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組織戦・説得… 民主党代表選、1年生議員も飛び回る
民主党代表選が最終盤を迎えた。菅直人首相の陣営は開かれた党をアピールし、小沢一郎前幹事長の陣営は徹底した組織選挙を繰り広げる。最前線に投入されている1年生議員2人の姿を通じて、「次の首相」を決める選挙の姿を探った。
■小沢氏陣営、きめ細かい分担
田中美絵子衆院議員(比例北陸信越)は10日午後、議員会館で開かれた小沢氏陣営の会議に出席後、陣営の選対がある都内のホテルに向かった。「時間がある時は、顔を出すよう言われているから」。この1週間、国会と陣営の間を頻繁に行き来している。
小沢氏の陣営はきめ細かな選挙戦を繰り広げる。「地方議員班」「党員・サポーター班」「企業・団体班」……。議員は10班に分かれて支持拡大に取り組む。田中氏は先輩議員から遊説班を指示された。
4日午後、地元・石川県の金沢市内のホテルであった「小沢一郎先生を総理にする会」では、集まった支援者約350人の前に、縦約1.5メートル、横約1メートルの巨大な小沢氏の写真が掲げられた。「知り合いの党員やサポーターに、一声かけて下さい」。田中氏は腰を90度に曲げて頭を下げた。
参加した農業男性(68)は、親しい町議から「5人集めて」と言われ、4人を連れてきた。地方議員まで動く「組織選挙」。会場から拍手があがると、田中氏は満足そうな表情を見せた。
だが、焦りもある。世論調査などで小沢氏への支持は菅氏を大きく下回る。「3カ月前に政治とカネで幹事長を辞めたばかりじゃないか」。地元での座談会では支援者から厳しい声が続いた。「小沢先生も今後、ご自身で説明されていくと思う」。そう答えるのが精いっぱいだった。
陣営では、応援議員を鼓舞しようと、小沢氏の動きを伝える「いっちゃんニュース」を発行する。「小沢候補の演説は、風格に満ち、観衆の興奮も最高潮に」「(菅氏の演説は)拍手もまばらで大変寂しいものであった」。4日の立会演説会は、こう伝えた。
地元選挙区の党員・サポーター約500人全員に秘書らが電話で投票を呼びかけ、田中氏は支持団体を走る。「ぎりぎりまで飛び回ります」
■菅氏陣営、「オープン」訴え
10日、衆院第1別館で開かれた政策討論会。「(代表に再選されたら、政治課題に)チームで取り組み、大改革をやる」。こう訴えた菅直人氏に、花咲宏基衆院議員(比例中国)は長い間、拍手を送った。
菅氏を支える議員たちは「公務」優先だ。花咲氏は事業仕分けの「特別会計第2グループ」に所属する。7日は自室の電話で菅氏の集会への参加を呼びかけていたが、議員会館であった事業仕分けのヒアリングの時間が近づくと中断し、会場に向かった。
現職首相の陣営だが、小沢氏の陣営の動きが気にかかる。「医師会長の集まりに突然、小沢氏が現れた」「支持を鮮明にしていない議員を囲い込むため、小沢陣営が郵便局長会の会合を開いた」。菅氏支持の1年生議員の間では、こんな携帯メールが頻繁に飛び交っている。
「菅さんは『雇用』というが、雇用を増やすために必要な経済成長戦略が聞こえてこない」。態度を決めかねている中間派の議員を訪ねても、反応はいま一つ。地元の岡山県でも「小沢さんの方がわかりやすいねぇ」と支援者に言われた。
こうした声に、花咲氏は「開かれた民主党」をアピールして巻き返しを図る。支援者には「一人がすべて決めるような政治はよくない」。小沢氏陣営の囲い込みにあった議員を、仲間の1年生議員と手分けして訪ね、「オープンな議論ができるのは菅さん」「全員が政策立案に参加できるよ」と説得した。
代表選の終盤も中間派議員の取り込みに力を入れる。7日夜、まだ態度を決めていない議員5人を集めた宴席に、現役閣僚を招いた。あえて代表選の話は控えてもらい、5人の顔色をうかがった。最後に控えめにアピールした。「菅さんも(閣僚と)同じ考えなんですよ」
http://www.asahi.com/politics/update/0911/TKY201009110170_01.html
今回、1年生議員の小沢陣営で一番頑張ってるのは彼女でしょう。
おかげで石川県は全議員小沢氏支持でまとまりそう(奥田議員も小沢氏支持を表明した)
奥田衆院議員「小沢氏支持」
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001009110002
近藤議員も条件付で小沢氏支持をあげている。
地方議員もサポーターも石川は取りそうだし。
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