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写真 暗黒夜考より
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2010年09月10日
どうやら本当に”風向き”が変わってきた模様
政治本日(9/10)、これまでとは明らかに”風向き”が変わってきたことを実感するニュースが2件、立て続けに報じられた。
以下に関連記事を転載する。
(転載開始)
◆“時代のあだ花” 身内に甘く乱脈放置、重い監督責任 振興銀破綻
産経新聞 9月10日(金) 20時59分配信
金融不安で貸し渋りや貸しはがしが横行する中、平成16年に「中小企業の救世主」として登場した日本振興銀行が10日、“時代のあだ花”のようにあえなく経営破綻(はたん)した。最大の原因は、金融庁顧問として一時期は金融行政をリードした木村剛前会長の乱脈経営だ。ただ、“身内”ともいえる同氏が主導する振興銀に早々と銀行免許を与え、その後も放置し、預金者の犠牲も招いた金融庁の監督責任も重い。
日銀出身で無名の金融コンサルタントだった木村氏は、小泉純一郎政権下で金融相を務めた竹中平蔵氏のブレーンとして頭角をあらわした。舌鋒(ぜっぽう)鋭く、平成13年には、小泉首相の前で当時の金融庁長官と論戦するなど注目を集めた。金融庁顧問として、14年の金融機関の不良債権比率を半減する目標を掲げた政府の「金融再生プログラム」の策定にも参加している。
日銀関係者は「枠にはまらない野心家」と木村氏を評する。その言葉通り、「前々から銀行経営が夢だった。コンサルタント業で接した、困っている中小企業を救いたい」と、振興銀の開業準備に入る。
当時の金融庁には、不良債権処理で貸し渋りを強めるメガバンクへの批判を受け、銀行の新規参入を促したいとの思惑があった。とりわけ中小企業融資に特化した振興銀への期待は大きく、スムーズに銀行免許を取得した。だが、金融界には「仲間意識で免許を与えたのではないか」との批判がくすぶる。
高金利の定期預金を集め、高めの金利で中小企業に無担保融資する。既存の銀行になかった振興銀のビジネスモデルは、当初は順調に進んだかに見えた。
だが、出身母体である日銀は、そのビジネスモデルに当初から懐疑的だったという。実際、ほとんどの銀行が持つ日銀の口座を振興銀には開設させなかった。
日銀の懸念は的中し、景気悪化とともに振興銀の不良債権が増加。木村氏は、次第に貸金業者から債権を買い取るビジネスに軸足を移し、親密企業との不明朗な取引もささやかれるようになった。
金融庁が今年5月、異例の10カ月に及ぶ立ち入り検査を経て振興銀に4カ月の一部業務停止命令を出した。しかし、「遅きに失した」との批判は強い。ある地銀幹部は「開業当時の金融庁幹部がかなり肩入れしていただけに、検査・監督に対する遠慮があったのでは」と指摘する。
乱脈経営で振興銀を破綻に至らせた木村氏を金融行政に重用した政府の責任について、自見庄三郎金融相は10日、「当時の(竹中平蔵)金融大臣の道義的責任は免れないと思う」と批判した。
振興銀の破綻で、銀行の新規参入に対するチェックはより厳しくなるのは確実だ。大手からは門前払いされる中小零細企業向け金融が、大きく後退する懸念はぬぐえない。振興銀破綻は、「前政権の遺物」とかたづけるわけにはいかない、重い課題を突きつけている。
(藤沢志穂子)
◆郵便不正事件 村木元局長無罪、検察主張認めず 大阪地裁
毎日新聞 9月10日(金) 14時5分配信
実体のない障害者団体に、郵便料金割引制度の適用を認める偽証明書を作成したとして、虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた厚生労働省元局長、村木厚子被告(54)=起訴休職中=に対する判決が10日午後、大阪地裁であった。横田信之裁判長は「村木被告が部下に証明書の作成を指示したとは認められない」と述べて無罪(求刑・懲役1年6月)を言い渡した。
【村木元局長に聞いた】障害者郵便割引不正:10日判決 無実は自分が一番知っている 村木被告、深まる自信
村木被告は昨年、大阪地検特捜部に逮捕、起訴された。検察側の主張では、村木被告は04年6月、部下の厚労省元係長、上村勉被告(41)に対し、自称障害者団体「凜(りん)の会」(解散)に郵便料金割引を認める偽証明書を作成するよう指示。厚労省内で同会代表、倉沢邦夫被告(74)に偽証明書を渡した、としていた。検察側は、村木被告の上司を通じて、石井一・民主党参院議員(76)から証明書を発行するよう口添えがあり、厚労省が組織ぐるみで偽証明書を作ったとしていた。
