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「民主党代表選挙」(ウィキペディア)に面白い記述がある。
≪民主党ウェブサイトにおける「立会演説会」ビデオ改ざん疑惑≫と題し、後ほど編集されると思うので、その前に貼り付けておく。
≪2010年9月4日の東京新宿駅西口、9月5日の大阪駅ヨドバシカメラ前で、菅直人・小沢一郎による立会演説会が行われた。民主党本部ウェブサイトにおいて、ストリーミングにより、同時放送が行われた。通常、放送終了後2時間程度でホームページにVTRがアップされるが、今回は長時間を要した。そこで、次のような改ざんが行われたことが各方面で指摘されている。現在、民主党内において、経緯について、調査中である。
・小沢一郎候補に対する称賛の「小沢コール」の大合唱の音声変換による消去
・小沢一郎候補の演説終了後の大歓声のカット
・菅直人候補の演説終了後の様子のカット
ただ、「小沢コール」に関しては、9月5日の午後より、テレビ局各局が報道を開始したため、9月5日分については、大規模な改ざんはおこなわれなかった。それでも、「小沢コール」、「小沢総理コール」は大幅にカットされている。 政権与党として、まことに遺憾な行為として、各方面から指摘されている。≫
悪意があるのかはともかく、聴衆の声(小沢コール)を確かに抑えている。
参照:民主党HP 大阪・札幌
その次の「世論調査改ざん疑惑」も面白い
世論調査で報道とネットでは逆の結果が出ていることについて、新聞の世論調査の信ぴょう性についての疑問が呈されることが多くなった、として信憑性はともかくツイッターからの情報として次のように書かれている。
≪2010年9月8日、文化放送ラジオの「吉田照美のソコダイジ」(8:00〜10:30)において、リスナーからメールが入り、小沢候補の演説中の支持調査の現場において、実は両候補の支持が拮抗しているにもかかわらず、テレビ局の人間が意図的に小沢票を菅票にすり替えている現場を見たとの連絡があった。この件について、吉田照美はtwitterにおいて、厳しく批判している。吉田照美さんのツイッターを引用する。 http://www.yoshidaterumi.com/
「今日、ソコトコで、リスナーからのメール。某テレビ局の報道番組で、菅さん小沢さんの立ち会い演説の現場で、どちらを支持するか、フリップにシールを張っていくアンケート。スタッフが、勝手に小沢さんのを菅さんの方に、シールを張り変えていたのを目撃!これは、大変な事実だ。許せん! 」http://twitter.com/tim1134≫
これは、あり得ることだろう。
街頭インタビューで、「どちらが首相にふさわしいか」「今日の街頭演説を聞いてどう思うか」など、あきらかに選別して放映されていることがわかる。私はよく新橋で飲むが、今までに2回、街頭インタビューを受けたことがある。(放映されたかは不明)
あそこのSL広場では年がら年中、特にテレビ各社がインタビューしている場面に出くわすが、中には"あやしいなあ"という場面もあった。インタビューを受けている一般の人が、あきらかに新橋にいるような人ではなく、終わった時に不自然にそそくさと帰っていった、のを見たことがあった。さすがにディレクターなどに挨拶して帰る、ということはなかったが・・・。
以前からこの街頭インタビューで「街の声」として登場してくる人たちについては「ヤラセくさい」と思ってきた。そのベスト3にいつも入るのが日曜朝の「サンデーモーニング」だ。
「風をよむ?」とかのコーナーで番組の意向に沿った、それこそ番組の進行にとって優等生的受け応えをしている「役者」じゃないかと思える人たちが臆面もなく"正論”を言っている。あまりの露骨さに、見ているこちらが恥ずかしくなるくらいだ。
ここにきて、放送各社が、菅リード小沢追い上げで打ち出している。
■菅氏先行 小沢氏追い上げ (NHKニュース 9月10日 4時49分)
■首相の再選強まる 地方議員票で大差 (産経ニュース 2010.9.10 00:38)
■代表選“地方票”は菅首相が「優勢」 (TBSニュース 2010年09月09日16:19)
記事によれば、各社、全国の支局などを通じた数字ということだが、世論調査でもあきらかなように、ネットとマスメディアの違いが極端にあり、実態とはかけ離れていることもまだまだ考えられる。その世論調査だが、そのあまりの落差にマスメディア側としての意見が記事になっている。
民主党代表選、なぜ異なる結果 ネット投票と報道機関の世論調査(産経ニュース 2010.9.9 21:07) この中での結論は、入り口部分がそもそも違うと言っている。
