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2010年09月16日 00時42分52秒
「国民革命戦線」を組織する
かねてより繰り返しているが、今回の民主党代表選において菅直人が選ばれようと小沢一郎が選ばれようと、基本的に日本は何も変わらないだろう旨、私は主張してきた。しかし、物事には当然”程度”があることを踏まえて考えてみると、今回の菅直人の勝利は明らかに”最悪”の結果である。
これで菅直人はもとより、それ以上に負の権力構造、つまりは日本の官僚組織、日本の検察組織、日本の司法組織、そして忘れてならない日本の宗主国アメリカ合衆国が喜々としている様が目に浮かぶ。このことにより、一体誰が割りを食っているかはもはや論を待たない。もう一つの負の権力構造、”メディア”によって思考停止に追いやられたこの国の誰か達なのであって、その総数は「パレトの法則」に従い全有権者の8割にも及ぶのではないかと勘ぐってしまう。
彼らはこう思っているに違いない。「政治とカネ」の問題を抱えた者が政権与党の代表、ひいては日本の首相になれるはずがないと。
元来、菅直人はワシントンには評判が良かった。アメリカの有力者の中にも菅直人を評価するものが少なからず存在していた。しかしよく考えて欲しいのだが、あのアメリカが本気で日本の政治家を褒める、賞賛することなどこれまであったであろうか。あったと思っている方は、それこそ素敵な勘違いをなさっている。アメリカにしてみれば、植民地同然の日本政治家など”飼い犬”や”使い走り”のようなもので、そもそもまともに相手にする存在ではないのである。
そんなアメリカに評判の良い菅直人という政治家は、要するに昔から従属の姿勢を示しており、既に純粋培養の傀儡となっているということなのだ。
したがって、このまま菅直人が首相の座に居座ったとて目の前の問題は何一つ解決することなく、日本が破綻するのは間違いない。
菅直人では沖縄問題を何一つ解決することができない。
菅直人ではアメリカ、中国に関する外交問題を何一つ解決することができない。
菅直人では山積する法案を何一つ通過させることができない。
菅政権は今後ますますアメリカとの従属関係を深め、アメリカと別の意味で手を結ぶ中国も含め、この2カ国に徹底的に利用され蹂躙されることだろう。
しかし、これもある意味日本の有権者が望んだことなのである。いいザマだ!散々弄ばれるがいいだろう。――私は断固、拒否するが。
今現在の日本の置かれた状況に少しでも不満や疑問を感じる者たちは、今すぐにでも心の中で手を挙げるべきだ。何も無理して決起し、デモ行進などする必要はない。
これからは我々一人ひとりの「内的革命」、「内的レジスタンス」的態度が要請されてくる。そして心ある者は、心の中でそれに応えれば良いのだ。心の中でそう思った瞬間、あなたは「革命戦線」の一員となる。そして政府与党、これまで政権を担ってきた自民党、公明党にも徹底して「No!」を突きつけてやるのだ。
我々が沈黙していたとて、所詮は暗澹たる日本の政治である。ならば我々の手で国家転覆をしてやろうではないか。我々はもはや内的亡命者のようなものでもあるのだ。「日本に住んでいながら、それは卑怯な態度」だって?なあに、政治家に比べればそれでも聖人君子の立ち振る舞いだ。
私は「国民革命戦線」の結成をここに宣言する。
構成員はこれに共鳴する「あなた」である。
<-- 『革命のエチュード』 --> You-Tube動画
Richter plays Chopin Revolutionary Etude
http://www.youtube.com/watch?v=8hOKcdZJJFU&feature=player_embedded
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