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http://www.pjnews.net/news/490/20100908_10
PJ: 高橋 清隆.「マスコミはばかだ」と亀井氏=景気対策をくじく論調を批判
2010年09月09日 06:55 JST
自国の経済を弱らす働きしかしないマスコミを、記者の前で批判する亀井代表(撮影:高橋清隆、2010年9月8日)
【PJニュース 2010年9月9日】国民新党の亀井静香代表は8日、党の定例会見で「マスコミはばかだ」と発言した。財政出動を伴う景気対策に否定的な論調しか展開しない新聞やテレビを批判したもの。
民主党の代表選に絡み小沢・菅両候補の経済政策の違いについて記者から問われた亀井氏は、両者に主張の違いはないとした上で「要は実行すること。役人を使って」と述べ、次のように続けた。
「マスコミもいかん。積極的なことをやろうとすると、すぐ足を引っ張る論調が出てくる。『財政再建に反する』とか、ばかなことばっかり。本当、今のマスコミはばかの一つ覚えだなあ。おれが言うこと、たまには書いてくれよ。マスコミはばかだと」
小沢氏が唱える無利子非課税国債が「金持ち優遇」「非現実的だ」との批判を受けていることについては、自身が森内閣のときから提案していることを説明。「金持ちがお金を遊ばせておくよりもいい。じゃあ、その金を税金で取り上げるのか。税金で取り上げることもしないで。一方で、お金に困っている人から消費税だ何だと言って取って」と弁護し、再度マスコミの姿勢に言及した。
「ダイナミックな財源づくりをやらないとこのデフレスパイラルから脱出することはできない。できないことをあんたたちの経済部の論説委員に流されて、全部何もしない方がいいと言っちゃう。そういう意味で、諸悪の根源はマスコミの経済部だよ」
さらに亀井氏は国債発行に過剰反応を示す新聞の論調に触れ、「化石みたいな頭だなあ、あんたたちの経済部の記者は。空気ができている。日経なんか特にそうだ。朝日もそうだ。良識な論説員もいるが、その声が紙面に反映されていない。愚民政治がマスコミの中で行われている」と糾弾した。
財政支出を批判するだけで財源を提示できないマスコミを厳しく問い詰めた末、「経済部の記者を集めて、セミナーをやろうか」と皮肉った。
わが国の経済はGDPの伸びが大幅に鈍化する中、円高と株価低迷が不況をさらに深刻化している。しかし、菅内閣は一律10%削減の11年度概算要求を打ち出した。マスコミは「財政規律が守られなくなる」「ばらまきが借金を増やした」などと緊縮財政を後押ししている。
不況時の赤字財政は経済を立て直す鉄則で、この20年間でも1995年と98年の2回、財政出動によって景気が改善している。経済が軌道に乗りかかると緊縮財政政策を発動し、不況が再発。税収減から、財政赤字が膨らんできた。
国民新党は『2010政策集』に「3年間で総額100兆円の経済対策」を明記。財源には無利子非課税国債や特別会計の剰余金・積立金などを設定する。8月には11.1兆円の追加経済対策を政府に提言している。【了】
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