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代表選後を睨んで揺れる自民 抜けるのは「のぞみライン」か 週刊文春
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20100909-01-0702.html
2010年9月9日 週刊文春
菅直人首相対小沢一郎前幹事長の民主党代表選は、森喜朗元首相が「昔の自民党のようだと言う人がいるが、昔の自民党でもこんな戦いはなかった」と語るほど、仁義なきネガティブキャンペーンの応酬になってきた。
「候補者同士が『カネと数を重視する古い政治』、『口先だけの政治主導』と罵倒し合う展開は、代表選後の党内抗争から党分裂に発展する可能性がある。森氏は期待を込めてそう読んでいるのでは」(政治部デスク)
民主党が割れた場合、組むのは菅か、小沢か。動きの鈍い執行部をよそに、自民党内では腕に覚えのある議員が「Xデー」に向けた算段を始めている。同党関係者が語る。
「菅陣営と組む場合のキーマンは加藤紘一元幹事長。今や子分も離れ、昔日の勢いはないが、何といっても菅首相と腹を割って話せる唯一の自民党議員。前原誠司国土交通相や枝野幸男幹事長と親しいたちあがれ日本の園田博之幹事長(旧加藤派)と最近、密かに会い『いざという時は一緒にやろう』と確認したらしい。加藤 ―園田ラインで話をつけ、かつての子分の谷垣禎一総裁に決断を迫るつもりだろう」
小沢陣営との関係で真っ先に名前が挙がるのは森氏や古賀誠元幹事長だが、前出の党関係者は「本筋は『のぞみ』ラインではないか」と指摘する。「のぞみ」とは、今年一月に結成された自民党右派の議員グループ(代表・山本有二元金融担当相)。代表選を前に小沢氏の側近中の側近から、中心メンバーの衛藤晟一参院議員に「近々、小沢が動く。またよろしくお願いしたい」と連絡があり、これを契機に連絡を頻繁に取り合っているという。小沢氏サイドの窓口は三井辨雄(わきお)国対委員長代理らで、日韓併合百年の首相談話に反発するのぞみメンバーは「反日政権を倒してくれ」などとエールを送っている。
「国民新党の亀井静香代表が自民党当時、側近の衛藤氏は、自民党と新進党保守派の連携を画策した九七年の『保保連合』構想や、九八年の自自連立の舞台裏で調整役として活躍。自自連立では、当時の官房長官、野中広務氏に『あなたが障害になっている』と詰め寄り、『土下座してでも』という発言を引き出した」(前出・政治部デスク)
「近々動く」という言葉には、代表選に勝っても負けても自民党の一部と組んで政界再編を仕掛けるという意味が含まれているのか―。
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