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6日夜、菅総理は、日本テレビの番組収録中に「再選された場合小沢氏の要職起用を示唆」したと云う。また前回の参議院選挙の時と同様に選挙の中盤で発言がブレ始めた。おい、まだ戦いの最中だ。陣営の司令官が、勝ったら相手の司令官を厚遇するとか云っていては話にならない。貴殿は、我が国の自衛隊の最高指揮官であることも忘れるな。
もし再選されたら、小沢氏に幹事長とかの要職を示したつもりだろうが、では現在菅陣営で菅総理を支えて戦っている同志はいったい何なのかと云うことになる。まったく政治の「信」、戦争に於ける「同盟」の意味すらも分からない人だ。だからトロイカを示されれば、あっちにフラフラ行って、同志に恫喝されると密室談合はよくないとか云う。こんな人に、まともな政治などできないだろう。
マスコミの、菅総理がふさわしい65%とかの世論調査に気をよくしたのかもしれないが、ANNのアナウンサーが小沢陣営に世論調査への受け止めを求めたが、織り込み済み、とにべもなく強く出られ、そのアナウンサーの表情は困惑に満ち、実に不安げだった。つまりANNのアナウンサーは、内心、この世論調査結果は、先の新宿立会い演説会や梅田演説会で参集した小沢支持の党員・サポーターの勢いを反映しているのだろうかと思っているのである。
そもそも選挙の鉄則は、投票箱が開くその直前まで分からないものであるから、如何なる場合も全力で戦わねばならないのである。マスコミの世論調査が、どれくらい党員・サポーターに反映されるかは想定の話でしかない。そもそも30万人の党員・サポーターを選挙区300で割れば、1選挙区あたり1000人にしかならない。都市部は人口に比例して多いから、選挙区あたり数千人いるが、地方では本当に200〜300人しかいない地域もある。
一方、実際の投票者数は全国で6000万人規模であり、1選挙区あたり20万人にもなる。
だが党員・サポーターは基本的にその地域の衆議院議員が地道に集めたものが多く、世論とは少し遠いところにある。したがって、選挙区国会議員の普段の活動と支持具合で、その意思決定は大きく変わる。
例えば、ヤフーの世論調査では、全体では菅氏と小沢氏が拮抗していたが、民主党支持層では小沢氏70%菅氏25%という数字が出ている。同時に、菅総理の方が好都合だと考える自民党やみんなの党の支持層は、菅氏側に投じるケースが多い。したがってランダムの電話や無作為抽出の世論調査と選挙区毎に数百人しかいない党員・サポーターではコミュニケーション密度が異なる。因って必ずしも世論というマスコミュニケーション手法が優れて反映されると云う保証はない。それが分かっているから、ANNのアナウンサーの表情が冴えないのである。
菅総理はへんなことを云い出すし、そもそも選挙が終わったら挙党一致は選挙前に互いに確認しており、ちょっとブレだしたのではないかと見ている。同時に、仙谷官房長官や野田財務相の表情も冴えない。対し、小沢氏の表情は明るい。これは、民主党と云うひとつのコミュニティ内での選挙であり、そのコミュニティ内での戦いは一般の国政選挙とは事情が異なる。
地方議員も党員・サポーターもまだ選挙中盤であり、これから週末にかけて意思決定をする。まず政策をきちんと聴き、自らの判断を加味して投票行動をするだろう。マスコミは懸命にアンケートを取るが、そのとおりに投票するかは最後まで分からないのが選挙だ。なのに司令官が、選挙後のことを云ったりする。
なぜなら、小沢氏の勢いが益々増して来ているからである。テレビにも出まくり、殺到する取材攻勢に真摯に対応し、地方に出れば「命を賭ける」と約束する。今週は全国を駆け巡るだろうし、小沢氏陣営から情勢を聴くことも出来ないだろう。マスコミは、小沢氏政策に批判と書くが、総理になれば毎日のように国会で雨あられとその政策が批判される。当たり前のこと。
いわく、益々激しくなる小沢氏の政治家としての演説が、あまりに鋭く、菅総理はなぜかポストを云いたくなった、ただそれだけのことである。しかしそんな戦いは有り得ないのである。前回の参議院選挙でも途中でブレた。今回もブレた。なぜならそんなこと別に云う必要もないことだからである。
国民は、選挙中なのだから、政策を聴きたいのであって、そんなポスト談合みたいな話を聴きたいのでないのだよこのバカ。戦いは全力でやるものだ。それが有権者に対する姿勢と云うものである。菅総理陣営は、依然として小沢氏の政策を批判ばかりしているが、あなた方の国家運営政策は何ら語られておらない。
小沢氏が、経済成長とブチ上げたら、あたふたと経団連と同じような集会を開く。ミエミエだ。何か烏合の衆が、砲弾を撃たれて、右往左往しているように見える。一方、テレビは一部、小沢氏に対し軟化が見られる。政策が効いて来ているのだ。間違いない。
戦局の勢いは小沢氏陣営に傾きつつある。相手は、防戦(批判)一方になりつつある。
こう云う時は、更なる勢いを増すため、政策を更に論じ、その政治的浸透を得ていかねばならない。さぁ小沢陣営の国会議員諸君、政策を語るのだ。批判は打ち返せ。政権を担えば更なる批判が野党から来る。参議院はねじれているからだ。
敵方陣営はひるみ始めた。なぜなら菅総理に、政策が無いからである。汝、政策の剣を強めよ。誹謗中傷するな。語るは【国民の生活が第一】の政治の実現。景気を良くし、民の生活を図る、これこそが政治の王道。やれば出来る。重要なのは信念だ。やがてその先に道が開かれるであろう。
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