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2010年9月18日 掲載
露骨過ぎる論功行賞人事に菅一派の政権私物化権力欲アリアリ
問題大臣と党役員を酷評する
「有言実行内閣と呼んでもらいたい」。内閣改造後の記者会見で菅首相は胸を張ったが、この面々にどんな実行力を期待しろというのか。だいたい“不言実行”だから意味があるのであって、自分の口から“有言実行”と言うのは、口に出したけれど実行しなかった過去を糊塗する表現。ゴマカシでやらないと言っているようなものだ。
17人中10人の新任閣僚は、初めて顔を見るような地味な人物ばかりだ。6期7期のベテランといえば聞こえはいいが、要するに入閣待機組を在庫一掃したにすぎない。小沢グループの議員は入閣させず、「脱小沢」色は強まったものの、鳩山グループ、旧民社党、旧社会党からまんべんなく重鎮を起用。自民党時代の派閥順送り人事を彷彿させる、中身カラッポの“空き菅内閣”だ。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう言った。
「参院選で大敗した後、執行部の交代を求める声が高まった時、菅首相は『内閣改造を含め代表選の後に行う。大幅な内閣改造をする』と言っていました。しかし、この顔ぶれを見て、『これが一新なのか』と思いました。もっと若手を登用すべきだった。副大臣・政務官を含めてチームなので、それを見ないとはっきりとは言えませんが、菅首相が何をやりたいのかメッセージも伝わらないし、弱点の経済や外交を立て直せるか疑問です」
どうせ官僚任せになるのは目に見えている。
●米国のポチが外相で日中関係はガチガチ
菅改造内閣で最もキケンな人物は、国土交通相から外相へ横滑りした前原誠司(48)だ。党内で外交・安全保障通と言われてきたが、その思想は“タカ派”。ガチガチの改憲論者で、自民党議員と一緒に「新世紀の安全保障体制を確立する若手議員の会」をやっていたこともある。
「議員個人としてタカ派発言は許されても、外交の舞台で威勢のいい発言を繰り広げて、国益を損なうことにならないか」と、早速、党内からも憂慮する声が上がっている。
だいたい前原は国交相としてどんな実績を挙げたのか。八ツ場ダムは放置され、JAL問題は右往左往で混乱を招いた。口先ばかりのスタンドプレーのオンパレードだった。
「直近の外交マターは尖閣諸島問題で悪化している日中関係です。外交には現実に合わせた“腹芸”が必要。対中強硬姿勢で机上の原則論を振りかざす前原さんは、そういう能力があるとは思えない」(外交ジャーナリスト)
米政府は前原外相を歓迎していると伝えられる。裏を返せば、前原は米国に「ポチ」とナメられているのだ。
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