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2010⁄09⁄21(火) 10:22
とうとう犯罪集団の域に達した検察!改ざん検事、前田恒彦を即刻逮捕せよ
検事、押収資料改ざんか 捜査見立て通りに 郵便不正 (asahi.com 2010年9月21日3時31分) 参照
今朝このニュースに接した時に、記事内容とは関係なく、咄嗟に二つのことが気になった。
朝日がどうして検察に反する、もしかしたら検察の情報を受けられなくなる危険性を冒してまで、この記事を書いたのか?
記者クラブメディアは検察批判はご法度。
何か裏があるのか、それともジャーナリズム精神を見せてくれたのか?
もう一つが、この改ざんしたという検事「43歳」は誰だ、ということだ。
3時にスクープされ、そのあとに続いて5時にアップされた記事をちょっと長いが保存用に転載させていただく。
●フロッピーの日付、検察に都合よく 押収資料改ざん疑惑(asahi.com 2010年9月21日5時40分)
≪厚生労働省の偽の証明書発行事件をめぐり、大阪地検特捜部の主任検事が証拠のフロッピーディスク(FD)を改ざんした疑いが明らかになった。「遊んでいるうちに書き換えてしまった」という検事の弁解に、弁護人は「ありえない」と不信感を募らす。検事はなぜ有罪無罪を左右しかねない行為をしたのか。
検察捜査への信頼を揺るがす証拠の書き換えを行ったのは、今回の捜査を現場で指揮した主任検事(43)だった。厚生労働省元係長の上村(かみむら)勉被告(41)=虚偽有印公文書作成・同行使罪で公判中=のフロッピーディスク(FD)をいじった理由について地検の聴取に、上村被告がデータ改ざんをしていないか確認するためだったと説明している。 しかし、上村被告の弁護人は20日、朝日新聞の取材に、「改ざんの有無を調べるのであれば、専門機関に鑑定を出すはずで、検察官個人が調べるなどあり得ない」と指摘する。さらに、正確なデータが書かれた特捜部の捜査報告書が公判で証拠採用されていなければ、同省元局長の村木厚子氏(54)=一審無罪=が「冤罪になった可能性が高い」と述べた。上村被告も弁護人を通じ「検察に対して恐怖心を覚える。こんなことが当たり前になると、誰でも逮捕されてしまうのではないでしょうか」とコメントした。
記録改ざんの疑いが浮上しているFDの文書データは、上村被告が自称障害者団体「凛(りん)の会」(のちの白山会、東京)向けに作成した偽の証明書をFDに最終保存した日時だ。村木氏の公判に影響を与える重要な証拠で、FDは昨年5月26日、上村被告の自宅から押収された。FDの押収後に調べた特捜部の捜査報告書などによると、初めは「04年6月1日午前1時20分06秒」と記録されていた。
検察側は、上村被告が村木氏から証明書の不正発行を指示されたのは6月上旬であり、上村被告が証明書を作成したのはその後という構図で関係者の供述を集めていた。証明書が6月1日未明に保存されていたという証拠は、検察側にとって都合の悪いものだった。 FD内に記録された証明書の最終更新日時が書き換えられたのは昨年7月13日。検察側の構図と合う「04年6月8日」とされ、FDは3日後の昨年7月16日、上村被告側に返却された。 しかし、FDはその後、公判で証拠としては採用されず、代わりに、証明書の最終更新日時を「6月1日」と正しく記載した特捜部の捜査報告書が証拠採用された。捜査報告書は村木氏側に証拠として開示され、村木氏側から公判に証拠請求されたためだった。主任検事は、裁判を担当する地検公判部に捜査報告書が引き継がれたことを知らず、報告書はそのまま村木氏側に開示されたとみられる。
