http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/706.html
Tweet |
民主党代表選を14日に控え、毎日新聞は11日、党所属国会議員を中心に終盤情勢を探った。国会議員411人のうち、小沢一郎前幹事長が190人超まで支持を広げる一方、菅直人首相も190人弱まで迫り、拮抗(きっこう)。首相は党員・サポーター(約34万人)と地方議員(約2400人)でリードし、全体では優位を保っている。ただ、態度未定の国会議員が30人残り、情勢は流動的な部分も残っている。
国会議員票の過半数ラインは206人。30人に上る態度未定議員は「14日の臨時党大会での政見演説を聞いて決めたい」などとしており、判断を留保するケースが多い。国会議員には1人2ポイントが与えられるため、最終盤で情勢が変わる可能性もある。
菅首相への投票が確実な議員は158人で、投票が有力な議員28人を加え186人まで支持を広げた。7日現在で行った中盤情勢調査では175人(確実148人、有力27人)だったが、首相支持の閣僚も多数派工作を進めており、支持議員を上乗せしている。
一方、小沢氏への投票が確実な議員は171人、有力は24人で計195人となり、200人の大台が目前となった。7日現在の数字は確実149人、有力37人の計186人で、新たな支持議員も獲得している。
国会議員票を衆参別にみると、衆院(305人)は首相140人▽小沢氏146人▽未定19人だった。このうち、09年衆院選で初当選した新人議員142人の支持動向は、首相59人▽小沢氏71人▽態度未定12人。7日現在と比べ、首相は同数だが、小沢氏は6人増やした。2、4期生も小沢氏が優勢。これに対し、首相が代表時代の初当選組が多い3期生と、5期以上のベテラン議員では首相支持が小沢氏を上回った。
参院(106人)では首相46人に対し、小沢氏49人、未定11人。民間労組の組織内議員が相次いで首相支持を打ち出している。
党員・サポーター(計300ポイント)と地方議員(計100ポイント)の郵便投票は11日締め切られた。党都道府県連や両陣営への取材を総合すると、首相のリードは揺るがない情勢で、首相は全体で優位な戦いを続けている。
菅首相の陣営は短期での首相交代に慎重な世論を受けて、党員・サポーターなど地方票で先行。ただし、国会議員票で小沢氏に敗れれば、代表選後に予想される閣僚・党役員人事で小沢氏支持派の意向に一定の配慮をせざるを得なくなる。首相陣営は「議員票で負けた場合、『菅』と投票しなかった人たちが内閣打倒と言い出せばアウトだ」(江田五月前参院議長)と、議員票での過半数確保に全力を挙げている。
これに対し、小沢氏陣営は「有力議員からの支持表明が続いている」と強気の姿勢を崩していない。代表選の勝敗にかかわらず、「議員票で勝てば、首相の人事案を両院議員総会で否決するケースもでてくる」(小沢氏支持の中堅議員)とけん制。代表選後の主導権争いもにらみ、態度未定議員を巡る攻防が強まっている。【竹島一登】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100912k0000m010107000c.html
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK94掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。