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決して手抜きではありません。
昨3.3事変をうけて、1週間後の10日にあるBBSに投稿した文章です。
8.30、「政権交代」は実現しました。
しかし事態は好転するどころか、
かえってその政権交代によって実現し、
このくにの政治状況を正常化する筈だった民主党鳩山政権が
クーデターによって倒され、
「小沢政権誕生絶対阻止」の命題の元、
時を追うごとにあからさまに強権政治に走り
前権力ですらあまりに恥ずかしくて手を出せなかった
ムネオ収監という悪の切り札にまで踏み込んでしまった。
この現状を受けて一年半前の文章を読んでいただく時、
はたして好転しているのか、悪化しているのか。
どなんとぅ自身は旧文に触れてさらに闘いへの想いを熱くしました。
以下、再録です。
政権交代への正念場です〜民主党内の、腰の据わらぬ諸氏へ〜
今回のあからさまな権力からの市民・国民への攻撃(攻撃されているのは小沢代表ではないのです。おそらく日本の歴史上初めて、まっとうな手段で民衆の手による大変革が実現する、その最後の段階で仕掛けられた権力による民衆の希望への攻撃なのです)に対し、小沢代表は毅然と、見事に反駁しました。心強さを感じました。
ところが、あろう事か、ともに権力に立ち向かい、その悪しきたくらみを粉砕すべき民主党内の同志から、権力側のあまりにも粗雑なシナリオを補完するようなとんちんかんな反応がマスコミを通じて伝えられ、開いた口がふさがりません。
小沢代表が少しでもぐらついた態度をとっているなら話は別です。
「自分の方にまったく問題はない。求められれば、いついかなる場所でも疑問にお答えする。立証責任は検察側にある」これほど明快な説明はないではありませんか。
眉唾の世論調査の数字は、同志であるにもかかわらず腰の据わらぬあなた方の態度から導かれていることを認識してください。
検察・警察(決して「司法」ではないですよ。「行政」に属する権力装置です)は誰を、何を守るものなのか。
戦前はいうに及ばず、戦後も(特にロッキード以降、さらに小泉以降は加速して)、国民はいつそれが理不尽に自分に向けられるかとおそれています。
「政権交代」への期待のうち一部は(様々な具体的なバラ色の政策にもまして)、その息苦しい「警察国家」の芽を、新政権が(行政改革の一側面として)どうにか摘んでくれるだろうか…という期待が絶対に含まれています。
だからこそ、こんなあからさまな権力犯罪に対して「断固戦う」と表明した小沢代表を心強く思うのだし、「政権交代」実現の先頭に立つべき民主党の諸氏が一丸となって小沢代表と心を一つにしてほしいと、切に願っているわけです。
手遅れにならないうちに、意思統一してください。
「説明不十分」「政治と金の問題はどこから見ても後ろ指を指されることなく、徹底してクリーンに」こんな後ろ向きのコメントは、決して外部にではなく、党内で、また直接小沢代表なり、代表を肯定的に認めるスタッフ・役員なりに向けてください。
ただし、自らの資金管理にありの穴ほどの瑕疵もないことを自己点検した上でコメントすること。
民衆は(少なくとも小泉のいう「B層」はいざ知らず)馬鹿ではありません。
将来目指すべきものと、現実可能なものとを、優先順位を度外視して取り違えるような愚かなことはしません。
100歩譲って、小沢代表が権力・マスコミがつくりたがっているイメージ通り、「金にクリーンでない」「旧来の自民党土建政治を代表する」政治家であったとして、それでは皆さんは今初めてそのことを知ったのですか?それともそのことを承知の上であえて目をつぶって、自分たちのリーダーに押し立てたのですか?
いずれにしてもそんな皆さんを信頼して、切実なる自分たちの思いを預けようとは思いません。
「小沢代表を先頭にした政権交代の実現」
市井の一市民として私の望むのはそれ以外であり得ません。
今、誰が小沢代表の代わりに先頭に立って政権交代の流れを、大海まで導いてゆけますか?
画に描いた餅でしかなかった「政権交代」という願いを、千葉7区の補選から始まって、地方選挙、参議院選挙、各補欠選挙と、一歩ずつ着実に歩を進め、今ようやくそのにおいを感じ取れる目標としての地点まで導いてくるのに、誰かほかのリーダーの元でも可能であったと思いますか?
全国津々浦々、「この人ができるというなら実現するかもしれない」という揺るぎない信頼感を、少人数ずつでも着実に積み上げ、現在に至ったこの成果を、誰がそのまま引き継いで最後まで積み重ねていけると思いますか?
少なくとも、「マスコミの前でのパフォーマンスが支持者を増やす最高の武器」と勘違いしている誰某には絶対に無理であると断言できます。
「小沢民主党政権」の下で、
日本中に漂う閉塞感をもたらしているいくつかのガン細胞を切り取り、
官僚を真に国民への奉仕者として使いこなす術を体得した民主党を始め協力政党の気鋭の若手が、
国を愛し、郷土を愛し、民衆を愛する、確固とした使命感に基づくリーダーの自覚を持って育ってゆく、
こんな夢が実現すると考えるのは楽観的にすぎるでしょうか。
民主党の諸氏には、これからの行動の前に一度自らの胸に問うてほしい。
「今自分の行おうとしている行為は、誰のためにであるか?」と。
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