≪「YAHOO!JAPAN」は「ネットの投票者は自らID(本人証明)を登録して政治コーナーに入り支持候補を選択する。政治に積極的にかかわりたい人たちの声だ」と分析する。特に小沢氏が出演した番組では、熱心な小沢氏のファンが視聴、投票した可能性がある。一方、新聞・テレビの世論調査は、電話や面接調査の対象を無作為・広範囲に選んで、回答に政治的傾向が出ないようにしており、こうした違いも背景にありそうだ。≫
結構、浅い分析である。同じく産経関連人物が、次の記事を書いている。
民主代表選をめぐる「世論分極化」の実相(nikkeiBPnet:花岡信昭 2010年9月9日)
この中で花岡氏はネット投票で小沢支持が圧倒的なのを次のように書いている。
≪民主党代表選に高い関心を持っている人たちの多くが小沢氏を選択しているのである。おそらくは小沢氏の「政治とカネ」の問題など先刻承知の人たちである。 勝手に判断すれば、小沢氏の「瀬戸際に立たされ、身体を張ったぎりぎりの行動」から生まれる「存在感」に敏感に反応しているのではないかと思う。≫
この分析はあまい。ネットで情報を得ている人たちは、「政治とカネ」も官報複合体が自分たちの権益を守るために小沢氏を狙った、と見ているのであり、何に対して小沢さんが身体を張っているのか、を知っているのである。
これを読まれるのを花岡氏にはオススメしたい。
民主党議員よ、官報複合体に作られた「世論」に惑わされることなかれ (DIAMOND online :週刊・上杉隆 2010年9月9日)
特ダネで岩上氏が、「一桁台まで議員票を読んでいる方の話を聞くと、現在報道されているものとは全く違う。それは言いませんけど・・・。」と小沢圧勝を匂わせたのが気になる。
国会議員は当日14日に投票ということは、無記名ということもあり、直前までは分からないということになる。まだ、この期に及んでも態度を決めかねている「勝ち馬乗り議員」が50人くらいいて、特に両陣営にも入ってない、「一応口約束しただけ議員」が70人くらいいるようだ。とにかく、最終的に、この国会議員票が勝負になるようだ。この国会議員の票が全体の3分の2あり、一人2ポイントで422ポイント。
5月末で定期〆切された登録者数は、全国で党員は5万2115人、サポーターは29万5618人で選挙区ごとに多く票を得た候補が1ポイントで300ポイント。これに地方議員2382人がドント方式で100ポイント。
参照:≪投票方法と開票、当選者の決定
1)党員・サポーターおよび地方自治体議員党員は、中央選管の定めるところにより、事前に郵便で送付する投票用紙を用いて選挙期日前に郵便で投票し、中央選管は選挙期日に間に合うように事前開票します。
2)党所属国会議員は、選挙期日に代表選挙集会で直接投票し、中央選管によって即時に開票します。
3)党所属国会議員の投票によって各候補者が獲得したポイント数に、党員・サポーターおよび地方自治体議員党員それぞれの投票で各候補者が獲得したポイント数を加えて、過半数を得た者が当選者となります。
4)過半数を得た者がいなかった場合は、上位2者について党所属国会議員のみによる決選投票が行われます。(民主党HPより)≫
マスメディアが最後の力を振り絞って、小沢阻止に動いている。最後の最後14日の投票まではわからない状況である。上杉氏の記事の最後で、民主党議員に向けて書いた内容を一部転載させていただく。
≪くれぐれも「官報複合体」の作った「世論」という「虚構」に惑わされず、自らの信念でもって、日本の新しいリーダーを選んでほしい。「世論」は常に正しいとは限らない。1933年のヒトラー登場も、1941年の太平洋戦争も、1970年代のベトナム戦争も、2003年のイラク戦争も、当時はすべて「世論」の圧倒的な後押しがあった。そうした「世論独裁」が国民を不幸な戦争に引きずり込んだのである。政治家に求められるのは、場合によってはそうした「世論」に掉さしても、「にもかかわらず」と言い切る信念によって、決断するつことではないか。これは筆者の言葉ではない。約90年前の1919年、ドイツのマックス・ウェーバーがその講演の中で語った言葉である。「官報複合体」という日本特有の「怪物」が、「世論」という危険な武器を持ってなりふり構わぬ攻撃を行っている。甘言の陰には「独裁」が潜んでいる。民主党議員らは、騙されることなく、その一票を国家のリーダーに投じてほしい。≫
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