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日本はアメリカに貢ぎ続けた結果、アメリカは世界覇権を確立し、少数先鋭による世界支配体制を確立できるという幻想をもったが、インターネット時代の情報統制の限界もあり、世界支配体制プログラムが頓挫中。属国日本を小泉改革により隷属に切り変え、切り捨てようと思ったが、国民的英雄の登場で日本のエリート統制も破綻しつつある。この国民的英雄の登場はキッシンジャーが最も警戒し、ナイの戦略で潰してきたもの。小沢氏はこれをヨーロッパ・中国の「保守層」の支持を取り付けて、乗り切りつつある。日本は寄生されたアメリカに貢ぎ、金融メタボ化させ、内臓といえるアメリカ国内産業を技術力で侵食し、結局ボロボロにすることに成功した。イギリスの金融、ドイツの科学技術を統合して作り上げた一国覇権国家としてのアメリカの復活は金融の崩壊で不可能であるが、科学力軍事力の影響は維持しつづける。脱アメリカは当面無理である。親米政策、親欧政策により、世界的秩序を尊重しながら、中国を代表とするアジアに中産階級層を成立させ、中産階級が指導する社会を形成していくことが日本の役割である。
少数エリートによる専制政治についてはギリシャ時代にプラトンが夢見たが、これは危険であり、権力は腐敗し、容易に固定的支配・被支配構造の停滞社会を出現させる。中産階級が主導する政治が全体の利益を永続的に導くことはギリシャ以来アリストテレスにより主張されている。
悪しきプラトン主義者により、富と権力が少数に握られれる政策が取られ、中産階級は自殺による借金返済という首吊り政策(小泉時代の最悪の保険改悪)が中産階級の没落を加速させた。しかしこの悪しきプラトン主義の流れはかろうじて阻止されつつあり、「日本隷属化のフロント口封じによる首吊られ」、「支配体制暴露者の口封じのための首吊られ」の現象が流行している。
議員バッチ剥奪後の中川氏の死亡の先例から見ると、鈴木宗男氏の議員バッチ剥奪後の生命に危険が迫っている。安全なのは実は監獄である。とはいえ、中川氏の場合には海外発の刺客であるのに対して、鈴木氏の場合には国内フロントの内部事情による失脚なので、危険度は下がる。アメリカ発の場合には現職大臣でも命の保証はない。そもそも自国の大統領を衛星中継しながら暗殺する国柄である。
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