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2010年9月13日 (日) 00:16
代表選小沢氏当選阻止を目論むマスゴミの実態
民主党代表選は小沢一郎氏が圧倒的に優勢な情勢で告示を迎えた。小沢一郎氏支持者は党内の圧倒的多数を保持し、党員・サポーターにおいても、圧倒的な待望論に包まれている。
この情勢にあったからこそ、米官業政電の悪徳ペンタゴンは、何とか小沢一郎氏の代表選出馬を阻止しようと、激しい情報工作を展開したのである。
2008年の民主党代表選ではあれほど複数候補による代表選を求めたにもかかわらず、今回は党を二分する対決を避けるべきとの主張を展開した。
菅直人氏は総理に残留するために、新内閣および党執行部の体制刷新に合意し、いったんは小沢一郎氏の重要ポジションでの起用による代表選無投票再選案に同意した。ところが、一夜明けて、方針を変更し、小沢一郎氏との一騎打ちを選択した。
6.2クーデターで主権者国民から権力を奪取した悪徳ペンタゴンにとって、9月14日の代表選は何が何でも権力を死守しなければならない選挙になった。この目標を満たすために、マスゴミが狂気の情報誘導に動いたのだ。
目的は二つある。ひとつは党員・サポーター票を菅直人氏に誘導することである。この目的のために、世論調詐結果の大ねつ造に動いた。報道各社は示し合わせた数値を次々と発表した。いずれも、菅直人氏支持が小沢一郎氏支持を大きく上回っているというものである。
これらの数値が人為的操作を加えていないインターネットでの世論調査結果と正反対であったことは言うまでもない。インターネット世論調査では、小沢一郎氏支持が菅直人氏支持を一貫して圧倒している。
ところが、実際に選挙戦に入り、記者会見や公開討論会などを経ることによって、小沢氏の力量が菅直人氏をはるかに上回ることが誰の目にもはっきり見えてしまった。ねつ造した世論調詐結果の効果がほぼ全面的に消滅してしまった。
そこでマスゴミは、時間を置かずに、次の世論調詐をねつ造し、繰り返し報道する非常手段に出た。こうしたねつ造情報の流布によって、菅直人氏支持者が小沢一郎氏支持者をはるかに上回っているのが「民意」だとする虚偽情報の刷り込みを執拗に実行した。
これらのねつ造情報の流布は、党員・サポーター票の投票誘導策であると同時に党員・サポータ−票集計での不正を実行するための伏線でもあると考えられる。
第二のねらいは、こうした空気を人為的に作り出し、また党員・サポーター票の不正集計を行うことによって、9月14日の国会議員による本選挙での投票を菅直人氏に誘導することである。
党員・サポーター票の投票が締め切られたいま、マスゴミの行動の目的は国会議員票の誘導に移っている。恐らく、全体として菅直人氏が有利との虚偽情報を徹底的に流布することになるだろう。
菅直人政権の継続を求めているのが悪徳ペンタゴンであるが、その中心にいるのが、米、官、業のトライアングルである。マスゴミはこの米官業トライアングルの僕(しもべ)である。
週刊誌では、新潮、文春の偏向がひときわ際立っているが、その背景に米国諜報機関の存在が見え隠れしている。
文春は週刊誌と月刊誌の両建てでの激しい情報工作を展開している。
この週刊誌がどのようなアプローチで取材を行うのか、その一端を紹介しておく。週刊文春は9月9日発売号でも激しい小沢一郎氏攻撃を展開したが、この9月9日号発刊に向けて、私にも取材の依頼があった。以下は、取材依頼のメール文面である。9月3日の発信メールである。
植草一秀様
お忙しいところ突然のご連絡を差し上げる失礼をお赦し下さい。
私、文藝春秋「週刊文春」記者の××と申します。
植草様に取材を依頼致したくご連絡を差し上げました。
私どもでは現在、民主党の代表選について広く取材をしております。
この中で、植草様は以前から代表候補である小沢一郎代議士を応援されており、かつて日本経済についての対談などもされています。
そこで、日本経済の現状を踏まえたうえで、菅直人総理と小沢氏の経済をはじめとする政策の比較などについて、植草様がどう考えているのかも含めてお話をお聞かせいただくことは出来ませんでしょうか。
取材は、ぜひとも面談にてお願いしたく存じます。
植草様のご都合の宜しいお時間や場所をお伝えいただければ、そちらに伺います。
ただ、締め切りの都合上、期限は6日月曜日の午後6時ごろまでに取材をお願いしたいのですが、ご検討賜れないでしょうか。
こちらは土日でも、いつでも取材に伺います。
もし万が一、面談が難しいということであれば、お電話でも結構でございます。
突然の依頼で恐縮ですが、何卒、宜しくお願い申し上げます。
文藝春秋
「週刊文春」記者
○○○○拝
東京都千代田区紀尾井町3−××
編集部 03−328×−××××
携帯 090−849×−××××(何かございましたらいつでもこちらのお電話にご連絡賜れれば幸いです)
(ここまでメール文面のコピー)
面談での取材依頼は写真を撮影したいとの意向を表している。どのような記事になるのかは、この依頼メールだけで手に取るように分かる。取材に応じる価値はゼロ、というよりもマイナスであるから、もちろん完全無視したわけだが、中立公正の代表選報道の真逆に位置する報道である。
こうした狂気の情報工作がなぜ行われているのかを考えることが重要である。一国の総理大臣を決める選挙なのだから、公開の場で堂々と論戦を戦わせて、判断は主権者国民、サポーター、党員、民主党地方および国会議員に委ねれば良いのである。
それを、無理やりに選挙結果を誘導しようとする報道が、NHKを含み日刊ゲンダイを除く全マスゴミをあげて展開されているのである。この異様な光景が誰によってどのようにもたらされているのかを考えることが重要である。この問題を考えることによって、日本の国のかたちがはっきりと見えてくるのだ。
日本を主権者国民の国に変えるには小沢一郎氏を選出する以外に道は無い。主権者国民は悪徳ペンタゴンに必ず勝たねばならない。
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