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ムネオ日記 2010年9月15日(水)
http://www.muneo.gr.jp/html/page001.html
「菅氏大差で再選」、「菅氏圧勝」といった見出し記事が踊っているが、実態はどうだっただろうか。
昨日のムネオ日記でも触れた様に、国会議員票は五分、地方議員票は3対2、サポーター・党員表も137,998票対90,194票で3対2なのである。300小選挙区で一番が総取りする仕組みなので、ポイントに差が付いたのである。
しかし、菅さんが民主的手続きによって勝利したことは間違いない。菅代表の腕の見せ所が始まったのである。どうやって挙党態勢をつくるか、来年の通常国会をどう乗り切れる布陣にするのか、注目したい。
民主党大会終了後、小沢先生から電話があった。弾んだ声で元気いっぱいだった。まだまだ期するものがあるという気迫が感じられた。その声に安堵したものである。
10時から「取調べの全面可視化を実現する議員連盟」の第13回会合に出席。
10日に判決のあった村木厚子元厚労省局長の弁護人を務めた弘中惇一郎先生が、検察の調書の取り方、暴走について話す。
続いて私が、「取調べの全面可視化を是非とも実現して戴きたい。私の活動はもう何日かしかない」と、出席議員の皆さんに心からの魂の訴えをさせて戴く。
発言の機会をつくってくれた川内博史会長、辻恵事務局長はじめ、役員の皆さんに心から感謝したい。
新聞を整理していると、9月12日付東京新聞「こちら特報部」の「本音のコラム」に、山口二郎先生の記事を見つける。多くの人の声を代弁していると思うので、読者の皆さんにお知らせしたい。
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本音のコラム 裁判と政治
9月8日、最高裁判所は鈴木宗男議員の上告を棄却し、実刑判決が確定した。9月10日、大阪地裁は郵便不正事件で起訴された厚労省の村木厚子氏に無罪を言い渡した。二つの裁判に直接のつながりはない。それにしても、鈴木氏の上告棄却のタイミングがきわめて作為的だと感じるのは、勘ぐりだろうか。
検察がしばしば事件を捏造し、無実の人の罪に陥れることは、近年明らかになった冤罪事件が物語っている。村木氏の事件も、検察の歴史に汚点を加えることになるのだろう。鈴木氏の事件についても、検察の主張が事実なのかどうか、裁判の場で徹底した審理を行うべきであった。
鈴木氏に連座する形で背任罪に問われ、有罪が確定した佐藤優氏の書物を読むと、検察が事実に基づいて適正な捜査を行ったとは、私には思えない。
民主党代表選挙で小沢一郎氏が勝てば、検察や裁判所に対する政治からの風当たりが強くなることが予想される。最高裁はそれを察知して、厄介な案件を片づけたのではないか。鈴木氏の有罪確定は、裁判所が本来果たすべき役割を放棄した結果だと、私は思う。 裁判所に政府が介入することはできない。しかし、検察は行政の一部である。次の法務大臣は、冤罪の構図を徹底的に検証すべきである。
(9月12日付東京新聞25面)
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この考え方に異論を唱える人はいないと思うが、読者の皆さんはどう受け止めるだろうか。
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