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株式日記と経済展望
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu223.htm
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竹中平蔵、木村剛に逆らう銀行や企業を倒産させた、この二人のやりた
い放題を許した小泉政権は史上最悪、最低の内閣だったということです
2010年9月13日 月曜日
◆竹中平蔵と木村剛が演じた狂気の時代。 9月13日 山本清治
http://www.kyas.com/club9/QA/qa100913.html
(一)竹中平蔵と木村剛の狂気。
(1)小泉政権下で金融担当大臣に抜擢された竹中平蔵は、郵政民営化に成功した余勢を駆って、異常な金融改革を断行した。
(2)竹中大臣は欧米の無担保金融を信奉する確信犯であったが、竹中大臣が金融庁顧問にスカウトした木村剛は、巨大銀行と巨大企業30社を名指しで「つぶせ」と叫び、多くの優良企業を倒産させた実行犯である。
(3)マスコミは狂気に満ちた竹中大臣の金融政策を支持していたが、私は断固として二人の暴挙を批判し通した。
(4)借金が多いと非難された総合商社を代表して、住友商事の社長は、総合商社は資源を持たない日本で、政府に代わって資源の確保に奔走しているのだ、と正面から反論した。
(5)しかし竹中大臣は反対論に耳を貸さなかった。竹中平蔵と木村剛に追い詰められて、三和銀行は事実上破綻し、三菱銀行に吸収合併された。日本一のスーパーダイエーも事実上破綻し、イオンに吸収合併された。
(6)不動産は売り一色となり、買い手不在の中を大暴落した。
(二)竹中平蔵はユダヤ資本の手先。
(1)この時、海外で資金を集めた外資系ファンドが、暴落した不動産を一手に買い集めて巨額の利益を独り占めした。
(2)彼らは悪辣な手法を駆使して年率40%の利益を荒稼ぎした。稼ぎすぎた利益を隠すためにタックスヘイブンに送金して脱税を計り、国税庁に摘発された外資系ファンドもあった。
(3)私は、竹中平蔵を「ユダヤ資本の手先」と断じて徹底的に批判した。
(三)木村剛の転落。
(1)異常な狂気の時代は小泉内閣の退陣と共に幕を閉じた。
(2)木村剛はどさくさにまぎれて日本振興銀行を設立した。しかし日本振興銀行は設立7年にして倒産した。
(3)竹中大臣の下で権勢をふるった木村剛は犯罪者に転落し、逮捕され、乱脈経営が白日の下にさらされた。
(4)これが東大卒、日銀出身、金融庁顧問、日本振興銀行社長という金ピカの経歴の末期であった。
(四)竹中退場で即座に復活した日本の金融システム。
(1)小泉政権の独裁政治が終わると、竹中平蔵が導入した欧米の無担保金融システムは即座に崩壊し、伝統的な不動産担保の金融システムが復活した。
(2)欧米では、担保の代わりに格付け会社が企業や証券を格付けし、格付けに基づいて企業や証券を評価する。しかしリーマンショックでは格付け会社とリーマンが結託して不良債権を隠していたために金融システムそのものが破綻し、欧米の銀行は軒並みに巨額の不良債権をかぶった。
(3)しかし日本の金融システムは不動産を担保とし、国土交通省が年2回、全国の不動産相場を公表している。銀行は担保価値以上の融資を行わないから、リーマンショックとは無縁であった。
(五)ユダヤ人の金融と日本・中国の金融。
(1)香港では現在も英国のHSBCホールディングス(香港上海銀行)が金融を仕切っているが、基本は不動産担保金融である。中国本土でも金持ちはおおむね土地持ちである。
(2)欧米の無担保金融は3600年の永きにわたって世界各地を流浪したユダヤ人が考案したシステムである。
(3)土地を持たなかったユダヤ人と土着の中国人や日本人とで、異なる金融システムが発達したのは当然である。
(4)しかし竹中平蔵は国家権力を振りかざしてユダヤ資本が構築した金融システムを日本に導入し、木村剛に指図して逆らう銀行や企業を倒産させた。
(5)私は今、改めて竹中平蔵に問いたい。
(6)第1に、今でもユダヤ人の金融システムが正しいと思っているのだろうか。
(7)第2に、自分が金融庁の顧問にスカウトした獄中の木村剛を、現在はどう見ているのだろうか。
◆日本振興銀行事件 作家・高杉良が斬る 竹中平蔵と木村剛の大罪 7月2日 週刊朝日
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20100624-02/4.htm
