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【民主党代表選】米政府 菅首相再選に安堵と期待
2010.9.14 20:18
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100914/amr1009142018010-n1.htm
【ワシントン=佐々木類】菅直人首相が民主党代表に再選され米政府内には、“中国寄り”とみる小沢一郎前幹事長との比較において、菅首相の方が望ましいという意向があっただけに、安堵(あんど)感が漂っている。米政府は首相が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設問題をめぐり停滞した関係を好転させ、日米同盟の正常化に向け連携を強化していくことに引き続き期待を寄せつつ、菅政権の動向を厳しい目でチェックしていくことになる。
米政府はもともと、菅首相が所信表明演説で「現実主義を基調とした外交」に取り組む姿勢を示したことを高く評価してきた。
一方で、小沢一郎前幹事長については、代表選を前に言及すれば「日本の内政に口をはさむことになる」(米政府関係者)として、表だった論評は避け静観してきた。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100914/amr1009142018010-n2.htm
だが、米政府内では、大議員団を引き連れての中国詣でに象徴されるような極端な対中傾斜や、普天間移設問題での日米協議の見直し示唆など、小沢氏の対米姿勢を懸念する空気が強かった。それだけに関係者は「日本の世論の支持通りになった」と、菅首相の勝利を基本的に“歓迎”している。
ただ、米国内には、日米同盟の正常化を含む今後の菅首相の政権運営において、小沢氏の存在がなお、マイナス要因になるのではないか、との一抹の懸念もある。
マサチューセッツ工科大博士課程に在籍中で、米紙ウォールストリート・ジャーナルなど複数の米大手メディアのコメンテーターを務めるトバイアス・ハリス氏は、「小沢氏自身が決めることだ」としながらも、「一番よい選択肢は小沢氏が政治の最前線から身を引くことだ」と指摘する。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100914/amr1009142018010-n3.htm
そのうえで「最大の問題は菅首相が小沢氏を今後、どう処遇するかだ」とし、代表戦で小沢氏は大差で敗れたとはいえ、国会議員から一定の支持を集めたことから「非主流派として菅首相の足を引っ張るのではなく、内閣の一員になる道もある」と促す。
朝鮮半島情勢や中国の軍拡など、東アジア地域では不透明感が増す中、普天間移設問題がネックとなり、日米同盟は停滞する状況が続いている。実際、菅首相は11月28日の沖縄県知事選などを理由に、普天間飛行場の移設先の工法を8月末に詰めるとした5月の日米合意を履行せず、先送りを決め、オバマ政権内に失望感を広げた。
11月中旬には、オバマ大統領の来日が予定されているが、「形だけのセレモニーは意味がない」との米政府の意向で、日米安保50年の記念行事は見送られる公算が大きい。
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