http://www.asyura2.com/10/senkyo95/msg/279.html
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代表選前の記事なので古いです。
ただ大手ではなくても、ちゃんとした新聞がこのような記事を出したのが意味が深いと思います。
1はこちら→http://www.asyura2.com/10/senkyo95/msg/256.html
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●米国が嫌がる小沢氏
官僚を通じ、日本の政治経済は実質的に米国ににぎられている。米国にとっては小泉政権のような対米追従一辺倒の日本政府がもっとも好ましい。
それを裏付けるように、これまで対米追従に否定的な動きをとるごとに日本の総理大臣はことごとく短命に終わってきた。日本の相次ぐトップ交代に、国民の多くは総理の責任を問うが、実はそうではない。それぞれに立派な政治家ではあるものの、米国と対等に渡り合える大物がいないだけだ。
日本の政治には米国益に配慮しつつ、日本の国益を見出していく高度なテクニックが求められる。さらには「これだけ円高が進めば日本は黙っていないよ」と湯予期の態度も時に必要だ。決して「誰がなってもいっしょ」という単純なものではない。
だからこそ米国からすれば小沢氏のような政治家は実に厄介だ。対米重視の姿勢を見せながらも、中国接近でけん制しながら上手に立ち回ってくる。彼の中国との関係をみれば「そう簡単に米国のいいなりにならない」ことは明らかだし財界の信用も厚い。
こうなると米国は日本に譲歩せざるを得ない。好き勝手に日本に基地を置き、米軍のお古の兵器を押し売りすることもできなくなっては米国の屋台骨は揺らぎかねないからだ。
●「菅支持」ではなく「小沢嫌い」
守旧派とくみする大手マスコミは「政治とカネの問題はどうした」などと、小沢氏への批判を強めている。
問題なのはこの世論の背景は「菅支持」なのではなく、「小沢嫌い」からきているということだ。
代表選では小沢氏への民意の劣勢は変わりないが、ここにきて「日本が沈没しかけている今、小沢氏の豪腕が必要」という切実な街の声も出てきている。国民は今一度、この情勢を乗り切れる力を持つのは誰か、を見極めなければならない。こうした緊急事態は「全国民の支持を失ってでもやる」という大物政治家にしか務まらない。
次期首相を決める代表選まであとわずかだ。すでに日本の劣化は相当進んでおり、再生へ残された期間は少ない。日本沈没を防ぐために今政治がやらなければならないのは政治力による株価上昇と円高利用だけだ。今の日本はそのほかの問題程度なら自力で解決する力を持っている。
仮に今回小沢氏が敗れたとしても「今の日本を立て直せるのは小沢氏しかいない」というムードが少しでも生まれたことは大きな進歩だ。近い将来、小沢氏の出番は間違いなく訪れる。そのとき初めて日本は救われるだろう。
(週刊大阪日日新聞社 社長)
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