確かにサブプライム問題が火を噴く07年上期まで日本は景気拡大を続けましたが、それはあくまでも円安を背景にした輸出企業が牽引したもので、恩恵は大企業に集中しました。竹中プランは景気回復に何ら寄与しなかったばかりか、デフレ不況下に強引に不良債権処理を進め、かつ緊縮財政を断行したばかりに国内需要を根こそぎ破壊してしまい、地方の商店街をシャッター通りに変えてしまったことを忘れてはいけません。
また、不良債権処理を進めるにあたり、「厳格」という名を隠れ蓑にした、金融庁の罪深い資産査定が行われましたが、その査定がどれだけ不適切であったのか、04年以降のメガバンクの決算を見れば、火を見るより明らかでしょう。
竹中氏率いる金融庁に追いつめられ、東京三菱銀行に実質吸収され「消失」したUFJ銀行は巨額の貸倒引当金戻り益を計上しましたね。そのとき一部の新聞は「三菱UFJフィナンシャル・グループの収益がトヨタを超えた」とバカなことを書きましたが、正常債権を不良債権に落とすことを目的とするかのような資産査定によって必要のない引当金を積まされたことが明らかになったわけです。銀行の過剰な不良債権の処理で、ハゲタカ外資が巨利を貪った一方、数多くの中小企業が資金繰りに行き詰まって倒産し、失業者があふれたのです。投入するまでもなかった公的資金の原資は、私たちの血税でした。恣意的な裁量行政によって弱者を切り捨て、国を破壊した竹中氏の犯した罪は途方もなく大きいのです。その片棒を担いだのが木村氏ですよ。そして、この二人のやりたい放題を許した小泉政権は史上最悪、最低の内閣だったということです。 構成 本誌・中村 裕
(私のコメント)
「株式日記」では小泉竹中の経済政策を批判してきましたが、木村剛の逮捕で彼らのやってきたことが間違っていたかが、大衆レベルでもわかるようになった。特に竹中平蔵の銀行を追い込んでいく有様は、アメリカ政府のバックがあってこそ出来る事であり、抵抗勢力の政治家も反対する事も出来ず逆に自民党から追放されてしまった。
小泉首相にしても経済の事はまるで分からず竹中平蔵大臣に任せきりになり、総務大臣や金融大臣を兼任して日本の金融業界を切り刻んできた。竹中大臣はアメリカ政府の代理人であり竹中大臣を批判することはアメリカ政府を批判するに等しかった。竹中大臣のおかげで三和銀行も倒産しダイエーも破綻した。
木村剛も竹中平蔵が連れて来たスタッフであり、例の「30社リスト」を作ったのは木村剛だ。テレビ朝日のサンプロには毎週のように竹中平蔵が出演して木村剛も良く出ていた。田原総一郎も毎週のようにゾンビ企業は潰せとテレビで言い続けてきた。そして青木建設が潰れると小泉首相は構造改革が進んでいると言い放った。
大衆とマスコミは小泉首相の構造改革を支持して内閣支持率も高かった。そして小泉竹中の経済政策を批判するリチャード・クー氏や植草一秀氏はテレビに出られなくなり、植草氏は尾行されて痴漢行為の現行犯で逮捕された。高橋洋一氏も窃盗で捕まりましたが、これも現行犯だった。現行犯で逮捕されると無罪を立証する事が不可能に近くて社会的に抹殺されてしまう。
構造改革のおかげで多くの企業倒産で担保になっていた不動産が投売りされてハゲタカファンドがタダ同然で買いあさっていった。ハゲタカファンドにとっても不動産再生事業は短期間に利益を出せる打ち出の小槌であり、都心のビルは外資系ファンドに買い占められた。
不動産担保金融は日本の金融システムですが、欧米の金融機関も住宅ローンなどで不動産担保金融を拡大してバブル景気に沸いた。住宅価値が上がることで担保価値も上がりそれを担保に消費者ローンで消費を拡大して20年以上以上もの消費拡大景気が続いた。しかしサブプライムローンの破綻が広がりアメリカのバブルも崩壊した。
木村剛の日本振興銀行は7年で倒産しましたが、やっている事は商工ローンと変わらず不良債権の転売ビジネスのようなものだった。預金者から6000億円もの預金を集めて高利で貸しまくって業績を上げた。しかしやっている事は詐欺であり高額の報酬で利益を独り占めして、タックスヘイブンにカネをプールして高飛びするつもりだったのだろう。
◆「日本振興銀行の詐欺」について。 9月11日 ニュースと感想
http://www005.upp.so-net.ne.jp/greentree/koizumi/main.htm
日本振興銀行についていろいろ報道されている。「日本初のペイオフ」とか「乱脈経営」とか。では、なぜそういう問題が起こったのか?
