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http://news.biglobe.ne.jp/politics/232/gen_100911_2326084412.html
日刊ゲンダイ
09月11日10時00分
2010/09/08 掲載
仁義なき代表選 ヒートアップ
●菅 伸子夫人が暴走中
さすがに民主党内からも「いったい何を考えているんだ」「やりすぎだ」と菅伸子夫人に対して批判が噴出している。連日、テレビや雑誌のインタビューに登場し、やりたい放題なのだ。
9月1日、代表選が告示されるやいなや、菅首相の代わりに議員会館の挨拶まわりに精を出していた。7日は、TBSの「NEWS23クロス」で、「小沢さんの指導力は演出されたもの」と勝手なことを言っていた。
ここまで政治に具体的に口を出すファーストレディーは初めてじゃないか。鳩山前首相の幸夫人も人前に出るのが好きだったが、政治の話でこんなにシャシャリ出ることはなかった。
しかも、伸子夫人はただの“広告塔”じゃない。陣営の誰よりも熱心に“集票活動”を行っているのだ。「名簿貸して」と言って自ら地方議員にラブコールをかけまくっている。その数、1日200件という凄さだ。
「関東圏の地方議員が、『突然、伸子夫人から携帯に電話がかかってきた。なんで携帯の番号まで知っているんだろう』って、驚いていました。考えられるのは、党の内部資料です。地方議員は、来年4月の統一地方選挙に向け、党に公認申請している。党の公認名簿を使っているんじゃないか」(小沢陣営の議員)
首相も首相で公務を放り出して、電話作戦にシャカリキだ。ある1年生議員の携帯の着信履歴を見ると、電話番号は首相官邸だった。それも「公務」のはずの平日午前中。「首相の仕事をしっかりやっています」という言葉はウソがバレバレだ。
●小沢 勝利に秘策アリ
それに対して小沢陣営は着々と票を積み上げている。8日からは、細野豪志幹事長代理がスポークスマンとして前面に出る。これまで小沢陣営は山岡副代表がテレビ出演をこなしていたが、どうも逆効果だった。
その点、細野は討論番組への出演が多く、小沢陣営の議員の中でも知名度が高い。「菅陣営の寺田首相補佐官や蓮舫に、若さや人気で引けを取らない」(前出の小沢陣営の議員)と、逆襲に打って出る。早速、細野は、8日朝のテレビ朝日「スーパーモーニング」に生出演。菅陣営の小宮山洋子議員と論争し、圧勝していた。小宮山は、無残な姿をさらした。
小沢本人も選挙戦術を緻密に計算している。6日は高知、7日は宇都宮で街頭演説に立った。いずれも党員・サポーターが少なく、効率的にポイントが稼げる選挙区だ。
小沢は、後半戦に向けて秘策を温めているという。
「党員・サポーター投票は11日必着。ほとんどが投函を済ます9日までは、小沢さんはメディア露出や地方遊説に徹するつもりです。しかし、本当の勝負は国会議員の多数派工作。10日以降は、民主党の有力支援者、地域のボス、組合幹部といった地元の実力者を通じて、議員に働きかける作戦だそうです。中間派で迷っている議員も、地元の選挙のキーマンに説得されたら断れないでしょう」(民主党関係者)
選挙上手な小沢のことだ。菅をジワジワ追い詰めることになるのは間違いない。
(日刊ゲンダイ2010年9月8日掲載)
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