これに対し村木被告は「全く覚えがない」と逮捕時から一貫して無実を訴えた。今年1月に始まった公判で、証人出廷した厚労省職員7人全員が村木被告の関与を否定。捜査段階で村木被告の関与を認めていた証人からは「事実と違う供述調書に署名を強要された」と特捜部の捜査批判が続出した。
村木被告の指示で偽証明書を作成したとして起訴された上村被告は「自分1人でやった。村木さんの指示はない」と証言した。
検察側は、関係者が村木被告の関与を認めていた捜査段階の調書43通を証拠請求したが、横田裁判長は5月、「取り調べに問題がある。あらかじめストーリーを描き、検事が誘導した可能性が高い」として、上村被告の全調書など主要な34通の証拠採用を却下。村木被告の無罪判決は確実とみられていた。
【日野行介】
(転載終了)
まずは「日本振興銀行の破綻」であるが、記事中にもあるように木村剛前会長は勿論のこと、同銀行設立に関わった竹中平蔵の道義的責任は免れない。
当の竹中本人は、木村剛との関係を「過去の話」として素知らぬ顔であるが、そんなことは断じて許されない。
同問題をはじめとして、小泉・竹中・飯島が引き起こしてきた大罪の数々については、敢えてこの場では一つ一つは列挙しないが、時代が時代であれば「家族は勿論のこと、一族全員皆殺しの刑」に値すると言っていいであろう。
そしてもうひとつ、「大阪地検特捜部による村木元局長の国策逮捕」について、本日、村木被告の完全勝訴・検察惨敗という結果となった。
本件に関しては、上記記事に記載されているように、これまでに明らかになっている事実より、至極”妥当””当り前”の判決が下されたと言っていいであろう。
簡単に「至極”妥当””当り前”の判決」とコメントしたが、「植草一秀氏・痴漢冤罪事件」に代表されるように、過去には、この当り前のことが当り前でなかったという事件がいくつもあるということを忘れてはならない。
(痴漢冤罪事件については、数年前に公開された映画「それでも僕はやっていない」を観賞されることをお薦めする。)
いずれにしろ、今回の無罪判決で、これまでに検察のおこなってきた捜査・取調べがいかに”傲慢”で”非道極まりない”かを我々国民は決して見逃してはならない。
さて、この2つのニュースであるが、いい意味で「何かがおかしい」というか「大いに違和感あり」である。
(ピンと来ない方は、もう少し、お勉強が必要である)
それは、いずれもがこれまでは完全に”アンタッチャブル(不可侵)”であった”国家権力”に対して鉄槌が下されたということである。
ここでいう”国家権力”とは、もう少し詳細に言えば、「自民党清和会」とそれに加担してきた勢力(=「旧勢力」)である。
この2つのニュースが真に意味することは、重篤説の噂が絶えない”世界皇帝”デイヴィッドRFの影響力が着実に衰えつつあるということであり、その”世界皇帝”の後押しを強く受けて日本を滅茶苦茶にしてきた”旧勢力”に対して、いよいよ”強い逆風”が吹きはじめてきたということである。
現に、あれだけ”旧勢力”に与(くみ)してきた大手新聞社・TV局各局の報道が、ここまで”旧勢力”を叩く内容を報じていることがそのことを如実に表していると言えよう。
民主党代表選にて、小沢優勢の状況が日に日に明らかになるにつれ、マスゴミがその報道姿勢を「菅直人マンセー(万歳)」から、「中立」もしくは「小沢寄り」に軌道修正しつつあることに皆さんもお気づきのことかと思うが、このマスゴミの「勝ち馬に乗ろう」という身勝手極まりない変貌振りには呆れるばかりである。
特に、本日(9/10)の「報道ステーション」にて、”国家権力擁護の急先鋒”とも言える古舘までが、掌を返したかのように激しい検察批判(国家権力批判)を口にしていたのには失笑するよりほかない。
思っていたよりも早く、”対米従属売国奴”連中の牙城が崩れはじめたが、やはり「歴史は繰り返す」のか、それは「関が原の戦い」さながらである。小早川の裏切りによって裏切りが裏切りを呼ぶ展開が、現世にて再び繰り返されるのではなかろうか?
猛暑がようやく一段落したことと共に、支配者層におけるパワーバランスが大きくうねりはじめ、”風向き”が変わりつつあるようである。
とは言え、デイヴィッドRF一派による文字通りの”断末魔の叫び”によって、まだまだ何が起きるかわからないので、当分は寄り戻しの強風が吹いたりと、気が抜けない日々が続くことであろう。油断禁物である。
※投稿者 転載元エントリーには、写真が複数あります、詳細は転載元ブログをご参照下さい。http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/c61ee6ceb3dcfa61be4b1b8370f382f9
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