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自民派閥の溶解加速=山崎派に解散論、古賀派会長は辞意
自民党の各派閥の溶解現象が加速している。山崎派では解散論が広がり、伝統派閥「宏池会」(古賀派)でも古賀誠会長が辞意を漏らしている。野党暮らしが1年を超える中、派閥のポストや資金の配分機能は一段と低下、単なる意見交換の場へと変質しつつある。
「派閥のことがいろいろ取りざたされているが、もう少し考える時間がほしい」。山崎拓前副総裁は16日の山崎派の会合で、同派の今後の在り方について検討していることを明らかにした。山崎氏は昨年の衆院選で落選。7月の参院選へのくら替え出馬を模索したが、党の「定年制」のため断念した。衆院選前に37人いた所属議員は15人にまで減少。国会近くに構えていた派閥事務所は、資金難のため3月に閉鎖した。
派内では「山崎さんを慕う人による意見交換会にすればいい」と、緩やかな親睦(しんぼく)組織にすべきだとの意見が多い。同派の石原伸晃幹事長を囲むグループに衣替えする案も浮上している。
古賀派(31人)も転機を迎えている。7月22日夜に開かれた幹部会合で、古賀会長は「おれは辞める。集団指導体制にすればいい」と辞意を漏らした。その場にいた議員は、世代交代を促すのが狙いと説明するが、「(同派出身の)谷垣禎一総裁が人事などで古賀氏を一向に顧みないことに嫌気がさしたため」との解説もある。
最大派閥の町村派(46人)も、8月の党参院議員会長選で同派の谷川秀善氏を推したものの、派内から大量の造反者が出て落選。実質的なオーナーの森喜朗元首相が退会届を出す騒ぎに発展し、森、小泉純一郎、安倍晋三、福田康夫各氏と4代続けて首相を輩出した昔日の面影はない。石原氏は18日の民放番組で「派閥の役割はリクルーティングと教育だった。その部分を党の組織でつくり上げ、派閥のグループ化、政策集団化を目指す」と述べ、派閥解消への取り組みを促進する考えを示した。(2010/09/20-14:48)
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