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菅直人首相が小沢一郎前幹事長を破り再選を決めた民主党代表選。勝敗を分けたのは何か、敗れた小沢氏はどうするのか。識者に聞いた。
「小沢氏は世論をなめたつけを払った」と手厳しいのは選挙プランナーの三浦博史さん。「政治とカネについての国民の不信をクリアして初めて首相に選ばれる資格がある。十分な説明をせず、世論を無視しては政権は成り立たない」と陣営の戦略ミスを敗因に挙げる。
菅首相については「世論を意識した訴えは奏功した」としつつ、「相手の傷に塩を塗るような戦い方はどうか」とチクリ。「個人批判をせず堂々未来を語ればもっと議員票が取れ、党内融和も容易だった」と分析。「小沢氏は『最後の戦い』に負けた。党を割ってもついて行くのはごくわずかではないか」と予想した。
一方、政治評論家の板垣英憲さんは「感情的な批判の応酬で党内の亀裂は大きい。小沢氏は分裂は計算済み。ほどなく第2幕が始まる」と小沢氏離党を予測。「200人のうち半分でも追随すれば政界再編には十分な数だ」と指摘する。「小沢氏が出馬したのは敵味方を見定め、同志の結束を強めるため。代表選を利用したのでは」と推測。「離党しないまでも、半数の支持があれば小沢氏を無視できない。消極的支持で選ばれた菅首相には、党内人事を調整しながら政権運営で結果を出すといういばらの道が待っている」と話した。
講談師の神田紫さんは「菅首相は清廉潔白だが、押しの強さが足りない。どちらが勝っても帯に短したすきに長しだ」と辛口のコメント。「講談の世界に例えると、今は戦国時代。国を何とかしてほしい時に、ぐいぐい引っ張っていってくれないと」と要望する。
国会議員票の約半数を得た小沢氏については「負けても小沢氏の力は変わらない」と予想。「黙っているかどうかは分からないけど、側近に党分裂をうながされても、小沢氏本人が収めないと。それだけ力があるのだから、今は菅首相に協力すべきだ」とした。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010091400953
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