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やっぱり、毎日がけっぷち
2010-09-17
財源がないないって話はどこ行った?
カネの行き先が違うだけ…ってことに、どうしてみんな気づかないんだろね?
菅が再選ってことになってから、野田のアホが2兆円ほど使って為替介入とやらをぶちかましたそうだね。
ドル円は82円を切りそうなところから85円台に戻り、まあ、ひと息という感じだ。
で、こいつらが最高にアホというか天才的な売国奴であるとよくわかる部分がある。
仙石のクソ野郎は、事実上「82円になったら介入する!」ということを抜かしているし、野田は「介入資金は39兆円」とかバラしているらしい。
これがどういう意味かと言えば「82円まで円を買ってくれたら、39兆円使って、もっと高い値段で買い取りますよ!」という意思表示以外の何物でもない。
まあ、いいや、そんなことは。
ていうか、39兆円という年間税収にも等しい財源はいったいどこにあったんだろね?(笑)
しかも、それをドル買いというムダ撃ちに使う必要がどこにある?
民主党代表戦前、菅が勝てば円高、小沢が勝てば円安という話があったのをお忘れだろうか?
これは、菅が勝ったら、ろくな円高政策も取れないという意味ももちろんあるのだが、本筋はぜんぜん違う。
菅=緊縮財政(と、見せかけた偏向財政、以下詳述)
小沢=積極財政
これが最大の違いだ。
積極財政を打つとどうして円安になるのか?
現在の世界経済の動きを見ていればものすごくわかりやすい。
現在、とくにヨーロッパで経済的に疲弊している国が多いので、各国の中央銀行は金融緩和策を取っている。
そして、それを継続するか否かというところに焦点が当たることが多い。
このとき、金融緩和策の継続もしくは拡大となったとき、その国の通貨は安値に向かうのだ。
以上は事実をそのまま書いた。
では、それはどうしてなのか?
金融緩和策には基本的にふたつのものがある。
「金利」と「量」だ。
金利が下がれば自国通貨安に向かうのはわかりやすい。
カネというのは金利の低いところから高いところへ流れるものなので当然だ。
で、量も同じことだ。
カネの量が増えればインフレに向かう。
インフレとは、何度も書いているが「物価が下がること」ではなくて「通貨の価値が下がること」だ。
他国通貨よりも量が増えれば、当然のように通貨安に向かうわけである。
よって、このような緩和策がなされれば、為替相場としては当然通貨安に向かう。
これは常識も常識であって、円高円安を語るのであれば、当然知っているべきことだろう。
さて、日本もこれらの緩和策を取ってきたわけだが、どういうわけかその効果がない。
理由はふたつある。
ひとつは、海外の連中がこぞって日本円を買い漁っていること。
これは正直どうにもしようがない。
そしてもうひとつは、いくら日銀が緩和しても国内にカネがまわらないからだ。
それは、カネがどのようにまわっていくか考えれば当然のことだ。
日銀→銀行→市中に貸付→預金→流通
これが本来の姿なわけだが、いまは銀行から先に資金が行かない状態だ。
企業もカネを借りたくない、銀行もまともな貸出先は国債くらいしかないと思っている…これではカネが動くわけがない。
じゃあ、どうするかと言えば、ハッキリ言ってこれしかない。
日銀→銀行→国債→公共投資→預金→流通
国がカネを使ってまわしていかなければダメだってことだ。
つまり、政府が積極財政をしいて、徹底的にカネをバラまくことが、このデフレ&円高を抜け出す最大の方法だってことである。
ついでと言ってはなんだが、現在の状況はこれだ。
日銀→銀行→国債→<緊縮財政>→<ストップ>
これを推進してる連中、いったいなにを考えてると思う?
さて、そうなるとまた借金がどうこう言い出す人がいるわけだが、いちいち説明するの疲れるので、過去ログでも読んでくれ。
それで理解できないなら、ずっと寝ててくれていい。
まあ、そんなわけで、為替介入なんぞをやるくらいなら、同額の予算を日本国内にぶち込んだほうがはるかにマシだってことだ。
日本がどんどん積極財政を行うとわかれば、海外の連中も円を買い続けることはできなくなる。
円高はこういう方法で解消できるのである。
そもそも、円高はまったく悪いことではない。
小沢先生が言っていたように、海外の資源を押さえることができる。
高い通貨ならば、積極財政をしいても問題はない。
むしろ逆で、日本は本当はものすごく優位に立っている。
積極財政をやりたくても、自国通貨の信用力が低ければそれこそハイパーインフレのような事態を招きかねないわけだが、日本にはそんな問題はまったくない。
しつこいようだが、郵政が海外に買い取られるような悪夢が起こらない限り、国債を海外に押さえられることもない。
おいらは海外で仕事をしていることが多いわけだが、彼らのうち、世界経済に詳しい人間はみんな首を傾げるのだ。
どうして日本はなんでもできる立場にいるのに、やらないのかと。
彼らに理由は話さなかったが非常に簡単だ。
国民がバカだからだ。
まあ、いやでも今後の何カ月かで思い知らされることになるだろう。
さて、今回の介入資金だが、前にも何度か書いたことがあるわけだが、これは「外国為替資金特別会計」というものが出どころである。
一般会計とはまったく関係ない、財務省が勝手にいじくっている特別会計なのだ。
ここにはいくらでも怪しい資金があるが、これほどあからさまなのは珍しい。
ちなみにこの資金、なにも介入ばかりではなく、大量の米国債購入などにも使われてきた。
とくに稲川会系外資族売国奴一家三代目・小泉純一郎、銀行詐欺師・竹中平蔵、ジャパンハンドラーの手先・飯島勲なんかが堂々と官邸に居座っていた時代だ。
そして、そんな時代が再び始まろうとしている。
要するに、このゼニはアメリカさんへの貢物であって、アメリカさんのバックにいる連中がおいしくいただくためにある。
だから、国民には増税だの緊縮財政だのを説き、こっちでは大盤振る舞いしているわけだ。
こういうのを緊縮財政とは呼ばない!
偏向財政というのだ!
しかも、その行き先が日本人とまったく関係ない連中だってところが非常にタチが悪い。
おそらく、今後数カ月のうちに、日本の富という富は徹底的に連中に奪われることになるだろう。
で、その閣僚の顔がそろったわけだが、これまた非常にタチが悪い。
左翼のフリした東アジア離反勢力から、アメリカべったり野郎まで、よくここまで売国奴ばかり集められたなと感心するほど酷い内閣である。
まあ、どうせなるようにしかなるまい。
そんなに長持ちもしないだろう。
だが、ダメージはおそらく小泉時代の比ではない。
だからこそ、おいらはみんなが飯を食えるようにという、草の根環境ビジネスをやるのだ。
ていうか、もはやそれしかやりようがないしな…。
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