この問題は、その本質を「詐欺」と見なすと、理解できる。
日本振興銀行は、乱脈融資をした。価値のない屑債券を購入したり、倒産同然の企業に融資したりした。ではなぜ、そういう滅茶苦茶なことをしたのか?
その答えは簡単だ。「自転車操業」と同様で、大金をつぎこむことで、破綻を一時延ばししたのだ。赤字事業に大金をつぎこめば、そのつぎこんだ大金は、戻ってこない。まともな頭があれば、そんな馬鹿げたことはしない。
しかし、日本振興銀行は、そういうことをした。社員や重役が大反対しても、木村剛が頭ごなしに大声で命令して、無理やり大金をつぎこんだ。では、なぜ?
そういうことをすれば、日本振興銀行に莫大な赤字が生じる。しかしそれは、破綻させてしまえば、負担はゼロで済む。赤字は納税者と出資者が払うだけだ。木村剛は赤字の負担をしないで済む。彼自身はちっとも損しない。
その一方、木村剛は、高額の役員所得を得た。また、偽装決算によって巨額の配当や株価売却益も得た(はずだ)。また、SFCGとつるんでいた ことで、裏金やリベートの環流もあったはずだ。
こうして木村剛は、日本振興銀行を食い物にすることで、巨額の金を得た。これは、自転車操業が続く限り、得られる金だ。だから、少しでも長く自転車操業を続けようとした。
預金者の金 → 日本振興銀行 → ゴミ会社
↑ ↓
└──────┘
ゴミ会社は、本来、不渡り再建を出すことで、倒産するはずだった。しかし、そこに追加融資をすることで、不渡りを出す時期を先延ばしする。(自転車操業)。
そんなことをすれば、回収不能金が増えるから、本当ならばやらない。しかし、銀行の利益が目的ではなく、木村剛の利益が目的だから、このような滅茶苦茶が実行される。異を唱えれば、木村剛によって左遷される。
実を言うと、この構図は、リーマンショックに似ている。
「駄目な債権にどんどん融資して、回収不能金を増やしながら、当面の利益(配当)だけを獲得する。しかしいつか、回収不能金が顕在化して、一挙に巨額の赤字がのしかかる。しかし、そのときは、経営者はやめてしまう。経営者は、やめる前に、巨額の役員報酬を得る」
会社にギャンブルをさせて、会社に赤字を出させるが、会社を一時的に黒字に見せかけて、その間に巨額の役員報酬を取る。……基本的な構図は、日本振興銀行と木村剛の場合と、ほぼ同様だ。
ただ、リーマンショックのときの米国金融界は、それほど露骨ではなかった。金融工学による「証券化」みたいなことをやって、「こうすれば、打ち出の小槌によって、金が湧いて出るんです」というふうに語って、人々をだました。それでたいていの人がだまされた。(高度な数学を理解できないせいで、だまされた。)
その点、木村剛の方は、はるかに単純だ。金融工学なんか使わない。破綻確実の企業に無理やり融資して、そこから一部の金を吸い取って、自分のポケットに入れるだけだ。そしてそのための方法は、金融工学のかわりに、「恫喝」だ。言うことを聞かない部下を左遷・解雇する、という方法で、自分の詐欺活動を実行した。
要するに、木村剛においては、詐欺と、ワンマン経営とは、表裏一体である。通常ならば、詐欺による銀行倒産なんていう馬鹿げたことは、社員によって阻止される。しかし、ワンマン経営であれば、会社全体が詐欺を実行することも可能となる。……そして、その目的は、「一将功成りて万骨枯る」である。たとえ他の全員が不幸になったとしても、一将だけが大儲けできればいいのだ。
これが日本振興銀行において起こったことであった。そして、結果は彼のもくろみ通りで、日本人全体と出資者とが、ペイオフの形で、尻ぬぐいをするわけだ。……つまり、あなたもまた、木村剛にかなりの金額を奪われる。(そのうちの一部が木村剛に入る。エコキャップ詐欺に似ていますね。人々は大損して、推進者だけが比較的少額の利益を得る。)
(私のコメント)
アメリカの金融機関もリスクの高いビジネスをして高い報酬を得る。成功していればいいが経営に失敗しても国が税金で穴埋めしてくれて、経営者は高額な退職金をもらってバイバイだ。木村剛もそれを狙っていたのでしょうが証拠隠滅で捕まった。アメリカの場合はアメリカ自身が金融立国で金融でカネを稼ごうとして失敗した。ドル札を刷りまくり国債を世界中に売りまくって、いずれはデフォルトするつもりなのだろう。泣きを見るのがドルや国債を買ってきた日本だ。
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