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れんだいこのカンテラ時評806 れんだいこ 2010/09/11 22:06
【民主党国会議員のプロの見識を問う】
「2010.9.14民主党代表選」のカウントダウンが始まった。考えて見れば、小沢候補が勝つのに何の不思議もない。マスコミの執拗な小沢パッシングプロパガンダで催眠術に掛けられているが、解けてしまえば何でもない。そもそも政権交代選挙となった2009年総選挙は本来なら小沢代表の下で闘われる筈であった。こう確認すべきではなかろうか。
小沢氏は、2006.3月、前原代表が偽メール事件を受けて辞任表明したのを受け、民主代表選で、小沢副代表(63)が菅元代表(59)を119対72で破り、新代表に決定した。以来、2007.9月、臨時党大会で無投票で代表再選され、2008.9月、臨時党大会で無投票で代表3選された。無投票の再選は、代表の指導者としての能力が評価された為である。事実、民主党は小沢代表になって以来、小沢、鳩山、菅のトロイカ体制の下で各種の選挙戦で躍進を続け、次は2009年の総選挙での政権交代を期すを誓いに着々と布石し始めた。
この情勢下で突如、政治とカネ問題による小沢パッシングが執拗に展開され始めた。2009.3月、西松献金問題で小沢代表の公設第一秘書が逮捕、起訴されるという事件がぼっ発し、同年5月、指導能力に何の落ち度もなかった小沢代表が辞任を余儀なくされた。同年5月、両院議員総会で鳩山氏が代表に選出された。同年7月の東京都議会議員選挙で、島部を除く全ての選挙区で1位当選を確保するなど地滑り的大勝を飾り、第1党に躍り出た。そして同年8.30日の第45回衆議院議員総選挙で悲願の「政権交代」を成就する。絶対安定多数を超える308議席を確保して衆参ともに第1党となった。こうして鳩山政権が誕生し、衆知のような経緯で退陣、菅政権の誕生となった。衆知のような経緯で、こたびの代表選となっている。
この代表選への小沢前幹事長の出馬に対し、朝日新聞論説士は「空いた口がふさがらない」と不快さを主張し、各新聞社とも同様の見解を示したが、本来なら「空いた口がふさがらない」のはこっちの方であろう。何とかして小沢政権の登場を阻止せんとしてあの手この手の禁じ手を使いながら躍起になってきたのが平素は不偏不党を標榜するメディアの方であった。マスコミメディアが1970年代までの弁えを持って居れば、本来なら2009年総選挙を受け、首相の座を射とめるのは小沢候補であった筈である。それを鳩山政権、菅政権と云う回り道をして1年後の今ようやく手に入れようとしている。この1年が有意味であったのかどうかは歴史の女神のみが知ることであろう。
単純にすれば凡そ以上のような話である。小沢政権が誕生しても大騒ぎするほどのことではなく、むしろ何の不思議もないと云うことだ。一度小沢にやらせてみようと云うのが、人民大衆の真の声である。ウソと思うならメディア諸君が巷に出れば良い。居酒屋でもどこへでも出かけて声を聞けば分かる筈だ。それを逆に宣伝し抜いた訳であるが、投票するのは国会議員、地方議員、党員、サポーターである。票の比重は国会議員が重いようにしてある。国会議員は国権の最高機関の政治プロである。その政治プロの判断をセミプロがあれこれ云うのはおこがましいと云うべきだろう。囲碁の初級者が上級者の手をヘボ批評しているようで気持ち悪い。アマがプロを評するには自ずと弁えがあると云うべきではなかろうか。
とか云いたかった。れんだいこは明日、明後日と所用で旅に出る。小沢政権が誕生しますように。議員の皆様が一つここは小沢にやらせてみようと思い直してくれますように。プロの見識を示しますように。催眠術が解けますように。念じながら携帯ニュースで終盤情勢を確認することにする。
2010.9.11日 れんだいこ拝
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