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投票日の一週間前になっても「どっちにするか迷っている」国会議員や地方議員に、スピーディーな決断を迫られる国政や地方政治を任せられるのか? 「自身で選択を行い、自分で責任を取る」って誰か言わなかったっけ。そんなにグズグズしていると、次期選挙で落選させられるぞ。「ハムレット」は議員には不向きだ。
おそらく「菅氏圧倒的優位!」の世論調査が気になっているのだろう。どのメディアを見てもそうだものなあ。だったらさっさと「菅氏支持」の旗を掲げたらどうだ。まさか「討論会を見て、政策をはっきりとわきまえた上で」とか言うんじゃないだろうな。あんたら曲がりなりにも同じ党に属する議員なんだから、我々よりもはるかに近くに位置していて「よく分からない」はないだろう。議場見学者ではないんだから。
両陣営の選対本部にしても、もう勝敗の見通しは出ているのじゃないのか? 風まかせの一般国民相手ではなく、政党のサポーターになるほどの見識はある人たちだ。どちらに投票するかはかなりの確率で読めるんじゃないか。中には「民主党議員に切に頼まれて」という人もいるだろうが、そんなサポーターは真っ先に投票行動が分かるはずだ。頼んだ議員がどちら側か調べればいいんだから。
もっともあまりに早く「勝利宣言」をしてしまうと風向きが変わる場合があるから、「今は接戦中です」としか言わないのだろうが、それは普通の選挙の話だろう。投票者全員がいわば身内なのに、そこまでフラフラ投票を迷ってはいないだろう。
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