http://www.asyura2.com/10/senkyo95/msg/376.html
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私も気が付かなかったが、「市民の力」さんの『おかしくないですか?・・「412人内閣」』http://www.asyura2.com/10/senkyo95/msg/347.htmlを読んで、菅総理の数に対する無頓着さが出ていてやりきれない思いがした。普通は国民に対する演説で「412人内閣」の言葉を発する前に、「まてよ、数はこれでいいんだろうな?」と自己点検するでしょう。「ああ、国民新党と新党日本が抜けていた」と与党の総理大臣だったら気が付くでしょう。数少ない「連立仲間」なのですから。国民新党と新党日本は今、何を思っているでしょう? 忘れたでは済まないと思うのですが。
まえの「カネと数の政治は古い」発言のときも、自分が脚光を浴びて演説していられるのは「衆議院選挙の数の圧倒」の結果だと言うことを、スッポリ忘れていました。さらに大衆が「脱小沢」に賛意を示したのは、「なんとなくグレーだから、小沢さんが民主党の要職に付くのはいかがなものか」程度だったはずです。メディアの度重なる調査でも「小沢氏を支持する議員すべてを排除すべきだ」などとは言っていません。なぜなら「小沢氏の政治理念」そのものに賛意か否定かの調査はしていないからです。
それをあろう事か「拡大解釈」をして、小沢派の封じ込めに踏み切りました。繰り返して言いますが一般国民は「小沢氏個人の好き嫌い」を表明はしましたが、「小沢派全員の好き嫌い」などは一度も調査されておりません。
「小沢支持者には経験のある人がいなかった、それだけだ」と内閣改造後に誰かが言っていましたが、その言葉を真に受ける人がはたしているでしょうか? とにかく数や相手を見間違わないでください。本当に戦うべき相手は「党の外」にいるのです。「目の前の黒マントの悪漢」相手にけんかを楽しんでいる時ではありません。
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