コメントありがとうございます。

＞このタイミングで、なぜ深追いしたか

　それは衝突ということが起こったからでしょう。船長の逮捕も公務執行妨害であるということです。ただ、ビデオが一般に未公開の今現在、衝突が中国漁船主導によるものか、日本側主導によるものかはわかりませんが。

＞中国側か、日本側かは分からんが事件を起こすという明確な意図がないと
＞この事件は、おきていない筈

　ですから、民主党の代表選に絡んで、様々な脅しに使うために準備された可能性が強いと感じているのです。党員・サポーター票での菅陣営の有利は事前に分かっていたはずですが、国会議員票での互角、または、小沢陣営の有利という見通しでしたから、菅陣営が最終的に勝ったとしても１８日に行われたような完全な小沢はずしの人事はできなかったはずです。
　ただの推測でしかありませんが、もし、代表選での国会議員票が逆転していて小沢陣営が多数でしたら、閣僚人事の決定はもっと遅れ週明け後になったはずです。台湾や香港、中国本土での市民の反日行動はもっともっとずっとエキサイトしたものになったでしょう。そして、ビデオの存在は伏せられたままになったはずです。

＞普通に考えると違法操業していた漁船を発見した警備艇が停船命令を発したが停船しないので、逃走防止のために二隻で挟み込もうとして接触したのではないのか？
＞警備艇からビデオ撮影したとしてもどちらが衝突を仕掛けたか判断するのは難しいのではないか？

確かにおっしゃる通りだと思います。巡視船のほうが漁船よりも速度が出たでしょうから先回りしてよくパトカーが道路を封鎖するように航路をふさいだ可能性もあります。そして、そうであればビデオを見てもどちらが衝突したか判断は難しいでしょうね。

もしそうなら、なぜ日本側がそこまで深追いしたかという疑問が出てきます。こちらは、０２さんが指摘されていた疑問ですが、日本側の深追いの結果衝突が起こったとしたら、わざわざ日本側が喧嘩を売ったことになります。

しかし、もしそうなら、なぜ、岡田克也は9月14日、代表選の後、わざわざビデオの存在を言い出したのでしょう。ビデオがあるから外相をやめても支障がないし、後釜の前原誠司に負担もかけないと言いたかったのでしょうか？もしそうなら、何も会見でいう必要性がないし、単に前原誠司に個人的に伝えれば良いだけで、やはり筋が通りません。どうも疑問が大きいと言わざるを得ません。