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ちょっと、短いエントリを更新します。
元衆議院議員の河上みつえ氏の今朝の呟きを見て、感ずるところがありました。
《多くの激励、心に沁みます。議員票と、党員サポーター票の乖離は、制度もありますが、どれだけ生小沢にふれたかどうかだと思う。生小沢に触れた人は心震え、日本魂に火がついたと思う。私もそうですから。人の心を掴んでも、與論操作にかなわない世知辛さが歯がゆい。》
https://twitter.com/kawakamimitsue/status/24580579394
昨日も書きましたが、僕は、小沢さんを大西郷になぞらえるのは好みません。
しかし、今日の新内閣の顔ぶれを見てもわかるとおり、完璧に排除された小沢さんは、ますます、太政官から去らざるを得なかった、あの大西郷に似てきています。
真に、国家国民のためを思い、私心を捨て、粉骨砕身してきた「救国の人」が、追いやられる結果となってしまう。
この国の宿痾と言うべきなのかもしれません。
「どれだけ生小沢にふれたかどうか」
「触れた人は心震え、日本魂に火がつく」
僕も、いつか、書きました。
小沢一郎というひとの魅力は、息のかかるほど近くに接近したひと以外にはわからないのではないかと。
そして、わからないひとには、決してわからない。
感性の回路を共有する者だけに、ダイレクトにその魅力が伝わるのではないかと。
大西郷も、そんなひとだったと思います。
西南の役の末期、敗戦を悟り、軍を解散しようとした西郷が、豊前中津藩の64名の士族隊に、帰郷することをすすめました。
しかし、隊長の増田栄太郎は、部下の若者たちを郷里に帰したあと、下記のような手記を認めて、西郷についていき、その運命を共にしました。
彼のひと(西郷)はまことに不思議なひとなり
一日接すれば一日の愛が生じ
三日接すれば三日の愛が生ず
しかれど接する日を重ね、
今や去るべくもあらず
故に事の善悪を超越し
かの人と生死を共にする他
我が生きる道はなし
日本の草深い田舎から出現した、傑出した巨人が、国家国民のために命を賭けてはたらく。
その巨人を受け入れるだけの器を、この国が、維新後百数十年を経て、獲得してきたのかどうか。
「言い訳をするな」
「人の悪口を言うな」
そういう古風な家訓を、たとえそれによって自分が不利な立場に置かれようとも、頑固に守り続ける。
この平成の世にあって、奇跡のようなその存在を、国をあげて排斥しようとする、愚かな所行を目の当たりにするにつけ・・。
本当に、この日本が、愛するに値する国なのか。
守るべき国なのかということすら、考え込んでしまう、ここ数日です。
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