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先日、谷垣総裁があたらしい人事を発表したというニュースに触れて、「あ、そういえば自民党という政党が存在したな」と、思ってしまった。参議会会長選挙をめぐるゴタゴタで、森乃福郎、違った森ヨシロー氏が、派閥離脱したとかの、しょうもない十年一日のごときニュースのときでも、たしか、そう思った。それだけ、この党の存在感がかすみ始めているということか。参議院選挙では、敵失で、まーまー勝てたというのに。
その、自民党にかんするニュースに、今日も触れることになった。二日続けて、自民党にかんするニュースが登場するのは、まことに珍しいことである(笑)
****菅首相なら消費税で協力も、小沢氏なら徹底追及 自民・石原新幹事長***
自民党の石原伸晃幹事長は10日、党本部で産経新聞などのインタビューに応じ、消費税率引き上げ問題について、「『日本は漫然と構えている余裕はない』との認識を菅直人首相が持っていたら、抱きつかれてもいい」と述べ、「税率10%」と明記した自民党の参院選公約を首相が受け入れるなら協力する考えを表明した。小沢一郎前幹事長が首相に就任した場合の対応に関しては、「『政治とカネ』が最大の焦点になる。徹底的にただしていく」と述べ、国会で徹底追及していく考えを示した。。。。。。。
まあ、世界で一番、キライな親子は?と聞かれたら、僕は迷わず、この新カンジチョーと、レイシスト親父の名前を挙げるだろうが、そのことはともかく、このお茶目な政党が、菅、小沢両派の真実を映す、正確な鏡となっていることは、はっきりと言えるだろう。官僚とのズブズブの蜜月のなかで、与党というぬるま湯に数十年間、浸かりきっていたこの党の嗅覚は、同類を「敵の中」に見出したのだ。
そして、彼らが「敵」と見なした小沢派こそが、真の改革の担い手であることが、逆に証明されたのである。しかし、自民党と菅政権が手を組むことほどの悪夢はないだろう。そうなれば、この国は、確実に滅びる。2年前の年越し派遣村で見たような失業者の群れが、全国を覆う。自殺者は、軽く、10万を越えるのではないか。
今度の代表選でどちらが勝つかは、この国の民の生死がかかっているといっても、過言ではない。郵便不正事件で、村木厚子さんの潔白が証明されたのは喜ばしいが、腹の立つのは、マスコミの「手のひら返し」だ。朝日新聞が、なにやら、検証記事で誤魔化しているようだが、あいにくと、3ヶ月前から購読を止めているので、確認はできない。それで、テレ朝の報道ステーションを見ていたら、なんと、全面的な検察批判。
検事をやめて、マスコミのコメンテーターに天下りした堀田力氏が、もっともらしく「(大阪地検には)『真実』への畏れが足りなかった」とのたまっていたのは笑止だった。東京地検による小沢一郎氏への理不尽な攻撃が猖獗をきわめていたとき、徹底的に「国策捜査なんてするわけがない」と地検擁護の論陣を張っていたこのオッサンに、果たして、「真実への畏れ」があったのだろうか?
あらかじめ想定した「ゼネコンから貰ったカネで、4億円の土地を購入した」というストーリーに沿った供述を強引に集めようとしたやりかたは、郵便不正事件や、鈴木宗男氏の事件と、なんら、変わるところはない。少しでも、もののわかった人間なら、あれが「無理スジ」だったと思うのは、当然すぎるほど当然である筈だ。
そもそも、テレ朝は、今さら、何を「検察批判」しているのだ?いつも、小沢氏を叩くときに、自民党もマスコミも民主党の反小沢議員も「秘書を3人も逮捕された」という枕言葉を使ってきた。これは裏返せば、「逮捕する側は絶対に無謬だ」と言っているのと同じである。逮捕される方に、一方的に問題がある、ということだ。逮捕する側にも間違うことがあるという事実には、一切、頬かむりをした言葉である。
しかし、検察の恣意的で杜撰な捜査が、この「郵便不正事件」で、白日の下に晒された。そういう検察を恰も「正義の味方」のように称え、小出しにリークされる情報に、飢えた魚のように飛びつき、真実を歪めてきた責任をマスコミはどう捉えているのか。それこそ、説明責任が必要ではないのか。自己批判すべきなのは自分たちなのに、しゃあしゃあと、検察を批判している、その図々しい態度には、本当に、「あいた口がふさがらない」。
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