http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/801.html
Tweet |
産経新聞も「逃げ腰」になって来た? 何故?
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/
産経新聞9月12日号に、「気迫に満ちた小沢一郎氏の危うさ」と題する、「政治部デスク」による次のような不思議なコラムが掲載されている。札幌市での民主党代表選挙の立会い演説会での小沢演説を長々と紹介した後、聴衆や国民の間に「小沢ブーム」とでも呼ぶべき現象が起こりつつあることを仕方なく認め上で、苦言を呈したものであるが、これまでの産経新聞の小沢バッシング報道と、民主党代表選挙における「菅直人80%、小沢一郎20%」という菅直人の圧倒的優勢情報の垂れ流しからは想像も出来ないような内容である。産経新聞政治部に何が起こったのか? あるいは起こりつつあるのか? それとも、これは、産経新聞の敗北宣言なのか?
【政治部デスクの斜め書き】
気迫に満ちた小沢一郎氏の危うさ
2010.9.12 18:00
民主党代表選の投開票を14日に控え、小沢一郎前幹事長がいつになく元気だ。11日も東京・築地や墨田区の商店街を練り歩き支持を訴えた。赤ん坊をだっこしたり、卵焼きをほおばったり…。いつもの仏頂面からは想像もつかない。
これほど気合が入っているのは、政治家生活41年にしてようやく首相の座が見えてきたからなのか。それとも菅直人首相の優勢が伝えられていることで逆に奮起したのか。週刊誌のスキャンダル記事で吹っ切れたようにも見える。
街頭演説も鬼気迫るものがある。9日の札幌市の大通公園でも声をからしながらこう訴えた。
・・・・・・・・・・・・・・・
要約すれば「政治主導で地方にバラまく」と言っているだけという気もするが、その気迫はすさまじい。師である故田中角栄元首相が乗り移ったかのようだ。聴衆は万雷の拍手を送り、「オザワコール」がわき起こった。
この後、演説に立った菅直人首相は左手を大きく振り上げながら、新成長戦略や中国人観光ビザ緩和、農業再生など政府の施策を切々と説明したが、迫力不足の感は否めない。案の定拍手も少なかった。
報道各社の世論調査では菅首相続投を支持する声が圧倒的に多いが、街頭での反応はどうも違うようだ。この日本の閉塞状況を打開できるのは小沢氏しかいない。そんな声は少なくない。この聴衆の熱気と期待が小沢氏を元気づけ、政権のトップに躍り出ることへの自信につながっているのだろう。
・・・・・・・・・・・・・・・
天下の産経新聞が、随分、弱気になったものである。なんだかこの記事は、これまで小沢批判と小沢罵倒を社一丸となって繰り返してきた産経新聞の記事としては不思議なもので、うがった読み方をすれば、これは、来るべき「小沢一郎圧勝」への言い訳染みたコラムのようにも読めるが、はたしてどうだうか。いずれにしろ、産経新聞政治部デスクも認めるように、菅直人の国民的人気なるものはマスコミが偽装した「上げ底」の人気であり、実態は皆無に等しいと言うべきで、反対に小沢一郎の場合は、民主党代表選挙立会演説会に集まった一般大衆の国民的は圧倒的なもので、今や、全国的に「小沢一郎ブーム」が起きつつあると見るべきではないのか。選挙結果は水物だから、投票箱を開けてみるまでは予断を許さないが、結果如何にかかわらず、今回の民主党代表選挙を通じて、「小沢一郎フィバー」が沸騰し、今後の政局の鍵を握るのは、やはりこの人、小沢一郎であることは、明らかである。逆に、菅直人は、政治家としての資質も才能も絶無だという事がバレバレになったわけで、民主党代表選挙に勝とうと負けようと、小沢一郎の敵ではなく、多くの小沢一郎に歯向かった政治家たちと同様に、近いうちに消えていくことだろう。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK94掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。