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ZAKZAKより
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20100903/plt1009031305000-n2.htm
民主党代表選が白熱する中、2011年度予算の概算要求で、一般会計が過去最大の96兆円台後半に膨らんだ。民主党が掲げた「無駄削減」や「予算の組み替え」も進んでいない。官僚の間では、代表選での苦戦がささやかれている菅直人首相を「総理候補」と呼ぶ風潮もあるといい、完全にナメられているようだ。
財務省が8月31日に締め切った各省の概算要求は、10年度の95兆380億円を上回る過去最大の数字だった。
社会保障費の自然増や借金返済に充てる国債費がふくらんだためだが、政府が各省庁に求めた既存予算の一律10%削減は、環境省や経産省が5−6%にとどまるなど、切り込み不足だ。
また、目玉としてブチ上げた「特別枠」3兆円に対する要求額も、公共事業費(国交省)、在日米軍駐留経費負担(=思いやり予算、防衛省)といった旧来の予算ばかりが要求され、高速道路完全無料化(国交省)や農家の戸別所得補償(農水省)など民主党の公約に掲げた目玉政策の要求額は大幅に圧縮されている。
なぜ、こうも政治主導が不調なのか。あるキャリア官僚は次のように話した。
「菅首相が民主党代表選で小沢一郎前幹事長に負けるかもしれないから、求心力を失っている。菅首相が財政再建を言っても『総理候補がまた言ってるよ』とコケにする人すらいる。小沢氏が首相になれば、もう一度概算要求をやり直すことになるかもしれない。だから、無駄削減や予算削減などに向けて本気で知恵を絞るのはバカらしいという空気もある」
菅首相は消費税増税を持ち出すなど、党内では「財務省に取り込まれた」「菅から官へだ」との悪評が高い。
そのあたりを意識してか、小沢氏は2日の討論会でも「(概算要求基準での)一律10%カットでは、自民党政権と同じ結果しか出てこない」と能力不足を断罪した。
こうした中、菅首相は討論会前に、恒例となっている揮毫(きごう)を求められると、「初心を貫く 平成二十二年九月二日 菅直人」と記した。ただ、首相は「初心」の「ころもへん」の点を入れ忘れ、「しめすへん」になってしまうミスも。やはり、「初心」を忘れているのか。
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