捜査報告書の存在の重要性に気づいたのは、大阪拘置所での勾留(こうりゅう)中に開示証拠をチェックしていた村木氏本人だった。検察が描いた構図と、上村被告が文書を保存した日時がずれていると、弁護団に連絡した。弁護団は今年1月の初公判の弁護側冒頭陳述でこの証拠を生かして、「検察側の主張は破綻(はたん)している」と訴えた。 この結果、村木氏の指示について「04年6月上旬」とする検察側の主張と証明書の作成時期が合わなくなり、今月10日の村木氏の判決公判で裁判長は「検察側の主張と符合しない」と指摘した。
朝日新聞の取材に応じた検察関係者は、「主任検事が同僚に『見立てに合うようにデータを書き換えた』と打ち明けた」と証言した。書き換えの理由を「FDを弁護側が公判に証拠として提出してきたら、公判が検察側に有利に進むと考えたのかもしれない」とみている。(板橋洋佳、野上英文) ≫
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犯人として、真っ先に頭に浮かんだのが国井弘樹検事だったが、彼は確か年齢が35・6歳だ。
なぜ国井検事が頭に浮かんだか。
郵便不正事件の裁判で、この検事の取調べの様子が次々と証人によって暴露されていたからだ。
村木氏も無罪判決後のインタビューで次のように語っている。
≪上村さんは、自身の被疑者ノートに、国井検事から「上村さんだけがウソをついている」「(上村さんは)全然覚えていないから、他人の力を借りるしかない。多数決でまかせて」と言われたと書いています。私も国井検事から「あなたの証言だけが浮いている」と言われました。しかし、その後、証人として出廷した国井検事は上村さんの被疑者ノートの内容を「真実ではないところがある。私の話をうまく取り込んで狡猾(こうかつ)だなあと感じた」と証言しました。そう言い放った国井検事を見たとき、この人は人間として信用できないと思いました。検察という組織が恐ろしくなった。検察側席を見ると、恐怖で心臓がドキドキするようになりました。証言後、国井検事が私のところにあいさつに来たのですが、ふつうはそんなことは絶対しないのに、嫌でしょうがなかったので弁護団のほうを向いて、気がつかないふりをしました。怒りと不信でいっぱいでした。≫
まあ、この検事の人間性は、様々な証言などから、ここまで人間としてやれるのか、というくらい荒んだものを感じる。
今の検察の筋書きを書いてその通りに取り調べをして捏造していく、という検察の基本姿勢に忠実?ともいえるかもしれないが・・・。
43歳という年齢からすると一人しかいないことがわかる。
この郵便不正事件に関わった検事の年齢を調べると、
林谷浩二検事(34)、國井弘樹検事(35)、高橋和男副検事(51)、牧野善憲副検事(42)、坂口英雄副検事(51)
そして、前田恒彦主任検事(43)である。
この前田検事については、本ブログでも取り上げている。
本ブログ2010⁄02⁄23エントリー≪・・関西にもいたトンデモ検事!≫
≪前田恒彦検事は、西松事件の時に大久保氏を取り調べた検事で、朝鮮総連本部の売却をめぐる詐欺事件の裁判でこの前田検事のとった調書を「信用しがたい」として裁判官から一蹴されている。
この郵便不正事件では、検察が事情聴取でとった供述が公判での証言ではことごとく否定され、村木厚子元厚生省労働局長の上司、塩田氏などは「事情聴取で林谷(浩二)という検事から『石井先生と話した交信記録がある』と言われ、当時(石井氏と)話すなら私しかいない、と思い込み供述した」が、証人出廷の際、交信記録を出すように検察側に求めると、「『交信記録はない』と言われた。林谷検事にウソをつかれショックだった。つくられた記録による記憶で事実ではない。」と検察を批判している。
さらに「石井議員に証明書の発行を依頼した」と証言していた「凛の会」会長の倉沢被告も「自分でしゃべってないことも調書になっている。村木さんは冤罪だ」と主張。
参照:前田恒彦(1990年広島大学法学部卒) 広島地方検察庁検事→東京地検特捜部応援→大阪地検特捜部≫
西松事件での取り調べも、完全に検察のストーリーに沿ったでっち上げで、改ざんどころが捏造もなんでもやっていたのではないか?という疑問が事実に近づいてきたともいえる。
