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菅直人首相は14日、民主党代表に再選されたことを受けて閣僚・党役員人事に着手、内閣の要の仙谷由人官房長官を留任させる方針を固めた。人事では、敗れた小沢一郎前幹事長や同氏を支持した議員の処遇を含め、挙党態勢を構築できるかが焦点。「脱小沢」路線の象徴である枝野幸男幹事長は交代するとの見方が強い。その場合の後任には、「中間派」とされる鹿野道彦衆院予算委員長らの名前が挙がっている。首相は17日にも人事を断行する意向だ。
首相は14日の臨時党大会後に記者会見し、人事について「現時点では全くの白紙だ。あすにも代表経験者に会い、いろいろな意見を聞いた上で考えたい」と述べた。仙谷氏は会見で「(首相は)できるだけ速やかに行うと思う」との見通しを示した。
仙谷氏は予算編成や米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題など重要政策の調整を委ねられており、首相の信頼は厚い。民主党幹部は仙谷氏について「普通に考えたら代えないのではないか」と語り、続投との見方を示した。首相は同日夜、首相公邸で仙谷氏と約1時間10分にわたって会談した。閣僚・党人事をめぐり協議したとみられる。
枝野氏は、7月の参院選で惨敗した責任を取って辞任する意向を既に首相に伝えているとされ、14日も記者団に「責任を感じている」と語った。枝野氏交代の場合の後任には、小沢グループの抵抗が少ないとみられる鹿野氏のほか、旧民社党系グループに属する川端達夫文部科学相や、首相を支持した岡田克也外相が取りざたされている。代表選で菅陣営の中核となった前原誠司国土交通相らは「脱小沢」路線の見直しに強く反対しており、首相も政権運営に小沢氏の影響力が及ぶ事態は避けたい考え。ただ、小沢氏は国会議員票で鳩山由紀夫前首相や輿石東参院議員会長ら実力者を含む200人の支持を獲得した。鳩山氏らから小沢氏への配慮を求められ、首相が難しい判断を迫られる可能性もある。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010091401141
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