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http://31634308.at.webry.info/201009/article_25.html
鳩山・小沢の政権のとき、あれだけ政権を非難していたマスコミも、菅政権が「第二自民党」という本質を知ったことから、うって変って菅内閣に随分やさしい論調になってしまった。小沢氏が総理になったらと一時は震えあがった官僚もやっと安堵したようである。その典型的な現象が厚労相の長妻大臣の退任であろう。
新大臣の細川氏が初登庁した際は職員が拍手で迎えたそうである。官僚と対峙していた長妻氏が小沢氏を支持しなかったのは失望したが、官僚に最も嫌われていた大臣を変えたのはやはり菅氏の本質を示している。小沢氏が総理なら長妻氏を続投させていたであろう。菅氏にとって官僚を怒らしていた長妻氏は疎かったのかもしれない。
こんなことを思っていた中、以下のように菅氏の沖縄基地問題に対する本音が暴露された。
菅首相「基地問題どうにもならない」「もう沖縄は独立した方がいい」と発言 喜納参院議員が暴露http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100615/plc1006152358024-n1.htm
菅直人首相が副総理・国家戦略担当相だった昨年9月の政権交代直後、民主党の喜納昌吉参院議員(党沖縄県連代表)に対し、「基地問題はどうにもならない」「もう沖縄は独立した方がいい」などと語っていたことが15日分かった。首相は23日に沖縄訪問を予定しているが、就任前とはいえ、国土・国民の分離を主張していたことは大きな波紋を呼びそうだ。喜納氏が、鳩山前政権末に記した新著「沖縄の自己決定権−地球の涙に虹がかかるまで」(未来社)で明らかにした。
人の本当の本音はふと漏らした言葉に出て来る。だから言霊と言われる。この発言をしたとき鳩山首相が最もマスコミに叩かれ苦悩してしたときである。菅氏は日本の副総理の立場であった。こんないい加減な副総理も日本の政治史の中でもいないだろう。鳩山総理も最も頼りにした副総理がこの程度では浮かばれない。
菅氏自身が当時自分は沖縄の主担当でなかったとしゃーしゃーと言ってのけたことが頷ける。しかし人間一度発した言葉は元には戻らない。それが言霊である。
前原氏、北沢氏とも揃って基地問題は急がないと言いだした。つまり名護市議会の過半数が基地反対派で占められ非常に厳しくなり、11月の知事選挙が終わらないと何も決まらないということを意味している。この知事選挙で基地移転反対の伊波洋一氏が現職の仲井氏に勝てば完全に政府はデッドロックに乗り上げる。通常戦闘機より更に騒音が大きい垂直離着戦闘機「オスプレイ」配備について、今まで口をつぐんできた政府の姿勢に沖縄は不信感をさらに募らせており、政府が目指す辺野古移設に向けたハードルはさらに高くなっている。仲井知事でさえその配備は勘弁してくれと言っている。
今の沖縄の状況は先の代表選挙において沖縄全選挙区で小沢氏がポイントを取ったことからも伊波氏が当選する可能性が極めて高い。しかし伊波氏の票を減らすために第三の候補が出るという話もネット上で流布されている。この選挙には政府側に有利にするため官房費が大量に投下されるだろうと言われている。今の政府なら何でもありであろう。
しかし沖縄の心が、また汚い官房費で踏みにじられたらもうおしまいである。どのつら下げてクリーンと言えるか!
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