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2010年9月10日17時6分
「金融維新」、6年半で破局=振興銀免許付与に批判も―竹中氏はコメント拒否
日本振興銀行が10日、経営破綻(はたん)した。「金融維新」を旗印に華々しく開業してからわずか6年半。初のペイオフ発動となった事態に、振興銀だけでなく、銀行免許の付与当時、金融担当相だった竹中平蔵氏に対しても批判の声が相次いでいる。
自見庄三郎金融相は同日の記者会見で、振興銀の木村剛前会長と親交の深かった竹中氏について「道義的責任は免れない」と語った。これに対し、竹中氏は「本件に対する取材は一切お断りさせていただいている」とコメントを拒否し、沈黙したままだ。
振興銀が営業を開始した2004年当時は、竹中氏が打ち出した「金融再生プログラム」の下で不良債権処理が加速。一方で中小企業への貸し渋り・貸しはがしが顕在化し、銀行業界は社会的な非難を浴びていた。
こうした中、振興銀は中小企業向け「ミドルリスク・ミドルリターン」の新モデルで参入を果たした。「設立までのスピード認可は小泉・竹中路線を象徴する出来事だったが、正直言ってずるいと思った」と振り返る金融関係者は少なくない。
だが、新分野を切り開くには、大手行を上回るほどのリスク管理力が求められる。メガバンク幹部は「設立当初からその点は疑問だった」と前置きし、「不良債権圧縮をぶち上げ、リスクが高い中小企業に貸しにくくしておきながら、自分が認めた銀行でそこを集中的に手掛けるのは、まさに自作自演。モラルハザード(倫理の欠如)だ」と厳しく指摘した。
[時事通信社]
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