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「デートしたい男性No.1は小沢一郎、でもデートできても、わたし緊張して何もしゃべれな〜い」のゆみこ2010です。阿修羅のみなさんお元気ですか。
8年ぶりの民主党代表選まっただ中の平成22(2010)年9月8日、わたしは群馬から『これが真のトロイカ体制だ!』という話を発信します。これはまったくわたしだけの考えで、両親に話したら「そんなことあるか!」と言われた話です。良かったら読んで、感想を聞かせてね。
これは、世間で「普天間問題で鳩山政権迷走」なんて言われ出したころから、わたしが思っていることです。
結論から言うと、小沢、鳩山、菅の三氏は今でも繋(つな)がっている。「日本をまともな国にする」という同じ志(こころざし)で、三人は繋がっているのです。三人がバラバラに見えるのは、その目標を達成するための戦略なのです。
去年8月30日の衆院選で民主党が圧勝し、政権交代を果たしました。民主党が自分たちで政府を作って国民のための政治をやろうとし始めると、いろいろな邪魔が入ってきます。言うことを聞かない官僚、うるさいマスコミ、その他(わたしはよく知らないけど)世の中で力を持つ人々、そして民主党内に潜(もぐ)り込んだスパイたちが、どうにかこの民衆のための政府を失敗させようと画策(かくさく)し、行動に移してくる。この既得権益を持つ連中をなんとかしなくてはならない、そしてまだマスコミや権威にだまされやすい民衆(B層)を目覚めさせ、この革命を成し遂げなければならない。
「政権を取ったら、これから解体しようとしている既得権益を持つ勢力が邪魔をしてくる」ということを、小沢、鳩山、菅と三人を支える人々は政権を取る前から当然予想していました。ですから、彼らは前もって入念に話し合い、いろいろな事態を想定して打合せ、考えのすり合わせをしたでしょう。
鳩山政権時、財務官僚が当時の菅財務大臣を取り込もうとしてきたことも想定内だと思います。菅さんが「乗数効果」のことを間違って理解していることを知った財務官僚は、それを本人には教えずに、自民党の議員に教え、わざと国会で質問させ、菅さんに大恥をかかせたということがありましたね。「あれ依頼、恥をかくのに懲(こ)りた菅さんはすっかり財務官僚の言うことを聞くようになってしまった」と言われていますが、わたしは菅さんがわざと取り込まれたんだと思います。菅さんが「乗数効果」をよく理解していなかったのは本当だと思いますが、それを官僚が利用して菅さんを貶(おとし)めて言うことを聞かせようとしてきたとき、菅さんは「しめた」と思ったはずです。「これに乗っかって、官僚の言いなりの振りをして、彼らの手の内を見てやろう」という作戦です。敵を知るのは、とっても大事でしょ。
そうして敵陣に潜り込んだ菅さんを、小沢さんと鳩山さんは「よしよし、菅さんやってるね」と見ていたと思います。
その間、鳩山さんも小沢さんとの連携を切られ、取り巻きにもみくちゃにされ、普天間問題でつまずきます。失敗のように見えますが、その過程で鳩山さんも敵のやり方を目(ま)の当たりにして、敵をよく知ることができました。そして米軍基地問題を沖縄の人たちだけでなく、国民みんなに意識させることにも成功しました。
そして、この1年間、鳩山・菅両政権の間、民主党議員の動きもよく見えたはずです。誰が味方で誰が敵(スパイ)か、よ〜く分かったでしょう。じっくり1年かけてあぶり出したんです。
さらに、マスコミの狂気ぶりもすごかった。見ている人たちはだんだんと「おかしいな」と思うようになったでしょう。マスコミ不信は人々の間にじわじわと広がっています。
事業仕分けは、財務省が潰(つぶ)したい事業を仕分けているだけで、実際たいしたムダの削減にはなっていないけれども、民衆向けには大変効果がありました。どういう仕組みで官僚が税金を不正に吸い取っているのか、テレビで毎日わかりやすく解説してくれるので、民衆が理解することができたからです。
ほかにもいろいろありましょうが、こうしていろいろな方面の準備ができたところで、今回の民主党代表選挙です。
まず“財務官僚に取り込まれ、対米追従組となった”菅首相が出馬表明。前原大臣や野田グループが、菅さんを支持。これで前原たち本物の対米追従組の誰かが代表戦に出馬することはなくなりました。
そして、我らが小沢一郎が出馬を表明!
