレ
沖縄・尖閣諸島沖での衝突事件を受けて日本と中国の間で緊張が高まっていることについて、アメリカ政府高官が20日、日中両国に対話を呼びかけた。
「複雑な状況を認識し、日中両国が対話を継続することが、問題解決に向けた最善の方法だ」−スタインバーグ国務副長官は20日、「良好な日中関係はアメリカの国益にもかなう」と指摘し、日中両国に対して、対話を通じて関係改善を図るよう求めた。ただ、尖閣諸島の領有権については具体的な言及を避けた。一方、日米関係の会合で講演したバイデン副大統領は、アメリカが中国と良好な関係を築くためには、日本との関係が基盤となるとの考えを示した。(引用以上)
さらにその裏には
人民元:7日連続で最高値 米に元高を容認する姿勢強調 2010.9.21 毎日
その挙げ句、とどのつまりはこれだ
米政府、思いやり予算大幅増を要求へ 「対中戦略経費」と強気 2010.9.22 産経
アメリカは中国との対話をお奨めなのに、思いやり予算は「対中戦略」なのだそうだ。
菅内閣は、「在日米軍のエコ対策」というブラックユーモアを口実に、誠実に要求に応えるだろう。こんな菅内閣を作り上げた民主党議員たちは、歴史に残る責任を負わなくてはならない。それは、本人の主観とは無関係に、冷酷に刻印される。
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