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写真 暗黒夜考より
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2010年09月10日
鈴木宗男代表有罪劇の裏側 〜国家権力と菅直人の正体〜
林野庁・旧北海道開発庁を舞台にした汚職事件にて、受託収賄やあっせん収賄などの罪に問われていた鈴木宗男・新党大地代表が上告を棄却された。
これにて実刑(懲役2年、追徴金1100万円)が確定し、近く収監されることとなった。
同報道がなされた時に感じたのは、「何故このタイミングで?」ということと「その裏でどんな”力”が作用していたのか?」ということである。
その”核心”と思われる内容が複数のブログにてコメントされているので、抜粋の上、以下に転載する。
(転載開始)
◆【佐藤優の眼光紙背】なぜ最高裁はこのタイミングで鈴木宗男衆議院議員 の上告を棄却したか?
2010年09月08日16時14分
〜前略〜
このタイミングで最高裁判所の司法官僚が鈴木氏の上告棄却を決定したことは、きわめて合理的だ。それには2つの理由がある。
第1の理由は、9月10日に大阪地方裁判所で行われる村木厚子元厚生労働省局長の裁刑事判で、無罪判決が予想されているからだ。そうなれば特捜検察は正義の味方であるという神話が裁判所によって覆される。当然、世論の特捜検察の取り調べに対する疑念と批判がかつてなく強まる。そうなると、「国策捜査」によって事件が作られたという鈴木氏の主張を完全に無視することができなくなる。
第2の理由は9月14日の民主党代表選挙で小沢一郎前幹事長が当選する可能性があるからだ。最高裁判所の司法官僚にとっては、これも頭痛の種だ。小沢氏は鈴木氏の政治的能力を高く評価している。そもそも鈴木氏を衆議院外務委員長に抜擢したのは小沢氏だ。小沢政権になれば鈴木氏が政府の要職に就くなど、政治的影響力が高まるのは必至だ。そうすれば排除が困難になる。
この結果にいちばん喜んでいるのは外務官僚だ。鈴木氏が収監されることにより外交機密費(報償費)の不正使用や、外交秘密文書の破棄に対する責任を追及する政治家がいなくなると外務官僚はほっとしている。しかし安心するのはまだ早い。鈴木氏は小沢氏に外務官僚に関するヤバイ情報をすべて引き継いでいるはずだからだ。
〜後略〜
◆「ネットゲリラ」 ネトウヨは生まれついてのアメポチ
2010/09/08
鈴木宗男が政界から追放というNEWSなんだが、
それより怖いのは小泉政権下で「鈴木宗男追放劇」を実行したあの竹内元外務次官が法曹資格もないのに最高裁の裁判員になっていたことだ。
そして絶妙のタイミングで宗男の上告棄却の大ニュースを流した。
菅政権は明らかに小泉・飯島とつながっている。
菅という男は検察裏金疑惑を暴露しようとした三井環が「菅に相談」したら翌日にしょっ引かれ、石井議員は特別会計の事を国会で質問しようとして「菅に相談」したら翌日の朝刺殺された。
そして石井議員の資料はなくなった。
左翼はいつの時代でもこういう裏切りを平気でする。
〜後略〜
(転載終了)
上記ブログより、今回の鈴木宗男代表の実刑判決⇒収監確定劇において注目すべき点は以下の通りである。
@鈴木宗男・佐藤優同様、検察により”国策逮捕”された村木厚子元厚生労働省局長の無罪判決を前にしての、検察と裁判所(司法)の癒着の図式
A小沢新内閣における鈴木宗男登用の阻止
B小泉”売国奴”政権の下、実行された「鈴木宗男潰し」の中心的存在であった竹内行夫外務事務次官(当時)が、司法試験に合格もせず、法曹資格もないにも拘らず、現在、最高裁判所裁判官を務めているという事実
C菅直人が”最凶コンビ”である”小泉−飯島ライン”に属し、過去の複数の国策逮捕・重要人物の不審死に関与したという疑惑
初歩的な質問で申し訳ないが、皆さんは、学校で「三権分立」という言葉を習ったのを覚えているであろうか?
日本国憲法では、国会・内閣・裁判所の三つの独立した機関が相互に抑制し合い、バランスを保つことにより、権力の濫用を防ぎ、国民の権利と自由を保障する「三権分立」の原則を定めている。
画像 三権分立 暗黒夜考より
http://img.asyura2.com/us/bigdata/up1/source/1809.jpg
「そんなことは常識・当り前じゃないか!」という方が多いであろう。
しかし、本当にそうであろうか?
日本では、制度上は「三権分立」が謳われているが、実際のところ、第二次大戦以降、司法が立法・行政に対して厳しい裁決を下すという事例・判例は皆無に等しい。
何故なら、上記の竹内元外務次官の例にもあるように、裁判官は内閣の指名により決まるからである。
このような仕組み・構造では、司法が立法・行政から独立してタクトを振るうことなど無理に決まっている。結果、立法・行政に対して立場が弱く、妥協的で黙認傾向が強まることは自明である。
即ち、司法権の独立が守られることはなく、政治的な問題に対して厳しい判決を避ける傾向が強まるということである。
さらに、「議院内閣制」の下では、立法と行政は不可分の関係となりがちであり、内閣と与党(多数党)が両方の権力を持つということが日常茶飯事となっている。
よって、今の日本国家には「三権分立」など実質的に存在せず、「民主主義国家」とは名ばかりである。
「三権分立」が存在せず、検察による”国策逮捕”や、マスゴミによる”大本営発表”が横行する現状、その実態は「土人国家」(※黒人差別の意味ではない)、否、「ファシズム国家」と言えよう。
一方で、個人的に、今回新たに認識して驚いたのが、菅直人の”正体(裏の顔)”である。
その正体が”小泉−飯島ライン”の腹心であり、元検察の三井環氏の”冤罪逮捕劇”や、「特別会計の闇」を追求しようとした故・石井議員の不審死に深く関与していた疑いが強いとは驚きである。
この点については、今後も真相の追究をしていきたいと思う次第である。
最後に一言、過去にグレーな部分があったとは言え、鈴木宗男という数少ない”国士”をまたひとり失ったことは日本国家・日本国民にとって大きな損失であろう。
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