鳩山さんが小沢さんと菅さんの間を取り持とうとする場面もありましたが、あれは「もう取引はしない小沢一郎」、そして「民主党代表選は、かつての自民党のように偉い人たちだけでごにょごにょと話を決めてしまう政党ではありません」ということを国民に示すことになりました。これも小沢、鳩山、菅の戦略でしょう。
いつも小沢一郎の映像だけを流し、「小沢一郎は悪いんですよ〜」という音声を付けていたテレビも、小沢一郎が代表選に出馬したので、ついに記者会見や街頭演説での小沢一郎の肉声を流さざるをえなくなりました。
すると、どうでしょう。小沢一郎の立派なこと!自分の考えを堂々と述べ、具体的な話をどんどんする、あの男らしい姿に心を揺さぶられない人はいませんでした。
対して、菅さんは記者の質問にも答えたんだか答えてないんだかよく分からない返答で、話があっちへいったりこっちへいったり、しまいには「小沢さんが首相になる姿が想像できない」というような、悪口みたいなことを言い・・・本当に情けない総理大臣の姿でした。
しかし、忘れてはいけません。これは彼らの戦略なのです。立候補の共同記者会見で菅さんが「小沢さんは政治と金、わたしはクリーン」というような話をするのをテレビで見たとき、わたしは「この人はまるでB層だ」と思いました。そしてはっと気付いたのです。菅さんは、自(みずか)らわざとB層を体現して、テレビでB層たちに見てもらおうとしてるんです。
「これがあなたたちの姿ですよ。マスコミの言うことを鵜呑(うの)みにして、自分ではよく考えず、誰かにおんぶにだっこ、そんなことで国が良くなると思いますか!」と。
これは小沢一郎を日本の総理大臣にするための計画です。そして日本を独立国にするための壮大な計画の第一歩です。だから菅さんはバカだ、アホだと言われても耐(た)えられるんです。そして、どこにスパイがいるか分かりませんから、相談できるのは奥さんしかいないのは当たり前です。薬害エイズ問題の時に厚生大臣のだんなさんをけっとばした奥さんですから、全面的に応援してくれるはずです。
そして、小沢一郎政権が誕生し、鳩山さんと菅さんも要職に就いて、国民のための政治が行われて、日本が独立を果たし・・・小沢さんが引退、後に続く人たちも立派にやってくれて・・・小沢さんが年老いて亡くなり、鳩山さんも菅さんも亡くなったとき、菅夫人 伸子さんがフリージャーナリスト 上杉隆のインタビューに答える形で「あの時のこと」を語る本が出版される。つまり、いまわたしが書いたような話を伸子さんがするわけです。
・・・・・と、わたしはこんなことを考えています。
ここまで書いて、「トロイカってどういう意味?」と思ったので調べました。魚類じゃないことは分かっていたけど、トロイカの意味はロシア語で「三頭立ての馬車のこと」だそうです。で、いろいろあって、「転じて、3人の指導者で組織を運営する体制のこと」だそうです。
ところで、今日、苫米地秀人(とまべち ひでと)の新刊『あなたは常識に洗脳されている』を読んだら、日本は国際法上、独立国とは認められていないと書いてありました。わたしは「属国扱い」されているだけだと思っていましたが、法律上もアメリカの属国だったなんて・・・ショックでした。
おわり
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