また江川紹子氏のツイートを本ブログで取り上げている。
≪石井氏は、捜査段階で大阪地検の前田検事の事情聴取を受けています。そのときも、2004年分の手帳を全部並べて「見ていただいて結構ですよ」と言ったのに、検事はあまり興味を示さず、パラパラを見ているくらいで、その日について詳しく聞かれることはなかった、とのこと。
大阪地裁・村木厚子・厚労省元局長の公判。午前中は、まず偽証明書を作った上村元係長の上司T課長補佐ら厚労省関係者2人の取り調べを行った高橋副検事の証人尋問。T補佐は凜の会について「覚えていない」と供述したが、調書を作成しなかったことについて理由を聞かれ「記憶があるのに嘘をついていると思った。『記憶ない』という調書を作れば、忘れたということで通と思うんではないかいうことで、作成しなかった」と証言。供述の経緯を記録するために否認の調書を作成する必要があるのではないかと弁護人に迫られると……
「主任から『今日は調書を作る必要はない』と指示があった」と、前田検事から否認調書を作成しないよう指示が合ったことを認めた。ちなみに高橋検事も、取り調べメモは廃棄している。なお前田検事は、毎回裁判に立ち会い、検察官団の後ろからにらみをきかせている。≫
本ブログ2010⁄04⁄15エントリー ≪もし村木元局長に無罪の判決が出ないようなら、検察と同じく裁判官に対する不信の嵐が巻き起こるだろう≫より
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早速、保坂展人氏もこのニュースについてのツイートをしている。
≪今朝、新聞を開いて眠気が吹き飛んだ。「郵便割引制度をめぐる偽の証明書発行事件で、大阪地検特捜部が証拠品として押収したフロッピーディスク(FD)が改ざんされた疑いがあることが朝日新聞の取材でわかった」→http://p.tl/b0j-
「障害者団体の偽証明書発行事件」への村木厚子厚生労働省局長の大阪地検特捜部の逮捕・起訴後に「捜査ストーリー」とのつじつま合わせ」のFD更新時データの「改竄」がなされていた。「遊んでいるうちに書き換えてしまった」と検事は弁解するが、悪質な権力犯罪が起きていた疑いが濃厚だ。
大阪地検特捜部が入手した「証拠」が、捏造しようとしている「捜査ストーリー」とあわないからFDの更新日時を「改竄」する。これまでの冤罪事件の影には、起訴内容と背反する証拠の不提出などが隠れていたし、「証拠改竄」も疑われていたが、ここまで白日の下にさらされたことはない。
大阪地裁判決で「無罪」となった村木事件は、検察側が「控訴断念」に追い込まれたのは、当然のこと。今回の「証拠改竄」で、検察首脳と捜査責任者の責任が厳しく問われ、大阪地検特捜部という「冤罪捏造捜査機関」の存廃に踏み込んだ検討が必要。法務大臣は緊急に動く必要があるが、どうするのか。
大阪地検特捜部のFD改竄(更新日時04年6月8日)は、昨年6月末に作成された「捜査報告書」に記されていた「04年6月1日」という正しい記載と矛盾すると気づいたのは、大阪拘置所で勾留中の村木さん本人だったという。まさに「天網恢恢疎にして漏らさず」、悪事はやがて人々の知る所となる。 ≫
江川紹子氏の今朝のツイート
≪朝日新聞、一面トップ社会面見開きで、大阪地検の押収フロッピー改ざん問題を展開。着眼点素晴らしいし、取材費豊富なマスメディアならではの、会心のスクープ。朝日、久々のGJ
大阪地検特捜部は、証拠の隠滅(取り調べメモの廃棄)のみならず、証拠の改ざんまでやる。今回のことは、主任検事の個人的不祥事として扱うのではなく、検察の組織的な問題としてとらえるべきだ。朝日の記事でも、同僚の検事が改ざんを聞いたと述べている。今まで組織ぐるみで隠蔽していた、ということ ≫
もう、検察は犯罪集団の域に達している、と言っても過言ではないくらいだ。
検察は、前田恒彦検事を即刻逮捕せよ!
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